しなのさかいの駅前広場

四季島に旅情は感じない

第38回鉄道模型ショウ2016(その2)

(その1からつづく)


【トミーテック】







鉄道コレクションについては、小田急1800形という時代的、形態的にやたらと気になるネタが発表されています。

ただし見たところやはり「鉄コレ」。
窓おさえの表現も白いボディ側に表現し、そこを黒く塗る(印刷する)ようになっているので、ボディの厚みが白く見えてしまう仕様に。

明るいボディにこの表現をやってしまうのは完成品としては御法度で、なんと言いましょうか板キットの時代の作品のようです。
屋根にも気になる分割線?
これらを「鉄コレだから」と許容するかどうかが、ユーザーのコレクションの積み上げ方の分かれ道かもしれません。





建物・地面系ではトラックターミナルの背の高い方が。
これくらいしか注目できるものがありませんでした。
建物もそろそろ力が尽きてきましたか?
歪まない金型でリリースできるようになった頃に失速してしまったようで、残念です。



【グリーンマックス】





このマンション、ひっそりと隅っこの方で紹介されていたので気づかないまま立ち去るところでした。
「2017年夏以降」という、何かを学んだ結果のような素晴らしいアナウンスが目に留まりました。
こういうやり方もあるのですね。
一瞬、もうすぐ発売かと勘違いしてしまいました。

その他。
ずいぶんと前に発表されたEVOシリーズ第2弾も行方不明のまま。
展示されている車両たちも、どれが新しい内容なのか、そしてどれが新動力なのかもよくわからず。

ちなみに当方は、最近の同社の新製品発表を見ても、今まであったようなものがズラズラと書かれているような気がして、読む気にもなれません。
まるで新聞の活字、スターウォーズのOPのようです。
小売店も同じ思いじゃないでしょうか?

イチオシは、買いたくても買えなさそうな(?)新動力ユニットのようで、静岡のときと変化なしでした。



【マイクロエース】



夏の限定品だけを見てきました。
ほほう、JAMだけでなく鉄道模型コンテストでも販売する…。
クリーム色1号の感想がいろいろと湧いてきそうです。

かつて湘南色で同じことをやっていた夏がありまして、そのときはあまり良い見方をしていませんでした。
しかし、ここまで市場の中での話題づくりができなくなってきた同社としては「こうしたささやかなアイテムでも…」という思いがあるのかもしれませんね。

「まあ、こういうものがあってもいいでしょう」という緩い気持ちで販売し、手に入れ、他社の113系に組み込んで遊ぶ(爆)。
案外そういうのもいいのかも。
少なくとも、このようなアイテムを見て「買っておかなきゃ!」と思うべき時代は、もう終わったんだと思います。

ガラスケースは、とうとう1つだけに。
昔は4つありました。




注)モデモについては目新しい情報が無かったので省略します。江ノ電シリーズは今こそ頑張るときですぞ。


(その3・完へつづく)

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  1. 2016/07/29(金) 08:15:00|
  2. 鉄道模型イベント
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  4. | コメント:4
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コメント

今年の会場を見て寂しいな〜と感じたのはわたしだけでしょうか?
鉄道模型市場の現状なのかもしれません
グリーンマックスのマルタイも発売延期を繰り返しての発売直後の模型ショウにもかかわらず印象に残らない位の扱いに 無理矢理の発売だったのかな?
暫くは、大手2強時代が続くのではないのでしょうか。
  1. 2016/07/30(土) 07:12:13 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

立ち位置

線路際の住民さん

GMのマルタイはひっそりとしていました(笑)
気がつけば完成品メーカーの様相なのですが、そんな立ち位置となっても設計思想には共感できない部分がたくさんあります。
再三指摘しているホロもそうだし、前面方向幕は非点灯(オデコまで導光させることができないのですね)、車体をひっくり返してもキットメーカーの頃と変わらないチープな床下機器パーツとその取り付け部のスカスカ感…。
大手2社と同じようなことをやろうとしているようなんですけど、ユーザーから見るとその差が目立つから痛い。
例えばかつてのストラクチャーキットの中にある島式ホームはトミックスの規格に準拠していました。ビジネスビルもジオタウン準拠だし。そういう発想や立ち位置って、メーカーとしてはプライドが許さないのかなぁと。ユーザーとしては選択肢が広がって大歓迎なんですけどね。
  1. 2016/07/31(日) 07:50:46 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

もうマイクロエースの使命は終わったと思います。

発表しても延滞ばかりで最終的には出ないとかもうどうしようもありませんね。

出した所で8両5万円とかふざけてますね。

新製品発表毎月やってますが本当に出せるのですか?

まー無理ですね。

このブログの2014年8月頃の記事で取り上げられた<span style="background-color:#FFFF00;">レールショップなかむら</span>さんが<span style="background-color:#FFFF00;">閉店</span>されました。

マイクロに限らずこれだけ製品だされても結局ユーザーはもうお金続きませんし販売店が減った理由もこういう所にあります。

ネットオークションを1つの店舗として見れば最早量販店ですら対抗出来ません。

やはりなかむらさんもネットオークションをかなり嫌っていたそうです。
  1. 2016/08/02(火) 22:01:54 |
  2. URL |
  3. アンチマイクロ #-
  4. [ 編集 ]

無機質な消費

アンチマイクロさん

いつもコメントをありがとうございます。
レールショップなかむらさん。2014年8月に訪問し、いろいろと昨今の事情についてお話をさせていただきましたが、とうとう再訪は叶いませんでした。専門店がまた1つ無くなるといるのは、やはりつらいです。
いつの間にかこのようなお店で過ごす時間が、パソコンの前で過ごす時間や量販店で過ごす時間に変わっていったということでしょうか。
マイクロエースの高価格化は、店頭に商品を並べて、ユーザーとの対話の中で売るというスタイルを完全に崩してしまいました。このことは真逆的な存在である鉄道コレクションにも同じことが言えるのかもしれません。
かつて鉄道模型は買う瞬間も楽しみながらというか、コミュニケーションを取りながら買うモノでした。
そうでなくなってしまった今、当然ながら製品にもそこまでの触媒的価値を求められなくなったということでしょう。右から左へと予約が入ればら取り寄せて売る。低価格で粗雑なものは山積みにして売る。そこには説明や楽しさを語り合う時間はなく、無機質な消費のシーンがあるだけ。
どうしたらいいのでしょうね。
  1. 2016/08/02(火) 23:47:01 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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