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カタログ…

KATO 2019年1月分ポスターを見て愕然とする。

こんにちは。しなのさかいです。


これまで当ブログでは、メーカー各社が普段アナウンスする新製品情報には一喜一憂することなく淡々と過ごしてきました。
しかしながら、今回のカトーの発表は、ある意味で「事件性」を帯びていましたので、この段階でメモすることにします。
木曜日の発表後から見ていると、他のユーザーの方々の反応も似たようなものであり、「まさかこれだけじゃないでしょ?」という反応の後に「ここまで変わってしまったのか」といった絶望感で満たされる様子は、ほぼ共通。

では、その内容をあらためて確認しておきましょう。





JR九州の黒いDE10、ただそれだけ(笑)
「1月分」となっていますので、既に生産予定表にある1月分に追加された形となりましたが、“例月の発表分”が塗り替えアイテム1つだけということはここ10年くらいの間で記憶にありません。
90年代から2000年代にかけて続いてきた「上半期」「下半期」だけのポスターの時代に戻ったか、あるいはその頃よりもひどい有様です。

しかもこれ、12月と1月に分納されるらしい「ななつ星」を購入したユーザー向けの「参加賞」的アイテムというべきで、一般的には、その豪華列車を買わない限り、手を伸ばすことにはならないでしょう。


おそらく「ななつ星」は12月の年末特需が爆発的に膨らむだけで、年を越したら一気にその需要がしぼむのではないかと思います。
つまり、その後は小売店を主とした流通段階で長期在庫化するのです。
“黒いDE10”は、そうした不良在庫を動かすための起爆剤として、しばらく時間を置いてから市場に流せばいいわけで、なんならば、お得意の「鉄道模型コンテスト」の会場販売分として、来夏にでも企画すればよかったのではないでしょうか。
2両セットなどとせず、1両単位で販売すれば価格的にも手にしやすい限定アイテムになったと思います。

どうして塗り替えの1アイテムだけ、それも正真正銘の「入替機」を、という事態になってしまったのか。
発売されている「カタログ2018」のp122~123を眺めていると、モヤ-ッと見えてくるようです。

いずれにしても、ユーザーが小売店に行かなくなる傾向は一段と強まりそう。
市場規模の維持を全てカトーの責任にしてしまうのは暴論なれど、これまでの立ち位置からすれば大きい割合でその責任は持っているといえましょう。
ここんとこの新製品のラインナップに以前のような相互関連性が見られないことを危惧し続けてきましたけど、「発表できるニューアイテムはこれだけです」という事態はもっと深刻です。
パトレイバーとかパンダとかを企画している場合ではありませんよね、間違いなく。


トミーテックが「鉄道コレクション」だらけとなり、
グリーンマックスが中途半端な自称「完成品」だらけとなり、
マイクロエースが価格の高騰による“改良品”だらけとなっている中で、
カトーがこういうことになっています。


ではまた。

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  1. 2018/09/08(土) 12:00:00|
  2. 駅ノート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

まぁ、本体の発表で思わせぶりに書いていましたから。
メインはDF200+客車でしょうし。
特別企画品だから.再生産も基本なし。
別の目玉って言ったら、再生産もしているトワイライトエクスプレスの車輌が行ったときの牽引とかですかねぇ。
「カタログ2018」のp122~123って何だったかな。私買ってないので手元にないですが。

  1. 2018/09/08(土) 23:36:00 |
  2. URL |
  3. Mu #-
  4. [ 編集 ]

以前「続出する豪華列車」にコメントさせて頂いたものです。今、こういう未来だったのかと納得しております。
そういえば、今夏は恒例のフリップショー(イベント会場発表)がありませんでしたよね。なんとも熱気を感じられないまま夏が終わりました。
趣味の世界ですから守備範囲やストライクゾーンは人それぞれ異なりますけれど、以前のように数手先を見据えた企画が少なくなって、2段ロケット止まりになった印象です。

「こんなものだろう」という感覚で商業的に淡々と流れてくるブツだけは掴まされたくありませんよね。
  1. 2018/09/11(火) 23:05:04 |
  2. URL |
  3. りんご #-
  4. [ 編集 ]

ご無沙汰しております。
1月に関しては、他にもC62常磐形などの発売もありますので、年末年始はななつ星か、(今までに発売してきた上野駅を発着する列車シリーズ?も含めた)常磐線の列車をじっくりと楽しんでね、というメッセージと解釈してます。
確かにパトレイバーやパンダの件については、私も今後が不安になります。そのため私は、2月、3月発売分に注目します。このラインナップで失望感を味わうことがないよう願っています。
  1. 2018/09/13(木) 19:58:00 |
  2. URL |
  3. やまだ #LLR6AlOk
  4. [ 編集 ]

Muさん

「ななつ星」製品情報の中で、DE10の製品化をほのめかすような編成表となっていたことは当方も確認済みです。製品化の時期がこんなに早いとは思いませんでした。
  1. 2018/09/14(金) 18:59:35 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

爆発事故

りんごさん

加藤社長のフリップショー。今では懐かしいと感じます。このことは今のカトーを考える上では大事なことでしょう。あれだけ率先して鉄道に対する見識を語っていた「リーダー」の姿がパタッと見れなくなった要因。なぜなんだろう。そう思うと、フリップショーが行われていたときの背景も分析してみたくなります。
2段ロケットというご指摘も然り。もしかしたら「1段ロケットの爆発事故」というレベルかもしれませんョ。ここんとこ連発しています。
  1. 2018/09/14(金) 19:08:49 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

2月こそ…?

やまださん

2月、3月への期待。当方もそこから決算期までのラインナップに期待したいのですけど、カタログの宿題もやり残しているようなので、やや悲観的に見ているんです。JR四国の2000系はどうするんだろう、とか。こんなタイトな中で新しいストーリーは描けないのではと。
パトレイバーやパンダのような企画が立ち上がる事実だけを見ると分かりませんが、これに従来の事業範囲の壊滅的な状態を合わせて見ると、どうもこの会社は後者をこれまでのような重さでは見ていないように思えてきます。

付け加えれば、パトレイバーは1/150スケールです。設定ではモビルスーツほどの高さではありませんから(コンバットアーマー程度?)、稼働する関節数は想像できる訳で、もしかしたら昔の森永チョコスナックの食玩モビルスーツキットのような、両手でバンザイしかできないような出来かもと思ったり。そんなものを送り出すことを「新展開」と銘打ってしまっても大丈夫なのかなと心配しています。
  1. 2018/09/14(金) 20:46:12 |
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  3. しなのさかい #-
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