しなのさかいの駅前広場

やっと来るのは、青い空。

第56回全日本模型ホビーショー(その2)

【トミックス】

今年はトミックス40周年だそうです。
このことに関連した特別展示がありました。


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過去の青いカタログも、今となっては懐かしい「製品」。
こいつらにはホントに大変お世話になりました。
眺めては「買えないなあ」とため息をついていた自分を思い出したりして。
んでもって、町の模型屋さんに行く前日は、何回も何回も所持金とカタログの金額を照らし合わせましたっけ。

画面下には、あの幻の「板谷峠セット」が見えますね。1990年頃に見られた「瞬殺アイテム」のご先祖様というべきシロモノです。



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そして、そのカタログに掲載されていた車両たち。
語り出したら1週間くらいはやれそうな、思い出が詰まった車両たちです。
この模型たちの前には、とても楽しく、満足していた少年時代の自分がいたのです。

キハ30系もキチンとトミックスの歴史に刻まれているのが嬉しい。
トミックスにもタブーのような触れていいのかわからない「◯◯シリーズ」が結構あるのですよ。
ネクストシリーズとか9600とかね。



さて、本題。
ホビーショーですから。

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C11325が、さらに製品レベルに近づいてお目見えしました。

意外と各所の線が細くなっています。
ナンバーのフォントは細いなあ。
ダメ、やり直し!(ウソです)



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サイドビューです。



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上から。



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上からもう一度正面を。
デフレクターは、前部断面のエッジ処理をもうひと工夫してもらいたかったけど、それも高望みかな?
チョット厚みがうるさく見えます。





キャブとエアタンク付近のパーツ構成。
ガラスケースの中のデモンストレーション走行では、おそらくC140だと思いますが、結構なカーブを回していて、カトーのC12やC56と同じような用途、遊び方をPRしていました。
それ故に、エアタンクの干渉に興味がありますが、C280以上であればまずは問題は無いでしょう。

2009年にC57でブレイクスルーした、トミックスの蒸気機関車づくり。
二軸貨車も細々とつくり続けている訳だし、旧型客車もある訳だし。復活蒸気に偏らないラインナップの展開も求めたいところです。
もっとも嗜好的には、既に現役時代の再現を目指すカトーのC11に一票、なんですけどね。



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キハ52・盛岡色。
同色のキハ58系が絶版となって久しいので、てっきりそちらが先にやり直されるものと考えていました。
この辺りのネタも、そろそろ懐かしさが目立つようになってきたみたい。
平成ヒトケタ時代には、まだまだ国鉄のようなニオイが立ち込めていました。
大糸線セットで張り上げオデコボディを作り分けたトミックスとしては、まあ製品化するだろうなあと理解できるアイテムです。
衛星無線アンテナ?が最末期の姿を悲しく表していました。
ここはどうせピンバイスドリルの出番でしょうから、取り付けない選択もできるのでしょう。



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こちらも同じような立ち位置か。
旧新潟色のキハ40系です。平成初期にはよく羽越本線の架線下を走っていました。
床下がグレーなのは、チョット時代的にナウ過ぎるんです。黒でもいいんじゃないかしら。
細い青と赤のラインをキチンと入れているあたりは、キハ58系と違ってライトリムが外れるキハ40系の仕様の賜物ですね。



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これはよく知りません。



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EF641000の牛乳パックカラーで屋根付近の白いラインが入っていないやつだそうです。
もう食傷気味かな。



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京都丹後鉄道「丹後の海」でしたっけ。
「ゆふいんの森」みたいで面白そう、ではありますが。



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小田急ロマンスカー10000形HiSE。
よく頻繁に再生産されているような気がしますけど、どうなんでしょう。
現実的ではカトーのHiSEのリニューアル再生産が期待できない今、このトミックス製品を掴んでしまうのも良いのかもしれません。
が、ドア周りは仕方がないとして、いつもフロントのピンク帯の回り方が気に入らないのです。
展望席上のところですよ。
この試作品、ボディはおそらく前回品の流用じゃないかなと思うので、そこんとこヨロシクです。
できれば登場時の姿がいいんですけど。
私鉄電車は登場時の姿が一番ステキです。



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目立たなくて危うくスルーするところでした。
コキ50000形はグレー台車付きの2両セットで、テールライト点灯化。
デッキ上に妙なコブとか平べったい構造物が発生するようなこともなく、デッキの厚みの中にライトユニットが納められたようです。
これはいいなあ。




あとはパネルによる製品化告知。

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トミックスも、ついに緑色のタキをやることに。
これもテールライト付との告知。後発ならではのアドバンテージが感じられます。
しかし、カトーのタキを、もうたくさん持っているんですよね。
EF210やEH200もカトーでキマリなので、カプラーの統一性などを考えると、買わないかなー。



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これは16番ですが、トミックスが159系なんですって!
それも「銀サロ」まで製品化。
スケールこそ違えど、トミックスでもこうしたネタを企画するんですね。むむむ。





ついでに、このパネルを見て「トミックス」ブランドと「鉄道コレクション」の関係を。

当方、こうしたアイテムたちがトミックス製品として出てくることが不思議というか、よくわからないです。
最近の鉄コレ製品には、似たような第三セクターの車両が溢れているのにね。
買う方としては戸惑いがありますが、「流れ」の中での企画のようでもあり、仕方がないのかも。
それにしても、ドーンデザインの車両が氾濫しています。好きではありますが。

※トミックス編はもう少し続けます


(その3へつづく)
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  1. 2016/09/28(水) 08:00:00|
  2. 鉄道模型イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

充実したコンテナシリーズを展開するトミックス貨物列車シリーズの中で 不思議なほどタキ1000の製品化が無かったので ようやく…と言う感想です。
トミックスならではのタキ1000を期待します。
もう40年なんですよね、歴代製品コーナーを見ながら 鉄道模型を買う時の気持ちが、如何に期待に満ちて居たかを思い出しました。
この頃って予約品を消化する感覚なんてありませんでしたよね!
  1. 2016/09/29(木) 07:10:57 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

40年の歳月

私が鉄道模型を始めたときは香港製のED75とワフ28000が最初の車両でした。
あれから40年、自分の年齢に重ねて考えると歴史を感じます。
当時は垢抜けない製品で信頼性も低く、耐久性がないこともあって最近まで毛嫌いしていました。
購入の動機や新製品を見た時のときめきが今とは大きく違っていましたが、競合製品ばかり発売になる落胆はあまり変化していないと感じています。
  1. 2016/09/29(木) 09:26:40 |
  2. URL |
  3. ホビぽっぽ #iWfHidvU
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昔の車両て今と違い精密ではありませんがむしろ新鮮さすら感じます。

何故か飽きがきません。
加藤のキハ20や103系初期型は数年前に再生産ありましたが現代の車両とならべても遜色がありません。

当方ではトミーの茶色レールや緑のバワーパックなり井中駅のホームや駅舎や跨線橋は今でも現役です。

架線柱はアーチ式や現代の単線架線柱ですが昔のままのシステムは個人店にとっては扱いやすかったと思います。

カントレールとかPC枕木レールとかも素晴らしいとは思いますが閉塞システムとか最近のレールはもはや個人店では対応ができないと思います。

個人店が衰退した理由はハイテク化も要因にあると思います。

閉塞システムなんかは下手に配線を増やすよりラジコンカーみたいなシステムにしたほうがいいように思います。

電池の問題や車両側の対応が課題ですが。
  1. 2016/09/29(木) 17:54:34 |
  2. URL |
  3. アンチマイクロ #-
  4. [ 編集 ]

毎度イベント参加お疲れ様です!

お早う御座います

ホビーショー参加お疲れ様です

今年は(今年も?)競作が多いようで。
富さんのC11の情報有り難う御座います

でも・・・
どうしても先輪の辺りが玩具っぽいと言うか、なんと言うか・・・
値段も恐らくはK社以上になると予想されますし

コレはK社のみで良いかな?
と思わせていただきます。
  1. 2016/09/30(金) 07:31:16 |
  2. URL |
  3. 海山鉄 #-
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トミックスのタキ1000

線路際の住民さん

トミックスにあるべきでなかったもの、それが今の世を走るタンク車でした。
テールライト点灯化はイイとして、それ以外にどのような後発の仕掛けがあるのか注目したいところです。
しかし、カトーのタキ1000は非常に満足度が高く、車間短縮ナックルカプラーとの組み合わせを見てしまうと、これ以上のものを作れるのかと疑問に思うところもあります。80分の1と同時に制作するあたり、Nがチャチに見えてしまわないか、その辺も心配ですね。
  1. 2016/10/01(土) 11:12:31 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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競合と選択肢

ホビぽっぽさん

競合するところは今日も否めず、ますますという雰囲気です。
競合する理由、先行他社製品を認識しつつ「当社のワールドづくりにはどう考えても足りないピース」ということであれば、なるほどと思えますが、単にバリエーション展開をしやすい形式であるとかで競合するのはちょっと悲しいかもしれません。

青いブランドが世に出てから40年。ユーザーに選択肢を与え続けたブランドという意味では大きい存在と長い歴史だと思います。
問題は大手2大メーカーが40年絶っても「3大」「4大」とはいかないところでしょうか。いつまで経っても「2.5大メーカー」という感じがしてしまいます。難しいですね。
  1. 2016/10/01(土) 11:26:47 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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自動閉塞システムに見る「源流」の視点

アンチマイクロさん

コメントをありがとうございます。 
そこなんですよね。
今後いろいろとラインナップされるであろう自動閉塞システムのパーツ群は、資金的に零細小売店で店頭に置くことは難しいでしょう。結局はユーザーから「あれとこれを取り寄せてほしい」という要望が無いと動けないかもしれません。
仮に、無理にすべてのパーツを置こうとしても、やがては歯抜け的に在庫が残ってしまい、それらを処分するのに小売店がどういう思いをしてどういう行動をとるのか、ということは歴史的に確立されていると思うのです。単なるシステムのイチ部品ですから50円くらいにしても売れませんよね。そーゆことです。

店頭で顧客にいろいろと勧めてみる、アピールする、買わないつもりだった顧客に買わせる。こういうアクションが生まれない限り、この市場はますます「源流」と「河口」だけのデジタル的なつながりに収斂されていくと思います。流れの中間は「土管」で、単なる「売店」と化す訳です。
これでは小売店とユーザとのアナログ的なつながりはますます…。
小売店と顧客が店頭で、アナログ的につながれるきっかけとなるアイテムや新企画こそが、今のN市場・流通全体に求められているのではないでしょうか。
このシステム、企画としては野心があると思えますが、今のNゲージ市場を俯瞰した製品に思えないのが痛いところです。

どうしても初代ネクストシリーズを思い出してしまうのでした。
あのパネルブロック、どこでもデットストックになっていたじゃないですか(笑)
  1. 2016/10/01(土) 11:42:44 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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ウキウキしてこない325号機

海山鉄さん

トミックスのC11、どうでしょうねえ。
当方もカトーだけを持てばそれで十分な気がしています。
なによりも、現代の325号機になんの思い入れもない自分が、昔から今に至るまでまったく変わらないのですよ。
製品化告知を受けてもウキウキしないというのはおそろしいものです。
  1. 2016/10/01(土) 11:47:12 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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