しなのさかいの駅前広場

細かいことばかりでよく分かりません。

KATO EF70 1000・ED75 700・20系寝台特急「日本海」

こんばんは。しなのさかいです。




こちらからもいきますよ。
カトー・9月末の大攻勢、PART3。
EF70 1000、ED75 700、そして20系寝台特急「日本海」です。

もう10月も下旬近くですし、方々でプレビューがされ尽くされた感があるため、こちらからは軽くフワァっと終わらせます。
そろそろ「秋の中央西線祭り」が始まってしまいますから、その準備もしなくちゃいけません。





繰り返しになりますが、EF70の運転台付近が、大きいパンタグラフと共に見ていて楽しいと思うのであります。
ホビーショーのときに感想を述べたとおり、Hゴムをボディ側に表現していてもガラスパーツの厚みがボディの断面を一切見せていません。
なのでセンターピラーの細さは、未だにトミックス製品では真似できていないのです。
ここ、とても重要。





サイドのナンバー。
フォントも的確に再現されていますね。





カニ21との連結部分です。
カニ21の車掌室側には車間短縮ナックルカプラーを。
これ、当方の20系客車に対する標準工事です、とは繰り返し申してきました。
たまに機関車がカニ21にゴツンと当たると自動連結します。少しお得な気分になります。
連結される客車の両数が13両ですから、重みもありますし、そんなことも起こるのでしょう。
良い子はマネをしてはいけません。





20系客車の車掌室の表現は劇的な進化を遂げました。
受話器の表現までしてくれたことには感謝します。あらためて、ありがとうございました。
こういう箇所の表現って、何でも作り込めばいいんではなくて、ツボのような部位が再現されるだけで精密感がグッと増してきたりします。

あ、どこぞのメーカーは和式便所をきちんと再現していましたが、今回の受話器とは一緒にしないでおきましょう(笑)





今回の20系では、ついにナハネフ20が登場。
閉塞された窓が見ていて面白いです。
この角度、ナハネフを見上げる角度が好きなんですよ。流麗と言いますか…。





ED75700は、かつての「奥羽線形」のリニューアル品です。
さて、このリニューアル品。ややナンバーのフォントと文字配置に違和感あります。
文字間隔が空き過ぎているみたいなのです。
EF65PFと同じように、凹凸のある文字ではなく印刷で再現されているからでしょうか。





比較のために過去の画像を使います。
ED79のナンバーは割と良かったのですよ。
チョット残念でした。





かといって、こうしてレボリューションファクトリー製のナンバープレートを買ってみても、面倒くさくなりそのまま(笑)
こちらは旧製品用なので若干オーバーサイズなんですよね。
もう少し研究が必要です。






それでは、寝る前の運転会です。




「日本海」は夜行列車ですから。
青森から頑張ってきたED75700が先頭に立って入線。





20系のテールサインは、白くボワ~っと灯ると不思議と見ていて落ち着きます。
そういう人は、まず間違いなく20系中毒です。





深夜の井中温泉駅前。
駅前には「日本海」から降りる家族を待つ車。
夜汽車を巡ってはこんなシーンも繰り返されていました。





ここで牽引はEF70 1000にバトンタッチ(おい、EF81はどうした!)





再び大阪へ向けて出発。
ナロネ21の室内パーツの色がA寝台を自己主張していて楽しいです。
ところで、これも繰り返しですが、当方の所有する20系客車には、全てカトーの旧LED室内灯を取り付けています。
やや減光された雰囲気が出て、とてもイイ感じなので。
『皇帝のいない8月』ではそんな明るさの車内で自衛隊が銃撃戦をしていました(設定は14系「さくら」ですけど)。
“減光タイプ”なんていうネーミングで再生産されたら面白いなと思うのは当方だけでしょうネ。

あ、14系や24系にはちゃんと「クリア」を使っていますョ。




という訳で、EF701000、ED75700、そして20系寝台特急「日本海」でした。

カトーの客車列車は必ず牽引機を連れてきてくれるので、楽しみが倍増する注目の企画です。
機関車は機を逸しずに買い求めるのがコツでしょうか。我慢して見送ると次がいつになるかわかりません。

今回の機関車はどちらもフルリニューアル品。
北陸、日本海縦貫線を再現するためのピースがポツポツと埋まり始めました。
EF70も、ED75も旧型客車を牽引する姿が目に浮かびますし、後者はさらに50系客車とも似合います。
使い方は様々です。


一方、20系客車は、ここ数年の間にも「さくら」(2013年)「あさかぜ」(2015年)とリリースされ、何らかのプチリニューアル、新規パーツ、新規車両を伴って世に送り出されています。
20世紀末のリニューアルを遂げてからというもの、それから20年後の今でも進化が止まらない不思議なアイテムです。
次は一体どのような進化を見せてくれるのでしょうか。期待しないではいられません。





当方の20系コレクション。
10-366はナハネフ23だけを残して昨年の「あさかぜ」と交換。その他見えないところに「ちくま」があります。
10-367は今となっては2013年の「さくら」の“増結セット2”という扱い。カニ22はパンタグラフ付きも必要ですから。
これだけ20系客車を持ちながら、どれも欠かせないものばかりで、コレクションとして見ても引き締まった感があります。





ナハネ20だけの増結6両セットがリリースされたのも今回の大きな話題です。とうとうこうなりました。
「あさかぜ」を増結セットだけ買った方は、その動機がある意味正しかった、ということでしょう。
そして、この6両セットが「今後の展開がまだある」と主張しているようでもあり。
そう思うのは当方だけでしょうか。








それにしてもEF70ってこんなにカッコ良かったっけ?
窓下の銀色の手摺り、それと銀色の帯の下の通風口が顔に表情を付けていて妙にイイんですよね。
EF81よりもセンターピラーが細いというのもあります。





朝起きると、よくこんなところを走っていましたよね。





2月には寝台急行「つるぎ」も後からやってきます。
どんどん北陸が熱くなります。

ではまた。

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  1. 2016/10/18(火) 22:25:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:13
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コメント

日本海セットを基本、増結では無く基本セットとナハネ20 6両セットとしたことは、それだけ20系がロングセラーとしてユーザーの支持を受けていた結果だと思います。
後は 電話機付きライトケースセットがあれば、20系スパイラルに陥らないで済むのですが…
  1. 2016/10/19(水) 07:14:04 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

総本山の救済

線路際の住民さん

かれこれ20年は生産されてきた現行20系です。新規パーツが採用されるたびになんらかの救済措置がとられてきましたから、ライトユニット、ライトケースの分売は期待してしまうのです。
初期あさかぜに受話器なんて付いたら嬉しいですよね。
  1. 2016/10/19(水) 07:31:22 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

こんばんわ~^^
当方としては、さくらの長崎編成に含まれたナハネフ21の床下セットを買っていなかったのが、惜しんでおります。
電話機さえ表現されておりませんでしたが、他の切妻型よりはフラットな表現でしたね。
とりあえず、今回のものを「お湯丸」で型取りだけは済ませたのでダイソーに行って紫外線硬化レジンを買ってこないと。。
それにしても、KATO旧白色室内灯のファンがここにもいらしたのですね^^
見つけ次第片っ端から購入しておりましたが最近は単品以外は見かけなくなりました。
現行のクリアシリーズは色が青っぽくて改良を待っておるのですが、最近更に青みが増したように思えます。50系に取り付けたら座席が青のせいもありまして、点灯させたらのけぞっちゃってひっくり返りそうになりました(T_T)
  1. 2016/10/20(木) 22:17:48 |
  2. URL |
  3. PIN #-
  4. [ 編集 ]

間違えました^^ 座席が青くてひっくり返りそうになったのは711でした・。・
  1. 2016/10/20(木) 22:55:59 |
  2. URL |
  3. PIN #-
  4. [ 編集 ]

ごもっとも

おっしゃる通り、ED75700のフォントと文字間隔はちょっとひどいなあと思います。
加えてかすれ気味でした、とほほ
  1. 2016/10/21(金) 07:30:09 |
  2. URL |
  3. ごもっとも #2NKnmN5w
  4. [ 編集 ]

雷鳥、日本海、つるぎの次は

いつも楽しく読ませていただいています。
直流の165系、交流の711系ときたら、いよいよ屋根上の賑やかな急行型が楽しみになってきます。ここにきて、数年前の「初期型 雷鳥」が伏線として効いてきますね。新色のサンダーバードに新型ローカル電車も発売予定となり、「狙われた北陸」シリーズにますます拍車がかかります。
模型でしか再現できない、時間的・空間的広がりのある物語の展開に期待してしまいます。
  1. 2016/10/21(金) 10:24:19 |
  2. URL |
  3. 北陸鉄 #bk6Ecdvk
  4. [ 編集 ]

旧白色LED室内灯

PINさん

そうなんです。旧白色LED室内灯ファン、と言いますか^_^
確かに暗いので使い道が限定されますが、この20系にはベストマッチだと思っています。まだ一部の電車、それから旧型客車には旧タイプを組み込んでいますので、またなんらかの20系が発売されたら現行のクリアをその電車に組み込んで押し出して…という具合にして調達していくつもりです。
クリアの白色は、国鉄型ならばオレンジフィルターも使っていくべきかなと考え始めています。
  1. 2016/10/21(金) 13:02:17 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

ごもっとも!

ごもっともさん

いやいや、同じ思いでしたか。
様々なロゴマークをキチンと印刷で再現しているカトーですから、こんなフォントくらいワケがないとも思えるのですが、何かあるのでしょうか。ミステリーです。
印刷のカスレもそうですが、PFと同様にヒケも感じられました。うーん、少し残念です。
  1. 2016/10/21(金) 13:05:58 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

模型でしかできないこと

北陸鉄さん

ようこそお越しくださいました。
「模型でしか再現できない、時間的・空間的広がりのある物語の展開に期待してしまいます」とのお言葉。
まさに我が意を得たりでして、現実の世界の鉄道への趣味的興味がズタボロの今、模型の世界では「ぜんぜん平気」という気持ちで楽しめているんですよね。
ユーザーもこのアドバンテージに気がつけば、もう少し冷静な買い物をするようになるかもしれません。買い続けてケースに入れておくだけでは、物語は始まりませんから。
北陸の風景もよりハッキリと見えてきそうですね。
475系も165系並のリニューアルを期待しちゃいますよね。
  1. 2016/10/21(金) 16:55:56 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

ED75のナンバー印刷には、自分も変な意味?で驚きです。何故にカトーで?ナンバーは、サードパーティーを探しますかね。製品番号で、-2が空き番号です。ここ宿題ですね。別サイトでアルプスのサロ165の試作品画像を見ましたが、素晴らしい出来です。どっかの高価でハイグレードに対して安価でしかも出来映えがよく。太刀打ち出来ませんね。北陸シリーズに是非とも475系を!
  1. 2016/10/21(金) 18:20:50 |
  2. URL |
  3. 鉄人1028号 #-
  4. [ 編集 ]

まあ、遊んじゃいますかね

鉄人1028号さん

ナナゴのナンバー、やはりそう思います?
最後の仕上げにアレレとなってしまったようでズッコケてしまいましたかね。でも700番台は700番台。いろいろな客車を牽いて遊びましょう。
それと、サロ165、当方も楽しみで仕方がありません。
  1. 2016/10/21(金) 19:25:31 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

気になった個所があったので久々にコメントさせていただきます。
ED75700番台のフォントが変・おかしい?とされていますが、
実は・・・
実物が本当に変・おかしいのです。
私が自分で撮った「日本海」で既に解説していますが、おかしいのとそれほどおかしくないのが混在している感じです。なぜ実物がそうなっているのかは未だ謎です。
  1. 2016/10/27(木) 01:59:32 |
  2. URL |
  3. キハ181つばさ #LWshcgts
  4. [ 編集 ]

不気味な743号機

キハ181つばささん

ご指摘をありがとうございました。
お許しいただいたとおり、当該ページのURLを貼らせていただきました。

それにしても昭和61年のED75743。変、デタラメ感があるナンバーですね。明らかにバランスがおかしくて一瞬自分の目を疑いました。これ、コラ画像かな?と思えるくらいおかしい。
カトーのフォントが「正しかった」と思いたくもなく考えるほどに不思議です。
このコメント欄をご覧の方々、必見ですぞ。

http://photo.ap.teacup.com/marutetsu/951.html
  1. 2016/10/27(木) 23:18:43 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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