しなのさかいの駅前広場

四季島に旅情は感じない

KATO 14系500番台 寝台急行「利尻」

こんにちは。しなのさかいです。
土曜日の午前という、不慣れな時間に更新しています。




関東平野は例年並みに桜が開花し、この週末も桜吹雪が楽しめそうです。
うーん、お出かけしたいですね。

水曜日は、上の娘の高校の入学式があったので、そこまで女房と散歩しながら花見をしまして。
久しぶりに見事な桜を見て、ボーっとしてしまいました。

この季節は、当たり前ですが「新年度のはじめ」。
社会人になってから、久しく穏やかな気持ちで花見をすることができていません。
いつもアタマがイッパイイッパイの状態で「もう桜が咲いちゃったのかよ」と考えています。仕方がないかな。





だからこそ、鉄道模型。趣味活動。
カトーから14系「利尻」が発売されて、1週間以上が経ちました。
これ、当方にとっては待望のセットだったので、近所の量販店で予約していたものを引き取って、早速本線入場の準備をしたのです。





スハネフ14-500は、トミックスが先にやりそうな予感がしていたんですが、オホーツクセットの白い塗装でデビューしたまま。
先の50系51形もそうですが、トミックスがモタモタしているうちに、カトーがシュートを決めるパターンとなっています。
地上時代の札幌駅を中心とした「80年代北海道シリーズ」の面的広がりのスピードが、立石方面の予想を超えていたのかも?
“ワールド”を一気につくってこそ、細かい味付けができていくものです。





スハネフとオハネの時代設定は、三段寝台の頃。だから星マーク1個。
方向幕には「稚内」が印刷済み。これにより「最果てのブルートレイン」を演出。
カトーのブルートレイン(リニューアル後)は、部品構成にブレがありませんし、ユーザーとして支持できる構成ですから、発売されるまで何の心配もありませんでした。
そして、不思議とこの青20号を使うときは塗装も安定しているのですよね。





14系の座席車+寝台車による列車は、信越方面の「能登」や「妙高」よりも、北海道の500番台で実現してしまう格好に。
14系の特徴を活かした合理的な使用方法を示すこうした編成は、やっぱり好きなんですヨ。







そして、本セットもう一つの目玉が、スユニ50。
マニ50が登場していましたから、こちらも時間の問題だったかと。
そして部品構成も想像どおり。良い意味で驚きはありません。
採光窓が「ユ」を示しています。
スユニ50は様々な列車に使われていましたから、暖地向けを含めて、今後様々な列車の再現に欠かせなくなりそうです。
GMのクロスポイント・ブランドでも一時期ボディ一体成型のキットが発売されていましたね。
マイクロエースだけでなく、GMの肝いり製品も次々とカトーに攻略され続けています。



fc2blog_2016040822335442e.jpg

今回、単品で発売されたマニ50も1両だけ増備しました。
本州ではレッドトレインにマニ50が連結されるシーンがあまり見られませんでしたが(トミックスの昔のカタログではそんな列車ばかり掲載されていましたネ)、北海道では青いマニとスユニが連結された赤い51形客車の編成が頻繁に走っていました。
このタイミングでのマニ単品発売化も、お膳立てができた上での発売だったのでしょう。
台車にカプラーポケットが付いたアーノルドカプラーでリリースされています。
当方はもちろん両端ともに「かもめナックル」に換装しました。
室内灯も取り付け。「荷物車だから」と例外は設けていません。



fc2blog_20160408223500677.jpg

今回のセットは「最果てのブルートレイン」ですが、51形と荷物車の組み合わせで「80年代の最果て鈍行」をお楽しみしただけます(笑)
スユニ50の単品販売も期待しましょう。
1980年代によく見られたマニ44もそろそろ欲しいところですし。
函館本線の41レにも併結されていましたよね。スユ15とマニ50、これにマニ44が加われば完璧かもしれません。
そういえば、マニ44もGMが「1両単品」でリリースしていました。





北の大地を激走!





架線区間も激走!





列車交換のつもりで。
言い忘れていました。例外なく「利尻」にも室内灯を組み込んでいます。





3灯形同士の列車交換。





これぞ1980年代という画像で。





グダグダな記事になってしまいました。
今回の「利尻」は、それだけカトーとしての「無難な製品」となっており、繰り返しになりますがいい意味で驚く点がそんなにありません。
座席車については「はまなす」「ニセコ・宗谷」に続く3回目となり、不満のない安定した製品であることが市場的に認められた格好となりましたし、寝台車についても、ほぼ「ガワ」と「ガラス」を新規としただけで新形式の誕生。これまでのニューブルトレと同じ安定感。
荷物車にしても同様です。
だから安心して買える。そんな買い物は穏やかで気持ちいいです。



そして今回も「80年代の北海道を表現するには欠かせない列車」でした。
車両の形式単位で買うかどうかを決める方法もありましょうが、最近の当方は、地域と時代を意識した切り取り方でNゲージを楽しめる方が幸せに感じるのです。
車両の形式に着目するよりは、列車単位で捉えたい。「旅と鉄道」や「鉄道ジャーナル」の列車追跡シリーズもそうですし、故・種村氏の著作で読む「列車」にも、「その日の列車」の味わい方が含まれています。
だから、編成を楽しむと同時に、そのとき中にいたであろう人々を想像することまでが、新しい模型を手にしたときの自分なりの通過儀礼となっています。



1987072416.jpg
1987年7月24日 札幌駅(ヒドイ画像であることは重ねてお詫びします)

その切り取った地域と時代に、自分の思い出が重なれば、なおよし。
今では考えられないことですが、80年代は、中高生の誰もが「富良野に行ってみたい」と思っていた時代でした。
そして、自分もそんな思いで渡道した1人であり、その時の冒険は今でも強く思い出として残っています。



50系51形、14系、711系…。そして781系もやってくることが確定しました。
スケールが大きい鉄道模型は、車両の個体そのものに注目してしまいがちです。
しかし1/150のNゲージでは、たとえレイアウトを所有していなくても、「隣のホームに停まっている列車」をイメージしちゃうもの。
このイメージ、妄想が実に楽しい。
はっきり言いますが、カトーのラインナップでそのイメージの中に足りないのは、キハ22、キハ40-100、キハ183系、キハ82-900です。
このあたりまでカトーとしてリーチしてもらえれば、鉄壁の「80年代北海道シリーズ」が完成することでしょう。


ではまた。




スポンサーサイト
  1. 2016/04/09(土) 11:20:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<相鉄9000系リニューアル | ホーム | 鉄道コレクション キハユニ>>

コメント

我が家にも利尻がやって来ましたが、箱から出したのごマニとスユニだけ…
まずは 51型と繋げ 脳内に塩狩峠の風景を浮かべ ニヤニヤしていりところです。
このところ 大手2社から北海道関連商品が集中した為に充実してきました。
キハ82と並べた時の頬は緩みっぱなしですよ!
DD51同士の交換風景の画像に そうそうコレ!と 呟きましたよ、何だかホントにユーザーのツボを突かれぱなしのこのところです、
  1. 2016/04/09(土) 22:50:09 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

塩狩峠

線路際の住民さん

カトーの現在の展開は札幌駅を中心にしたものと推察していますが、宗谷本線の列車交換風景を先取りするのも悪くないかなと(笑)
今日もいろいろと自宅の資料を漁っていました。宗谷本線でDD51が牽引する、オハフ51+スユニ50だけという編成(?)もあり、80年代もなかなか大人のメルヘンが漂っていたんだなと再発見しています。
  1. 2016/04/10(日) 18:22:09 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

利尻、宗谷、天北と展開できそうですね。

最近富カトー見ていたらマイクロエースの時代や仕事は終わったように思います。

マイクロはいつ出るかわからん、出たら高額、品質低下ですからもうマイクロは自滅しましたね。
マイクロは転売ヤーが扱う商品になりました。

マイクロが再生産しない理由に転売ヤーが古い商品を転売したり新しい商品が出た時に古い商品を下取りに出して新しい商品を買うとかクレジットカードのショッピング枠の現金化とかで支払に使うとかが多いからというのも理由です。

マイクロエースは本業が不動産会社ですから不動産の感覚でNをやっているのでしょう。

買ってすぐオク流しなりマイクロエースのやり方が販売店を追い詰めることになりました。

販売店曰く、転売するなら買うなとです。
  1. 2016/04/11(月) 12:33:05 |
  2. URL |
  3. アンチマイクロ #-
  4. [ 編集 ]

りし~り14系

隠密です。
「利尻」入線おめでとうございます。
しなのさかいさんのレイアウトでは「北海道物語」が情実してきましたね。
夏には「ライラック」も加わるそうですし、北の大地に思い出が多い人にはタマラナイでしょうね。
C62「ニセコ」からH5系新幹線まで、KATOの物語性はスゴイと思います。

今回の14系500番台の仕様、ハイグレードでイイですね~♪
単品の14系もリニューアルして欲しいな~、と思ったりしますが…。
  1. 2016/04/11(月) 21:02:49 |
  2. URL |
  3. 隠密 #oKzxZbq2
  4. [ 編集 ]

アンチマイクロさん

マイクロエースも、価格が上昇してもそこそこ対抗できる製品を作れていれば良かったのです。
当ブログで以前から指摘していたように、設計云々ではなくて、工場をコントロールできないビジネスモデルが、例えばパーツの組み立てに接着剤を使うとか、そういうことをさせないようなコントロールができないことが、価格上昇のときになってかえって目立つようになってしまいました。価格に反比例して仕上げが難ありですから。
もう少し楽しませてくれれば良かったのですが。
  1. 2016/04/11(月) 23:13:51 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

普通の14系も

隠密さん

本州以南向けの14系座席車もリニューアルして欲しいですよね。牽引機がたくさんあるカトーですから、なおさら客車ラインナップは鉄壁であってほしい。ま、期待していましょう。願いは叶いますよ。
  1. 2016/04/11(月) 23:17:02 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sinanosakai.blog100.fc2.com/tb.php/1414-b8418d07
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)