しなのさかいの駅前広場

四季島に旅情は感じない

KATO 521系(2次車)

こんばんは。しなのさかいです。




土曜日は、下の娘の学校行事で夕方まで小学校にいました。
11年間に及ぶ小学校とのおつきあいも、あと1年程度となり、そろそろゴールも見えてきまして、土日の半分が潰れることについても「まあ、仕方ないか。あはははは」というふうになりました。
そんなことを考えながら校庭で見た3月の夕陽だったのです。

さあ、3月ですよ。





カトーから「北陸本線シリーズ」として(?)、JR西日本・521系(2次車)が発売されました。
JR東日本・E127系、JR九州・813系と続いていた「地域を走る列車シリーズ」の復活と捉えてもイイかもしれません。
さらには、番台区分を漏れなくカバーしている313系もその流れと捉えられそうです。





ところで2月分はすっかり予約を忘れていて、危うく前回の「つるぎ」と同じように買い逃すところでした。

火曜日の出荷だったので週末まで数日待機する買い物になると考えていたら、週末を待たずして都心の販売店では軒並み「在庫なし」。

「え、これも週末まで店頭在庫が持たないの?」

金曜日の夜に仕事から帰って、自宅からタッチアンドゴー的に緊急出動したらセーフ、というトホホなてん末は「良い子はマネしないでください」。
どこも店頭分を置きたがらない傾向にあるのかな。そんな気がしています。

予定どおり2箱を引き取ってきました。





今回の521系は、イマドキの電車なのに蒸気機関車に見られるような「機能性の美」を備えていることが目玉で、先頭車の左右に取り付けられた転落防止ホロが否応なく目立ちます。
落成時点での取付は3次車からですから、この2次車はとても不幸な転落事故を受けてから後からの取付。

ユーザー取付対応の別パーツであるこのホロは、難なくサクッとハマりました。
運転台下のJRマークと「G21」という編成番号は、ガラス裏ではなく運転台パーツに印刷されています。





223系5500番台タイプの顔を正面から見てみます。
この転落防止ホロがついた顔を「変なスタイルだなあ」と思っていた頃もありました。
しかし、今となってはホロが無い方が物足りなく見えたりしています。
そうです。人間の目は慣れていくものなのです。





2箱としたのは、もちろん4連にしたいがためだからです。

ところで、今回は「増結セット」が用意されていないので、M付の2両セットを重ねて買うことになります。
同じものを2つ、というのは一見不合理そうに見えますが、実はこれはこれで合理的なことでして、何が合理的かというと、片方の2両セットを「中間の2両」に専任させることができるということなんです。

この521系の先頭部はカバー表現がなされたダミーカプラーで、先頭部同士を連結するには、付属するボディマウントタイプのカプラーに交換する必要があります。
さらには、件の転落防止ホロは中間用に短いモノも用意されています。
したがって4連に仕立てるときには、いちいちカプラーを交換してホロを抜き差しする必要があります。
これはこれで面倒なことです。

だったら、車番が同じことを活かして、4連に組成したときには必ず中間の2両を担う車を用意しておけば、2連に戻すことも自由自在、というわけ。





だからね、今こそ「ヘッドライト専用化基板」なんですョ(笑)
気になる赤ラベルの導入を、この転落防止ホロがついた521系の発売まで待っていました。





これを、ササっと各車の床下にあるライト消灯スイッチと交換して、グッと奥まではめ込みます。






これで前進後進を問わず、中間部分で向き合った先頭車はどちらもヘッドライトを照らすようになりました。
なかなか面白い仕掛けですねー。
683系と289系にも施工してみたくなりました。







その他、クハの屋根上機器と方向幕。
このあたりは、カトークオリティそのまんまですから、良い意味で「いつも通り」です。
シルバーの塗料も粒子が細かくて、綺麗に塗られていました。
妻面付近に225系のような意匠が見れて、なるほどそういう時期に誕生した車両かとも。

なお、客窓の高さに位置するボディのグレー塗装(印刷)は、これもまたいつも通りのマットな仕上げです。
当方は、この仕上げがなされた車両を手に入れるとき、この部分に爪でひっかいたか、あるいは擦れてできたような「跡」があるかないかを注意して見るようにしています。
313系などでもよく見られる塗装です。





それでは寝る前の運転会、スタートです。




今回のすれ違い相手は683系「サンダーバード」。
ついこの前も289系導入記念としてレイアウト上をぐるぐる回っていました(すれ違い相手としては不適切であくまでも記念走行)。
521系の登場でますます稼働率が高くなっていく特急列車でしょう。

そういえば、521系と683系の向きが一致していないかもしれません。当方で気づいていますから指摘しないでください。

山岳地方ですから、湖北から敦賀の間あたり、となるでしょうか。





やはり転落防止ホロの顔にはユーモアを感じるのです。
ガラスにへばりついて、しかめっ面で覗き込んでいる人のように見えますが、当方だけの錯覚か。


現実の世界では、419系3連などから置き換わったときに、2連の521系電車がすし詰め状態になったんだとか。
東北地方に701系が配備されたときにも(ロングシート問題)、西日本でキハ120が走り出したとにも(トイレが無い問題)いろいろとありました。
「地域を走る列車」を巡っては、鉄道会社の「これでいきます」という思いが100パーセント通じる訳ではなく、それぞれの土地の暮らしへの馴染み方、そしてそのプロセスが必要だということのようです。





遺跡発掘調査地点を横目に(もう、そういうことにしちゃおうか)。





最近、地面の工事が進み出した電化直線区間で。
683系の他にも競演させておけば良かったです。






カトー謹製 521系(2次車)でした。
先に述べたように「地方を走る列車シリーズ」の復活のように見えて、自称はぐれ鉄ヲタ乗り鉄派としては頼もしく見える企画でした。
また、転落防止ホロという、スタイル的には賛否両論ある後天的改造仕様をポジティブに捉えた企画でもあったように感じます。

そして、当方から説明するまでもなく、湖北から北陸本線にかけては今でも「特急街道」であることは不動の事実。
これまでにカトーが製品化した特急電車とすれ違う普通列車は、やはりあるべきアイテムでした。
カトーのラインナップも、こうやって普通電車をやるまでに充実した、ということなのでしょう。





真夏の空の下、線路の左右にはどこまでも広がる水田。遠くには日本海ブルー…。
視界を遮るものもない、そんな風景の中を結構なスピードで走る521系を見たり思い描いたりすると、それはそれでいいもんです。
この車両は、銀色の電車ではあるものの、コンクリートの建物の中ではなくて、そんな田園地帯を背景にして見ていたい。そう思えるのでした。

そして今回も、財布の中身と同じ価値が感じられる、いい製品でした。
この趣味では、不満を感じずに買い物をすることは、当たり前のようで案外難しいのです。

ではまた。

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  1. 2017/03/07(火) 19:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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  4. | コメント:2
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コメント

拙者は3次型を所望です・・・

お早う御座います

無事入手出来て良かったですね~!

拙者は水曜日に1セット、開封してあまりの出来の良さに
木曜日、拙も帰宅後タッチアンドゴーでした。

名古屋のヨド〇シで2編成目を購入した際、聞いた事は
一人で1カートン購入されるツワモノも居られたそうです。

521系の1次2次は勿論、3次車にも乗車経験があるので
3次車をモデル化して貰いたいな~と思っております。
  1. 2017/03/09(木) 08:21:04 |
  2. URL |
  3. 海山鉄 #-
  4. [ 編集 ]

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海山鉄さん

ひとりでカートン買いはすごい。というか大丈夫かな?
でも、それだけの支持を得た企画だったということなんですね。
3次車の期待は…トミックスに勢いがありますのでそちらかな(^^)
当方はこのような企画の勢いで「まだ抜けている地域」をやってもらいたいと思いました。例えば東北地方は全然恵まれていませんので。新幹線と並走している区間は特急電車とのすれ違いは楽しめませんが、コンテナ貨物列車とのコラボはできそうです。
  1. 2017/03/09(木) 09:59:56 |
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  3. しなのさかい #-
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