しなのさかいの駅前広場

ぐったりやくも

KATO 東京急行電鉄7000系(レジェンドコレクションNo.9)

こんばんは。しなのさかいです。




8月に入った途端に、グズグズの天気が続くようになった関東平野なんです。
かといって涼しいわけでもなく、蒸し暑くてエアコンは回しっぱなしです。

昨日は、家族4人で近所でやっている「ひわまりまつり」に車で行こうとしたんですが、会場前の駐車待ちの車列の長さに打ちのめされました。
観察したところ、用意されている臨時の駐車場(河川敷の広場)はガラガラなのに、料金を徴収したおじさんが細かく駐車場所を指示しているらしく、そのプロセスに異常な時間がかかっているようなんです。
駐車待ちの車列が町中まで溢れて渋滞、交通マヒを引き起こしているようでしたので、その原因に加担したくないという思いから早々と撤退しました。
イベントって難しいことばかりですね。
ふと「特別車両」事件を思い出してしまいました。

なので、一昨年のひまわりの画像をお届けいたします。





カトーから“レジェンドコレクションNo.9”と銘打って、東京急行電鉄7000系が発売されました。
少し前までのカトーの企画のにおい(ナンダコレハ的な空気感)がするので、楽しく入線させました。
今回はそのメモです。

といっても、当方は東急の電車に関してコメントできるような知識を持ち合わせていませんので、控えめにいきますョ。





全体的に新規金型、新規部品が多いこの製品の中で、特に開発に時間を要したと伺っているのが、このパイオニアⅢ台車です。
車輪とつながったディスクブレーキが外側に露出するチャレンジングな構造を採用したことから、従来のようなピボット軸受けによる集電ができなくなりました。
そこでトミックスの旧集電方式に似た、車輪の内側の車軸に集電シューを接触させる方式が採られたんです。
その分、転がりの抵抗が大きくなるので、ここを克服するための試験が、かなりの時間を要して重ねられたそうです。





ディスクブレーキはホットスタンプで表現。
回転面に印などがある訳でもないので、回転してもわからないような気がしていました。

しかし!
鈍い光の反射を伴いながら、ちゃんとディスクが回っているってわかる!わかる!わかる!
これは意外と見ていて飽きないですよ。
またひとつ、Nゲージの世界での“不可能”が消えてなくなりました。





7000系の顔。
フィラデルフィアの地下鉄をモデルにしたということで、言われてみればなるほどというわけ。
貫通扉が凹んだ位置にあるところなどが面白いですね。
それから、もうカトーでは運行番号表示器が標準装備です。





シールはなかなかの凝りようで、「伊豆高原」とか「こどもの国」とか、もう、すぐにでも貼ってしまいたいものばかり。
でも、レジェンドコレクションですからASSY設定がないのがイタイ。
毎度のことながら小心者の当方は失敗リスクを考えるとなかなかカッターの刃を入れられません。




それでは出発進行!




今回の編成は、東洋電機製としては唯一の地上専用編成だそうです。
こういうところに1回だけの“レジェンドコレクション”としての車種選定が感じられますよね。
いつになるかわかりませんが、通常品はそれなりの一般的な7000系が選ばれるんでしょうか。





んでもって、走らせていて気がついたのが、屋根上のヒューズボックス。
なぜか斜めに傾いていたので補正しようとしたら、ポロっと(笑)
うあああああああー!

おそらくドコカで差し込んだときに折れ曲がってしまったんでしょう。仕方がないのでついでのときに総本山で修理に出します。
まあ、こんなこともありますョ。あはははは。





製作途中の擁壁を背景にして。
台車の転がりは、やはりピボット軸受け集電方式の台車とは違っていて。チョンと押すとシャー…ということにはなりませんでした。
この電車、かっ飛ばして来る雰囲気があるので、カーブレールに似合いますね。





その昔、グリーンマックスのカタログで「7000系はキットでつくるもんだ」と思っていました。
こういう銀色の電車は、不満を言わずにキットを組んで、シルバーを吹いて完成させるものだと、長年そう思い込んでいたのです。

しかしですよ。あの数年前の鉄コレ。
イベントでは結構な売れ行きだったようで「さすがは東急」と思いました。
半完成品とはいえ、塗装をしなくていいボディが発売さらる時代なんだなぁと。
それでも“鉄コレクオリティ”を我慢してまで手元に置く形式ではなかったことから、当方はスルーしていました。

ですから、こんな立派な完成品が手に入るというのは喜びだけでなく戸惑いもあります。
でもいいのです。
嫌なことが続いても、頑張って生きてきましたから(オーバーですね)。






残念なことに、今のところすれ違う電車がありません。
複線電化路線に似合う電車なので、その辺りは是非。
やっぱり青ガエルは、1/150の世界には存在すべき形式だと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
トミックスの限定品の復活に期待しながらも、あの価格では簡単に手が出ませんから、そこはカトーのクオリティでお願いしたいです。



今後は、2両セットで「こどもの国線」仕様とか、他社へ譲渡された電車とかを想像してしまいます。
そう思うと、この7000系も結構な「とてつもない未来」を含んでいるようです(でも今回、動力ユニットは中間車に入っていましたね)。


それにしても、懐かしい時代の空気を運んできた7000系でした。
ごちそうさまでした。

ではまた。

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  1. 2017/08/14(月) 18:20:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

おめでとうございます

こんばんは。入線おめでとうございます!
私としても「ステンレス」はなかなか製品化されないよな・・・と思っていたところで、コルゲートが光る車体の電車をKATOが製品化するなんて思ってきませんでした。
そしてディスクブレーキ。これで客車や貨車の車軸部分が回ってくれれば台車はもはや「完成」でしょう。
こんなことを書いていると「関西の私鉄はまだ出ないだろう」とつい思ってしまうのですが、そこはいい意味で裏切られることを待ち望むしかないですね。
  1. 2017/08/14(月) 18:59:03 |
  2. URL |
  3. KANONE_LKZ #-
  4. [ 編集 ]

東横線

なつかしいですね~
東横線で赤い「急行」看板をぶら下げて、急行とは名ばかりの多くの停車駅を順番に稼ぎながらヒュオー と唸る光景が目に浮かびます。
私の場合は顔に帯のない8000系(一部非冷房)と行き交い、多摩川園で緑の3000と並走する時期です。

自作や加工した“作品”は別として、今や「待てば出る」ようになりました。品質的な満足感や「実物ってこうだよね」な部分も熟成されてきていると思いますが、では以前に買った二流品に落ちたモデルが最終的にどこへ行くのかというのも気にかかります。
それが淘汰というものなのでしょうが後発のライバルに悩まされない、本当に満足できる製品(価格との見合いも含めて)をどこのメーカーも手掛けていただきたいものです。
  1. 2017/08/14(月) 21:50:59 |
  2. URL |
  3. ホビぽっぽ #YCTALtMs
  4. [ 編集 ]

ご無沙汰しております。昨今の新型中心とした新製品からして、模型購入もご無沙汰してしまってます。C11以来の購入となりました7000系。急行灯の点灯に感動!パイオニアⅢ台車の表現に感動!台車の表現は新たな模型の世界への布石となりますね。通常品は、急行灯不点灯でHゴムの色も変更でしょうか?不点灯でないと地下へ入れませんからね(笑)
小学校の頃、7000系や7200系の急行に乗車、カーテンが靡くのが思い出になってます。早くカトー製の旧5000系を見てみたいものです。
  1. 2017/08/15(火) 21:59:41 |
  2. URL |
  3. 鉄人1028号 #-
  4. [ 編集 ]

技術の定着まで

KANONE LKZさん

せっかくの技術ですから、他の形式にも応用されるといいんですが、どうもそうした見通しはなさそうです。
気長に待つことは仕方がないとして、その技術の定着にも注目していく必要があるかもしれません。
やはり今回の台車の転がりにくさは気になりました。
  1. 2017/08/20(日) 12:45:43 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

鉄コレも基本と増結の時代に

ホビぽっぽさん

おっしゃるとおりでして、満足できる仕様かどうかを見極めないと、すぐに悔しい思いをする時代となりました。鉄道コレクションも「基本セット」「増結セット」の時代に突入。この勢いが止まらない中で、飛びつくべきなのか、それともクオリティに満足できなければ「見なかったこと」にするのか、その辺のコントロールが勝負です。
  1. 2017/08/20(日) 13:39:27 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

期待するべきか…

鉄人1028号さん

5000系、欲しいんですけど、もうトミックスの再生産に期待した方がいいのかもしれません。
それよりも、通常品、ちゃんと発売されるといいのですが。
  1. 2017/08/20(日) 13:43:14 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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