しなのさかいの駅前広場

四季島に旅情は感じない

第55回静岡ホビーショー(その2)

(その1からつづく)


【トミーテック】

本家・トミックスとの関係が気になるトミーテックのジオコレ系アイテムです。
今回は、多くのユーザーが良い意味で裏切られた遊び方の提案が1つだけありました。




その前に鉄道コレクション・キハ54 500番台を見てみます。
グリーンマックスの完成品が10年以上前に世に送り出されてから、不思議と競合することもなく、ここにきて鉄道コレクションという「緩い競合」に。
ヨコハマのときにも書きましたとおり、このネタは本家でやって欲しかったなと、なぜかそう思います。キハ40 100番台との連結は前提条件ですから。
しかしこのようなカプラーですから、このダミーとしておくしかないようでして残念。

鉄道コレクションについては、当方、金型的な不満はそんなにないんですよね。
どれを見てもとにかく善戦している。
多くのユーザーが不安に感じているのは塗装とか価格なんじゃないでしょうか。
このあたりは、最後にまた触れましょう。





鉄道コレクション10周年記念・第3弾は1/80スケールの鉄道模型をNゲージの線路で遊ぶというもの。
そうか、そう来たか(笑)

架空の世界の鉄道ということなので、ツッコミは効力がありません。





企画された方は、黎明期の鉄コレのコンセプトを大事にしているんでしょう。「もう一度言います。こんな世界も鉄道模型のあり方のひとつなんですよ」と。
遊び方を併せた「新規格」の提案は、カトーの飯田線シリーズやRhBシリーズと競合しそうでもありますが、“架空の世界”というところがやや弱点でもあります。
路線図の紹介もありましたが、この延長として沿線の風景を企画側から強く情報発信していくことが必須ではないでしょうか。
あの「地鉄電車」に近づけるといいですね。





バスコレからは神奈中ツインライナー。
偶然にも先週、実物を見ました。しかもこの写真のところで見たんです。背景が山です。
そんなこと、どうでもいいですよね。





走行システムを準備しての登場。
「追越し注意」の表記もされるのでしょうか。
かつてのメガライナーも製品化されるのを待っているんですよ(買いませんけど)。





バスコレ・第20弾には、久しぶりに少し懐かし目の車両が入るみたい。こうじゃなきゃいけません。
その中の東急バスは、1台くらい持っていた方がいいのかもしれませんが、これはひとりごと。







ジオコレの建物については、目立ったのはこの辺りでした。ファミレスは既に発売されていましたっけ?
「バスの駅」は“いかにも”というネタで、法隆寺のバス停がこんな感じだったかも(記憶違いはご容赦ください)。
ココまで来るとバスネタとしては「バスタ新宿」とか名古屋駅のバスターミナルのようなものしかないんでしょうな。





そしてひっそりと樹木のリニューアルの告知がなされました。
箱が大きくなるかもしれないけど、枝の接着が面倒ので、木を全体的に一体成形として再登場してもらいたいです。




ジオコレシリーズを見てきました。
ここ数年の止まらない勢いは、しばらくの間、本家トミックスをオマケ的な存在に追い込んでいましたが、とうとうジオコレも足踏みを始めたように見ています。




特に気になるのが、このような今の鉄コレのラインナップ。
Nゲージ完成品としても製品化されそうなアイテムが、鉄コレで次々と店頭に並ぶようになりました。

なので選ぶ方も気軽に、そして気楽にというようにはいかなくなり、殺伐とNゲージ化をするために動力やパンタグラフを買い揃えるか、将来的なNゲージ化を「自分に約束」しながら箱を積み上げ続けるか、というムードに。

前者なら完成品と大差ない投資が必要となりますし、後者なら後者で、箱にしまったままの車両が山のように部屋を占領して、そして雪崩がおきる…。

こういうことを考え始めたユーザーが他にいるのかどうかはわかりませんけど、最近の中古店では箱に入ったままの鉄コレが多く見られるようになったと思えてなりません。


鉄コレは本当にディスプレイモデルなのか。それとも、もはやNゲージなのか。
車種選択の境界が曖昧となってきたことが、ユーザーに鉄コレとの付き合い方をわからなくさせているようです。
いずれにしても、こういう趣味は「財源を投じた分だけの楽しみが得られているか」が大事なんですよね。
そしてそれは「今」である方がいいかも。
いつかはいじろうと思って買い貯めた鉄コレの飯田線・旧国たちは、ほんの数年後に悲惨な運命を迎えましたから。
難しいけど、そういうことなんです。


(その3へつづく)
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  1. 2016/05/17(火) 00:01:00|
  2. 鉄道模型イベント
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  4. | コメント:2
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コメント

鉄コレから HO/n製品のリリースを聞いた時 驚きました。
比較的コアな層の多いナローゲージへのチャレンジは、どうなるか見守って行きたいですね。
実際の鉄道では無く 敢えて空想の世界から始めたところは、ジオコレ初期のコンセプトに戻り 独自の世界の展開を目指すのでしょうか。
こうなると 森林鉄道なんて良いでしょう
  1. 2016/05/17(火) 07:34:24 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

第1弾のニオイ

線路際の住民さん

架空鉄道でも、こうしたコンセプトなら懐かしさの方が強く表れるため、そんなに批判的にもなれませんでした。まったく同じ意見で、見守っていきたいです。
第1弾のオープンパッケージも再生産されました。「遊んでください」というメッセージは感じ取れる訳です。
  1. 2016/05/21(土) 21:13:13 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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