しなのさかいの駅前広場

やっと来るのは、青い空。

KATO D51 標準形(長野式集煙装置付)

こんばんは。しなのさかいです。




11月に入ってから、関東平野は真冬かと思えるほど急に寒くなりましたね。
真夜中に立ち寄ったパーキングエリアでは、外気温が8℃。
既に売店は閉まっていて、暖かそうな休憩エリアには1組のカップルだけという冬っぽい景色が訪れていました。





当方もこの週末は、カトーから発売された中央西線のD51で遊んでみました。
キャブの交換などはしていなくて、極々普通に遊んだ内容となっていますので、あんまり期待しないでください。





まずは入線の儀式。
プラ製品とは思えない繊細さ。しばらくボケーっと眺めてしまいました。
2両を導入しましたから、こんな風に比較しながらスノープローの有無の姿を検討したりして。
どちらもイイなあ。
それにしても今回もデフが薄い。「標準形」のデフをどうにかしたいものですよ。





そして、なんといっても集煙装置です。
伯備線のヤツも良かったですが、様々な集煙装置付きのD51の中でも、特に美しい姿だと思います。
開閉ロッドの表現まで樹脂で再現されるなんて、ホント素晴らしい時代ですよね。

重連用カプラーの取付について、説明書の図では排障器をそのままにして上から差し込むように見えますが…(見間違いかなあ)





石炭山盛り。
キャブ屋根の上を越えて石炭を盛る表現とすることには、メーカーとしてもいろいろと迷いがあったとか。
こうすることで、山を登る方向に走ることを強調してしまうからだそうです。





しかし、この山盛りは引き締まった機炭間のディテールをさらにアピールする効果があるようで、この部分を見ているだけでもニヤニヤしてしまいます。
ね、みなさんもそうでしょ?





同時に発売されたテム300も忘れてはいけません。
こちらも予想どおりの良い出来でした。
貨物列車の屋根のバリエーションのため、とも言えそうな車種チョイスです。
ここ、試験に出ます。





二軸貨車といえどもカプラーはこのとおり。
トミックスの室内灯用集電スプリングをカプラーポケットの中に入れてから車間短縮ナックルカプラーを入れます。
トミックスのスプリングにしたのは、カプラーポケットのお尻にある穴からスプリングが飛び出ないように大きめのものを使うためです。

車間短縮効果は先の画像どおりでして、大抵のカーブは曲がりますからねー。
この趣味、何事も「やったもん勝ち」なんです。




それでは運転開始。
サウンドカードは、久しぶりにサウンドボックスにオマケで入っていた「蒸気機関車」を選択。
“D51”と銘打ったカード、そろそろ欲しいですよ。




キタキタ、重連運転!
デッキガーター橋の上を、轟音と共に。
シリンダーケースから水蒸気が出るギミックが搭載されるのは、カトー100周年の頃かも。





すぐに山を登って(!)、こんどはほぼ水平目線から撮影。
同時に単線鉄骨架線柱も発売されましたが、もちろん後回しです(笑)





トンネルを抜けて。
緩いカーブの内側からの撮影は、やっぱり絵になりますね。
ここの内側をどうしようかと悩んでいるところなんです。





蒸気機関車の重連は、メカメカしさが増幅されるので、見ていて楽しいです。
こうして見ていると、模型の完成度がそうさせるのか、音や匂いが感じられそう。





265号機には「スハ32系 中央本線普通列車」セットの客車を牽かせてみました(もちろんマヌ抜きです)。
今のところ、戦後に活躍した蒸気機関車に似合う茶色い客車は、このセットあたりしか見当たらないので、C11と共にやって来るオハ61には期待が高まる訳です。
北海道の蒸気機関車に合う茶色い旧型客車も寝て待ちますか。




ところで。
この中央西線のD51を巡っては「怪獣列車」というものがあったんだそうで。
なんじゃそれは?




種村直樹『鉄道を書く 種村直樹自選作品集1 1960~1969』には「姿消す“双頭列車”」という同氏の毎日新聞社中部本社(名古屋)時代の記事が収録されています。


「この“怪獣列車”は、中津川午前6時12分発塩尻行下り823列車。12両の客車の前後に、さかさまを向いたD51蒸気機関車がくっつき、2両ともモクモク煙を上げて坂を上っていく。単線でもあり、旅行者が見たら、どちらへ進むのか見当がつかず、引っ張り合いをしているのかと驚いた人もいる。」






客車の後ろ6両は二つめの坂下までの回送扱いで、坂下から6時51分発名古屋行626普通列車になるというオチ。
転車台のない坂下を始発とするための措置だったということで、このD51を手にしたユーザーがこの時代を楽しむためのチョットしたエピソード。
中津川ではなくて坂下を始発とすることにも興味が湧いてきました。

資料は「写真」の他に「活字」にも転がっているようです。





列車交換のつもりで(実は複線区間)。





駅に到着。
対向の貨物列車もD51が牽引。





ということで、やや緩めのD51標準形(長野式集煙装置付)でした。

期待を裏切らないカトーのD51は、今回もユーザーの期待を裏切りませんでした。
次はどこのD51が製品化されるんでしょうか。

ではまた。
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  1. 2016/11/07(月) 18:40:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

カトーD51も発売毎のレベルアップに驚かされます、此処まで来ると他社の追従を許さないレベルでしょう。
同時発売のテム300も刈り上げ屋根の感じが実車らしさを良く捉えてますね!
五能線のハチロク三重連を仕立てたくなるくりいです。
残念な事に無蓋車の積荷がカバーだけは、素晴らしいレイアウトになればなるほど…
その意味でトラ90000の発売延期は惜しかったな〜
調べると 結構な両数が必要なので…
  1. 2016/11/08(火) 06:21:18 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

リクエスト

私もハチロク三重連に一票、花輪線だけでなく全国区であるハチロクがN模型ではいまだに「穴」なんですよね。
もっとも全国区であるがゆえにターゲットの絞り込みがポイントになるのでしょうね。

文章からの再現、私も幼少時に壇上莞爾さんの本に感化されていますので「父ちゃんのポーが聞こえる」や「大いなる旅路」などそれを映画を観たときの印象も強く残っています。
批判も多かったとはいえ躍動感があった国鉄時代、現代にはない 迫力のある列車たちの黄金時代を手元で再現できることは模型の醍醐味ですね。
  1. 2016/11/09(水) 21:12:46 |
  2. URL |
  3. ホビぽっぽ #nBkvOD1k
  4. [ 編集 ]

積荷

線路側の住民さん

無蓋車の積荷は今こそ80年代の工作事例のように、ユーザーでこしらえてみるときかも。とりあえずカバーは「作るのが大変でしょう」という西落合の慈悲で作られたもの。あとはコンテスト並みにユーザーが競って様々な積荷を作るのが面白い展開なんだと思います。そうしないといけないですね。もちろんトラ90000のような複雑な積荷はカバーと同様、完成品でリリースされるとありがたいです。
  1. 2016/11/11(金) 13:03:49 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

三橋達也

ホビぽっぽさん

いゆる鉄道写真ネタは発掘に全力が注がれますが、文章や編成記録、映画のワンシーンなどはまだまだだと思います。おっしゃる通り、そんな切り口から鉄道模型、Nゲージが楽しまれると楽しみも倍増するんじゃないかなと。なんとなく落ち着いた雰囲気で楽しめそうじゃないですか。
最近は80年代の西村京太郎作品なんかかいいかもなあと思っています。三橋達也の十津川作品をDVDで見たいな。あ、『鉄道公安官』のDVDボックスは本当に手に入れたいです。余計なことを言いました。
  1. 2016/11/11(金) 13:09:36 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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帰り道用に・・

こんにちわ~^^
重連運転楽しそうですね~。  当方の取り分は二次生産待ちですので、待っている間に様々な方々のブログを拝見して想像だけが膨らんでしまいます。
てんこ盛りの石炭を見ると、石炭少なめのパーツなんかを交換できたりすると嬉しいですよね ・。・
ん?・・  2両買うとナンバープレートが8枚手に入る事に気づき、テンダーを2台Assyすれば石炭少なめが作れるし、オリジナルを汚さずに済むし・・・
KATOのテンダーは簡単に交換連結出来る仕様が嬉しいような憎らしいような^^
取り敢えず本日付ではメーカー品切れ中でしたけど (笑)
  1. 2016/11/11(金) 15:39:04 |
  2. URL |
  3. PIN #-
  4. [ 編集 ]

パズルですよね

PINさん

なるほど、テンダーのスペアを手にして帰り道用に、ですね。面白そうです。やってみようかな。パズル感が面白くなってきてもう大変です。
ELでは金型の組み合わせの段階でしか実現しませんが、SLではパーツの組み合わせで、ユーザーのセレクトでバリエーション展開もできてしまうので、それこそいくつものD51が…。
  1. 2016/11/11(金) 17:11:34 |
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  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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