こんばんは。しなのさかいです。

世間が「さようなら~、カシオペア~!」となっているときに、空気も読まずにスキャン画像で前提を作ってしまいました。
しかも、一部の画像は既に2009年にアップしていました。7年前だともうすっかり記憶がない…。
重ねてゴメンナサイです。おはずかしい。
で、何の話の前提かというと、標題のとおりなんです。
トミックス・485系 Dk16編成・RED EXPRESSを年末に手に入れておきながらそのままにしていました(またです)。
3か月遅れでようやく本線を走行しましたので、その業務報告をしてみようと思ったんです。

以前にもトミックスでは「RED & MIDORI EXPRESS」として製品化していました。
しかしあれは「完成品」と呼べるようなモノではありませんでした。
屋根は黒いもののボディは赤一色に塗装しただけ。車番からロゴまで全てインレタを貼る必要がある「半完成品」でした。
一応やりましたよ、全部。
でも、仕上げてから気付いたのは、あのセットの価値は車両じゃなくて大きなインレタだったということ。
今でもインレタだけ「欲しい」と思うユーザーは多いんじゃないでしょうか。
今回はロゴだけでなく、車番まで印刷された非常にユーザーに優しい仕様(あたりまえです)。特定編成モノだと車番まで入るんですね。知らなかった。
普段からトミックス製品もこうじゃないといけません。

今回はHG製品ということだからか、パンタグラフまで黒染め。
片パンタグラフとなっていても、引き締まって見えます。

そして今回の目玉。JR九州の485系に注目していたユーザーにとっては待望のクモハ485-0。
間延びした側面に異質感が。これぞザ・改造車。ザ・切継ネタ。
「きりしま」カラーも待ちたくなります。

クモハ485-0のライト点灯具合を確認。
前面の形はマイクロエース製品と異なり、こちらの方が運転台窓の天地寸法が適正なんじゃないかなと思います。

5両編成の485系ということにも違和感ありまくり。
でもまあ、4両の485系よりは安定感があってホッとできるんですな。
その他、屋根上のアンテナ類、トイレ換気扇は、相変わらずテンプレートによる穴あけ作業が必須です。
列車無線アンテナは、2つ穴を開けようとしても微妙にズレて結果的に斜めに取り付けることになりますから、今回も片方だけ穴を開けておきました。
無線アンテナは足一つでも大丈夫だと思います。
それにしても、買ってすぐ穴あけ作業というのはシンドイですよね。
今でこそ中小私鉄が、新車投入よりも水戸岡デザインによる従来車両のリニューアルに着目しています。車両の寿命を考えてもリニューアルの方が経費を抑えられるんでしょうか。
そしてこの手法、20年くらい前にJR九州で大流行りだったということ。
まだまだ乗り鉄を楽しんでいた当方は、旅の思い出にこの水戸岡リニューアル車両が重なっています。ビフォーアフターのような「へぇ、こうなっちゃうんだ」というところが面白かったんです。
トミックス製品にときめくことは少ない中で、今回はたまたま「旅の思い出」が製品化されたので手にしました。
やはりトミックス製品とはこんな付き合い方になってしまいます。
同時に発売されたDo32編成の方がユーザーの喰いつきが良かったように感じるのは気のせいか。
マイクロエースのRED EXPRESSがどうだったのかはよくわかりません。
できればクロハ用に「GREEN&ECONOMY」のロゴマークが欲しかったかな。
ではまた。
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- 2016/03/22(火) 21:40:00|
- 鉄道模型(車両)
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| コメント:2
このセットの目玉クモハ485-0は、待望の製品化ですね!
485系の奇数編成の違和感は、模型として楽しい存在でしょう。
バラエティに富む九州の485系は、カトーの飯田線シリーズに匹敵するネタかもしれませんね。
あの黒染めパンタの分売をお願いしたいものですが…
こうなると かもめ+みどり 併結セットを期待したいですね
- 2016/03/23(水) 07:32:04 |
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- 線路際の住民 #-
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線路際の住民さん
かもめセットはこのセットに先行して6両セットでリニューアル的に製品化されました。だけどご指摘の通り、多層立てで楽しめるのがこのレッドシリーズのいいところなので、4両セットだらけで、かもめ、みどり、ハウステンボスの一挙製品化を期待したいです。まさかの12連の485系ですぞ〜。
- 2016/03/23(水) 08:02:05 |
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- しなのさかい #-
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