しなのさかいの駅前広場

欲しいのは、ふるさとだけ。

KATO 165系 急行「アルプス」(その2)

(その1からつづく)




いろんなことを考えていたら、とても1回では収まらないような気がしましたので、内容を2つに分けました。
「その2」として、もう少し165系急行「アルプス」で遊んだり考えたりしたことをつづけます。





そろそろ自分の「アルプス」を何号とするか、検討、決定しなければなりません。
題して「急行アルプス運行番号決定会議」。

これは、もはやカトーの標準仕様となった運行番号表示器とシールがもたらす新時代の遊び方。
165系を「165系」という形式・メカ的な捉え方に留めずに「アルプス◯号」という乗客や車窓風景、時間的要素を含めて捉える、という楽しみ方です。





だから「鉄道ピクトリアル」1994(平成6)年3月号を読みながら付属シールを眺めていると、30分くらいは過ごせてしまいます。

この号には、各ダイヤ改正時の各方面の165系に関するダイヤグラムが掲載されているので大変重宝しています。
これからはこうした資料を手元に引き寄せておくことも重要となる予感がしますね。





決定しました。

左側は、1401M「アルプス1号」1978(昭和53)年頃
右側は、411M「アルプス10号」1970(昭和45)年頃です。

今回の事業用車と共に遊ぶならば411Mだけでも良さそうですが、やっぱり「こまがね」と併結された12両編成の「アルプス」も必要じゃないですか。
先に「こまがね」は運行番号を4401Mとしていたので、1401Mという表示をした先頭車も欲しいのです。





だから今回は、製品化発表と同時に「こまがね」編成と同様、2セット買いを決めていました。


当方の新165系をまとめるとこんな感じ。

①1セット目の「アルプス」… 411M
②2セット目の「アルプス」…1401M
③1セット目の「こまがね」…4401M
④2セット目の「こまがね」…4412M

①は今回の事業用車たちと共に。
②と③は併結運用で。
④は飯田線内の姿としてクハとクモハに胴受パーツを付けっ放しにして(カプラーの見栄えを良くしめ)楽しみつつ、たまには中間のクハを抜いた3両編成で中央西線のローカル運用を楽しむ。

こんな役割分担としています。




それと「こまがね」ばかり注目されていますが「伊那」セットのことも忘れてはいけないのです。




もちろん1セットを導入済みであることは報告してあります。
さて、今回の「アルプス」で帯付のサロ165が2両手に入ります。
ここでピンとくる人は重症。

「伊那」セットにはMM'ユニットが含まれています。
このユニットを2つとすべく、昨年の夏にASSYパーツでモハ165-9を増やしておきました。
この相方となるモハ164は「こまがね」や「アルプス」にたくさんありますので、モハ165だけを増やしておけばよろしい。

これで8両編成の急行「東海」や11両編成の大垣夜行も(雰囲気的に)楽しめるのです。
ちなみにジャンパ栓受けの付いたクハ165は、この「伊那」セットにしか含まれていません。
まさに「伊那」セット活用術?

もっとも「カトーは寝て待て」ですが、こうすることでその頃まで本当に寝て待っていられそうじゃないですか、ねぇ(笑)





ヘッドマークはお好みで。
史実としては1970年代半ばまでには着けられなくなったようです(よくわからない点です)。
付属シールを使ってもいいですし、このようにトミックスHG製品の最新版なら印刷済のプラパーツも封入されていますので、これを使う手もあるでしょう。





まあとにかく中央本線の列車を取り上げた文献は収集する病気がありまして、この機会にいろいろと読み返してみました。
これ以外にもたくさんあります。

ちなみに当方の雑誌との付き合い方で は、バックナンバーを揃えるのではなく「中央本線」とか「寝台特急」とか「北海道」とか、いくつかのテーマを持たせた管理方法。
この方法からあぶれたバックナンバーは思い切って処分しました。
少しもったいない気もしましたが、書棚も限りがありますから。
所詮は自分だけのデータベース。模型をやる身としては本棚を使えないデータベースとしていても仕方がないのです。


LED室内灯クリアを2編成全ての「アルプス」に、そして事業用車にも取り付けました。
それでは、まいりましょう!



◻︎ ◻︎ ◻︎





急行「アルプス」10号がホームに滑り込んできました。
115系800番台がパンタを降ろして寝ていますので、1時51分・甲府かな?





さらに信州へ向けて、グングンと標高を稼いでいきます。
乗客だけじゃなく、列車そのものが“クライマー急行”なのです。





4時40分、松本着。
ここから始まる5分間のドラマ。





早刷りの朝刊を運んできたクモニ83はここで切り離し。

既に手前の辰野では、飯田線内へ運ぶ分の朝刊を降ろしています。
その荷物は飯田線のクモニに積み替えられていたんでしょうか。
この頃は辰野経由が当たり前でした。
山の中なのに堂々とした佇まいの辰野駅は今でも好きな駅、ジャンクションです。





先頭車には、ソロソロと近づいてきたクモヤ90015が連結されます。





4時45分。
霜取り仕業にも就く「アルプス」10号、南小谷へ向けて発車。

客室には雪の積もり具合を心配するスキーヤーが、眠気まなこで車窓にへばりつき始める頃か。
スキー板で車内の蛍光灯を割るなんて、今では考えられないことですね。







一方、日が昇りきった頃。
辰野では後続の「アルプス」1号と「こまがね」1号が切り離し。
「こまがね」は飯田線内に入っていきます。


こんな鉄道シーンを楽しんだ三連休でした。



◻︎ ◻︎ ◻︎





カトー謹製 165系 急行「アルプス」。

既に「こまがね」「伊那」の回でも触れたとおり、165系としての再現度には全く不満がありません。
車体標記の印刷もバッチリで、サードパーティのインレタも(シールも)使う必要もなし。
ユーザーが取り付ける必要のあるパーツはジャンパ栓と胴受だけ。
自由時間の少ないユーザーに、買ってからすぐにこうした遊び、豊かな時間を提供してくれるカトー製品は、品質的に見て、最も当方のライフスタイルとの親和性が高いと言えます。

そして今回は飯田線内の急行ではなく、夜行列車をも守備範囲に含めた「長距離急行」としての企画。
だからこそ運行番号や事業用車が「周辺パーツ」として湧き出てくるのです。

そして独断と偏見をお許しくだされば、この「アルプス」こそ165系そのもの。
165系と言えば「アルプス」です。

カトーから「165系 急行『アルプス』」と銘打った製品が出てくるとは。
ちゃんと総本山で拝み続ければ、御利益があるのです(ナンノコトデスカ?)。

あはははは。





たった数年で、カトーが展開する国鉄時代の「中央本線の列車たち」シリーズ(勝手に銘打っています)もこんなに増えました。
ここに入りきらない、アレとコレと…という具合でとにかくいろんな組み合わせができます。

「買い続けていれば何かいい風景を見せてくれる」。
こんなこと信じて買い続けるユーザーをここまで責任を持って引っ張ってきてくれたカトーには感謝せずにはいられません。
昔のカトーなら、115系800番台を手にしたユーザーはその後10年くらいは放って置かれましたよね(笑)





181系「あずさ」と165系「アルプス」。
こんな風景をあの当時、どこかのホームの上で、はたまた写真で見ませんでしたか?
今なら、この品質の整った“中央本線ワールド”が手元で再現できるんです。
これだけでも10年くらいは余裕で遊べそうですよ。





165系 急行「アルプス」。
遅れてやってきた中央東線の真の主役です。
次は中央西線の主役に期待しましょうか。
それは桜が咲く頃かな。


ではまた。

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  1. 2017/01/10(火) 19:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:14
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コメント

ドラマですね~

隠密です。
中央東線夜行急行列車ごっこ、ステキですね~♪
駅到着の風景、荷物電車切り離し、霜取り電車連結…。
キチンと物語になる製品ラインナップは、近年のKATOならではですね。

運行番号、私は悩んでいます(;^_^A
昼行を中心に、たまに夜行も…と、ゼイタクに考えていると、番号が決められません(;^_^A

アルプス、2編成導入なんですね(@_@;)
これまたゼイタク…(;^_^A

私も中央東線ごっこを楽しみたくなりました(^^)
  1. 2017/01/10(火) 21:52:41 |
  2. URL |
  3. 隠密 #oKzxZbq2
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クモヤ90の謎

松本で入れ替わる荷電2両と霜取り用のクモヤ90・・
たしかにその運用はありましたが、015が充当された記録が見当たらないのです。あったとするならば、
低屋根で無いといけない線区で担当されたとすれば走行用のパンタをおろして制御車になって霜取り用のパンタ(アルプス以前はクハ16やクモハ12に木製のシューを取り付けて大糸線一番電車の先頭を飾っていた)だけを無理やりあげて走っていたのでしょうか・・・ 新旧の制御切り替え装置はありますがクハのような役割はできたのかしら?
クモヤ90015は過渡期のわずかに配属されましたが、程も短く長野工場で803に改造されておりますね。
謎は深まるところですが、とりあえず予備パンタが手に入ったら霜取りパンタのホーンを切り落とそうかと考えております。
Assyでクモヤをもう一丁あつらえて803をつくろうかと考えておりましたら、割高になるならと、もう1セット買ってクモニに動力入れてと判断したら、手持ちのクモユニ82が無動力になっちゃいました^^
結局割高になっちゃいましたが、実際には綺麗に仕上がっているクモヤ90015が2両、目の前に並んでおります。
単品販売が無い今の販売形態では完成品に迂闊にメスは入れられなく躊躇しております。
分解できる構造のまま改造作品を作るには、以前のクモニ83の屋根に肉盛りで標準屋根部をのっけようと考えておりますがクモニ83000のボディを手に入れないとなぁ~^^
  1. 2017/01/10(火) 23:04:39 |
  2. URL |
  3. PIN #-
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鉄道ジャーナルの列車追跡ロボがセットになるなんてまさに夢のようですね!
多分誰もが1度はこんなセットがあったら…そんな思いがオールインワンで実現するわけですからね!
もしかして企画担当者様も同じ思いだったのではないでしょうか。
追跡ルポが12月13日土曜日の夜と言うところも、高度経済成長期なんです。
今だったら金曜日の夜になるんじゃないでしょうか。
いろいろな思いを巡らせながら走らせると楽しいですね。
さて クモヤ90015を見ると三段窓ですから 昭和42年幡生工場出場から47年焼損事故以前の5年間を時代設定としたワケですから 続行の普通列車は425レになり既発売の中央本線普通列車セットが活きてきます。
こう考えると ナルホド!みんなが買いたくなるワケがわかりますね!

  1. 2017/01/12(木) 20:22:57 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
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すいません
追跡ロポになってました
ルポなんですよね〜〜
  1. 2017/01/12(木) 20:25:09 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
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当方も年末に購入しました。走らせなくても、ケースから出してニヤニヤしてしまいます(かなり怪しい)
ボディを流用して標準屋根バージョン発売すれば、更に活躍?線区が広がりますし、サハシ165もサハシ153にも展開出来ますね。このフォルムでシールドビーム車と153系を何とか展開して欲しいです。シールでは有りますが、急行文字の表現も文句無しですね!いやあ、ノックアウトです。
  1. 2017/01/13(金) 15:56:52 |
  2. URL |
  3. 鉄人1028号 #-
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気になるカトー急行電車シリーズの展開

去年の年末に「アルプス」が届きましたので「こまがね」とのペアも一通り終わりました。

今後のカトーなのですがひょっとすると、また長大編成シリーズを展開してくる可能性も否定できません、今のところは急行「佐渡」か153系フルリニューアルを展開してくる可能性は大です。
  1. 2017/01/13(金) 16:44:19 |
  2. URL |
  3. ジーパン刑事 #ytECRID.
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キチンと物語になるという仕掛け

隠密さん

2編成導入は自分でも「やり過ぎかなあ」と思いつつ、所有する編成の代表選手のような存在なので(意味不明)、スペアの意味を込めて決めました。このあといつ再生産されるかもわかりませんし。
「キチンと物語になる」、正にその通りだと思います。ユーザーも近年のポスター発表を見て、無意識にそーゆーところにドキドキワクワクしていたんでしょう。
それが昨日のポスターでは…。
  1. 2017/01/14(土) 13:29:16 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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百聞は一見に

PINさん

謎ですかー。
当方はそのあたりを詳しく知る人間ではありません。

が、本文中の鉄道ジャーナルを見ていただければ、その謎も一発で消えてしまうのではないでしょうか。
なんてったって、そのクモヤ90015が165系の先頭に連結された写真が掲載されているのですから。
クモニ83のプロトタイプもこの号の写真がそのまま使われているような気もします。
霜取パンタのホーンもそのままのように見えますよ。
  1. 2017/01/14(土) 13:34:12 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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湘南色と茶色い客車

線路際の住民さん

「列車追跡シリーズ」は、ジャーナル社(&成美堂)が再度価値を見直して、ムック本で再編集して欲しいです。抜粋ではなく、全てのルポを手元に持っていたい。
現行のジャーナルの記事よりも百倍の価値があります。

「中央本線普通列車セット」の存在価値は、この「アルプス」の発売で一気に高まりました。
165系に茶色い客車たちが並ぶのはなかなかなんですよね。
それも新宿駅で見られた景色というところがまたロマン。
土曜日の夜かあ。ここ20年ですっかり金曜日の夜の方がにぎやかになりました。
  1. 2017/01/14(土) 13:40:54 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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走行シーンでもニヤニヤしましょう

鉄人1028号さん

そちらも導入ですね。
この後、どういう展開があるかはわかりませんが、いずれにしてもユーザーが気になる列車だと思います。
「急行」幕のシール対応は、トミックス製品ですと印刷済みのプリズムにも当たり外れが目立つので、これでいいと思っています。
ニヤニヤしながら、どんどん走行シーンも楽しみましょう!
とにもかくにも、しまいっぱなしはもったいないと思いますよ。
  1. 2017/01/14(土) 13:45:26 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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バリエーション展開の舞台づくり

ジーパン刑事さん

今後が楽しみですよねー。なんてったて、これだけの模型を作られてしまうと。
153系、165系(佐渡)などなど、どんどん希望と夢が膨らみますが、これまでのカトーの企画は「これを買っておくと後で…」という物語性が確保されていたこと、ここが大きかったのです。
こうしたバリエーション展開が、例えばトミックス的に(失礼)、散発的になされるようになると、ユーザーがついていけなくなります。そのあたりを心配しています。
153系なら、どこのどんな列車をイメージして、その隣にはどんな形式があると楽しいか。
「佐渡」なら181系だけで上越線ワールドを展開できるのか、足りない列車はないか、それを製品化する意味や将来的な得はあるか、などなど。
こういうところを、今後のカトーのポスターを見て考えるようになっていければ面白いですよね。
  1. 2017/01/14(土) 13:54:24 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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なんと!

おおぉ! 気になる~^^ 
でも、 安心しました。 冬の早朝なので当時の写真はほぼ皆無と思っておりましたので、ジャーナル80’6 No160 中古店見かけるたびに探してみようかな(^_^;)
それにして2両の「クモヤ90015」・・・低屋根化はリスクが高そうなので803に再改造直前1972~75年の姿(2段窓化と中央3個のベンチレーター撤去)にしてみようと思います。 余剰のクモニは湘南色にでも・・   と! 
昨日のKATOポスター・・・ 黄色と赤のウソ電新潟色にしちゃおうかしら
  1. 2017/01/14(土) 17:34:50 |
  2. URL |
  3. PIN #-
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ジャーナルは

PINさん

すみません、ジャーナルは1970年3月号の方になりますので、お気をつけくださいまし〜
  1. 2017/01/14(土) 17:37:12 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

^^

りょうかいで~す。
  1. 2017/01/14(土) 17:58:30 |
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  3. PIN #-
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