こんばんは。しなのさかいです。

カトーからC57 1次形が登場。
日曜日の早朝、北の扇形庫から先生のお誘いがありまして、開店時刻に合わせて近所の量販店へ出撃しました。
いい歳したおっさん二人がカウンターに対して列を作って、そんでもって「C57、二つ!」と声を揃えてしまいましてね。
その1時間後、コメダ珈琲店でアレコレと作戦会議している、そんなどうしようもない場面だということを、どうか御理解ください。
そうです。風前の灯になってしまったカトーの味のある企画に群がっているユーザーの悲しい姿です。
でもね、こういう製品が発売されると、自然と会話やコミュニケーションが生まれるんですよ。
ココ、試験に出ます。
皆さんもお気づきのとおり、このC57の発売を持って、カトーから予告されている国鉄蒸気の新製品は無くなります。
まだまだ必要なもの、というか、あの鉄道シーンを演出するものはたくさんあるんですけど、もうダメなのでしょうか。
このグダグタ感、分かる人は西武40000系あたりでとっくに気づいているんですが。
そういえば、Sトレインの人気は今一つみたいです。C57は早いうちに本線へ誘うとして、その背景となる「景色」の調整を急ぎます。
ここ数週間は山岳モジュールを集中的にやっていて、地形への基礎着色とバラスト撒きまで終えました。
レイアウト全体を同じ工程でステージアップさせていきたいので、今度はその反対側、当方が「田園モジュール」と称しているコーナー、ストレート、コーナーの三つのボードに陣地転換です。
カトーの複線線路で構成したこの田園モジュールにも、基礎着色とバラスト撒きをする必要があり、それを終えたレポートとなります。
田園モジュールの構成を振り返りながらお伝えしておきます。

井中温泉駅から伸びる外線は、まずはガスタンクのあるコーナーに差し掛かります。
447/480の複線線路の左右にもバラストを盛って、それなりのビジュアルを得ることができました。
もちろん、バラストはこのままにはせず、サビ色に着色していく予定。
ユニトラックの左右にバラストを盛るときは、枕木の横のエッジをいかに目立たせないようにするか、がポイントだと思っています。
コンクリートの法面は、色味を再調整しないとダメです。当方としては「不合格」。

カーブを抜けて、1200㎜ストレート部分に差し掛かると、今度は鉱石ホッパーと公民館のある風景になります。
公民館の後ろには、水を流す直前の春の水田にしてみたくて、情景テクスチャーペイントの「土 ダークブラウン」を盛って、伸ばして、歯ブラシで叩いて…。

それから、公民館の周りにはグレインペイントで粒子感のある地面にしてみました。
基本的に人間が頻繁に立ち入る箇所は乾いた土色であるべきだと思っていて、アクリルガッシュを混ぜながら、パレットのように色調をチェックしながら色味を決めていきました。
果たしてこれで正解かどうか…。
自分でもまだわかっていません。

水田なので水路は必要かと思いまして。
ヒノキ材でコの字形にして、あらかじめ組み込んでおきました。
コの字の内側にグレインペイントの「浅灰」を塗ってみましたが、イメージが明らかに違うので、ここも塗り直しが必要。
自分でやっておきながら「女将を呼べ!」と言いたくなる訳です。

ストレート部分を抜けると再び447/480のカーブ区間。
このカーブの内側には水田のフォーマットをこしらえておきながら、長い間“荒野”でした。
いよいよ基礎着色も終わり、ここも景色が変わり始めます(そのはず)。
テクスチャーペイントの上からメディウムをコートして、トラクターでねり上げた土のようにできればいいのですが。

レッドアローがカントの付いたカーブを滑走していきます。
真ん中にもバラストを入れるべきかどうか悩んでいます。そのうちに結論を出すことになるでしょう。
この区間にも線路に沿って用水路を設置しました。
この週末の作業をもって、当レイアウト上から木材やプラスターといった素材のままの土地はなくなりました。
基礎着色の次は、現実の色に近づけて重ね塗りをしていく段階に移ります。
現実の色を参考としながらも、諸先輩方のレイアウトの「土の色」を模範にしていくことになりそうです。
そういう考え方のアレンジは、鉄道模型レイアウトには有効であると思っています。
◻︎ ◻︎ ◻︎
レイアウト製作を進めながら、車両にも少しずつ愛情を注いでいます。

キハ283系は、チョチョイのチョイとイタズラをして、前照灯の光量を増やしました。
2004年の初回ロットとはいえ、当鉄道ではまだまだ現役です。
仕様改善も取捨選択。自分にとって必要な改善だけを取り入れていけばいいのです。

381系「くろしお」は「ゆったりやくも」のクロの台車に換装。
ようやく台車にもスノープローが付きました。
ただしスカート側のスノープローは189系「あさま」のそれと交換する必要があるんですって。
もちろんそうしましたョ。
「しなの」にも同様の換装を行います。
車両の新製品に対してはアレですが、ASSYパーツの情報はきちんとフォローしています。
最近のカトーの新製品に関しては、どちらかというと部品情報の方がニュース性が高いような気がしています。
ではまた。
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- 2018/02/20(火) 18:30:00|
- 鉄道模型(レイアウト)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:4
お疲れ様でした。レイアウトの方も順調に進んでいるようで何よりです。
C57はちょっとした企みが上手く行かなかったのでとりあえずテンダのカプラーを付属のナックルに交換したのみです。
テンダ台車の件、今後のバリエーション展開を考えるとどうするのかなあと思います。
トミックスのC57だとテンダ台車はどちらも使えるのでそれを見るとちょっと残念です。
開放キャブの北海道型に化けるか、このまま数年の眠りにつくのか・・・。
- 2018/02/21(水) 00:50:16 |
- URL |
- 北の線形庫から #Wd3nJgFU
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西武レッドアローのカッコ良さを改めて感じます、来年は秩父線開業50年… もう半世紀になるんですね〜。
C57の入線おめでとうございます、我が家も早く入線させたいところですが、なかなかお店に行く暇が無く月末までお預けかな〜
- 2018/02/21(水) 06:10:42 |
- URL |
- 線路際の住民 #-
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北の扇形庫からさん
ありがとうございました。
カプラーを交換さえすれば、まずは走行可能な状態でしょうか。テンダー台車の件は仕方ないとして、あとはナンチャッテで遊ぶっきゃない???
当方は、機関車もそうなのですが、C57ですから客車の編成にも興味があります。旧客の普通列車って意外とわからないものなのですよね。もっとも拘らなくても良いものとも言えそうですが(笑)
- 2018/02/22(木) 22:30:46 |
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- しなのさかい #-
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線路際の住民さん
ご多忙のようでお疲れ様です。
既に4次形を手にしていましたから、どんなものかなぁと思っていましたが、やはり1次形には1次形の良さ、手にする喜びがありました。旧客が似合う汎用性のあるスタイルは必要でしょう。
西武5000系レッドアローは、今流行りの通勤(車)特急に対するアンチテーゼ。着席料に相当する対価としては、それなりの設備サービスが必要なんだと思います。京王ライナーの動向に注目しています。ガラガラの列車を過密ダイヤに組み込んで、んでもって駅に人が溢れるようならば、将来は危ういでしょうか。
- 2018/02/22(木) 22:46:24 |
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- しなのさかい #-
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