しなのさかいの駅前広場

カタログ…

第58回全日本模型ホビーショー(その1)

おはようございます。しなのさかいです。




ここ数年、鉄道模型のイベントとして足を運んでいるのは、
①静岡ホビーショー
②国際鉄道模型コンベンション(JAM)
③全日本模型ホビーショー
の3つです。
以前はこのほか、①と②の間に「鉄道模型ショウ」というものがありました(懐かしいなぁ)。

そして、今年もとうとう③の季節となりましたので、ちょっと行ってきたんです、有明まで。

これからの冬の鉄道模型業界の動向として、どういった刺激を感じ取れるのでしょうか。
財政出動が最大限合理的となるように、線路際の住民先生と共に考えてきましたが、その結果は果たして…




【トミックス】




トミックスの「四季島」が銘打っているのは“プログレッシブ・グレード”。
しばらく謎だったその意味が、ここに来てようやく分かってきました。
前照灯の灯り具合を皮切りに、ともかくご覧くださいまし。
こだわり方が良い意味で「病的」です。





当方は買っていないのでよくわかりませんけど、運転台の側面窓については、先行したカトー製品においていろいろと話題になっていたようです。
トミックス製となると、このようになるそうですよ。
この辺はユーザーの意見を聞き続けてきた後攻としては当然、となるでしょうか。





その運転台の中身です。
運転席のひじ掛け、複数のライトの点灯度合いの差を再現しつつ、運転席直後の展望席の床には模様を着色。
聞いたところ、インクジェット印刷を施しているんだそうです。





部屋の内装パーツもこだわっていて、掘りごたつ方式のテーブル下が再現。
1/150の人がちゃんと歩き回れるような、そんな動線が確保されたパーツとなっていました。





ラウンジ。
コートハンガー、暖炉、ピアノ、そしてエントランス部のランプ類など。
床下の側面に見える集電シューは、両脇から屋根へと立ち上がる室内灯シューとの接点となります。





今回の四季島では、室内灯を専用とし、屋根板とボディとの間に収めたそうです。
プリズムはボディの裏側にはめるようにしていて、このような形となることで、従来の集電スプリングは廃止。
側面のガラスから余計なものを見えなくすることに成功しています。
オブジェまでを再現しているんですね。
こういうオブジェがあること自体知りませんでした。





こうして「四季島」の入口を再現しています。
当方がこの中に入っていくことは、おそらくこれからずっとなさそうです(笑)
それにしても、なんだか気持ち悪いエントランスです。





プリズムにはシャンデリアのようにカットを施している箇所も。
そういえば、カトーでも小田急3100形の先頭車に同じような専用プリズムを組み込んでいました。
この施しは、車種によってはアリです。
ただ、シャンデリアのような点灯具合になるかどうかは確かめていません。





モーターが刷新されるということは既にアナウンスされていました。
通電カプラーも採用されて、編成全体のライト類のチラつきは解消されています。







その他、屋根上機器の表現にも相当のこだわりを持っていたりと、そのこだわり方は何が何だかわからない程です。
「そう言われればそうなんだろう」というのが本音で、おそらくカトーの「四季島」を手にしたユーザーが比較しないとわからないような、そんな気合の入れ方でした。



実車に対する認識が広まっていないと、細かい設計をしてもストライクにユーザーの心へは響きません。
つまり、ユーザーも「そうなっていることを知っている」という前提がある方が絶対にいいのです。
今回の「四季島」の設計へのこだわりには尊敬の気持ちを持って拍手を送りますが、トミックス全体として見ると、やはりこの「四季島」に金型等のコストを注ぐのはなんだかもったいないなぁと思いました。

プログレッシブ・グレードで「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」をやったら面白そうじゃないですか、ねぇ。
そーゆーことなんです。


(その2へつづく)


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  1. 2018/10/01(月) 07:50:00|
  2. 鉄道模型イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

レポお疲れ様です。

TOMIXの四季島、ここが凄いですポイントアピールがすごいですが、エントランス部の隙間を見てると、他にも力入れるべきところがあるんじゃないかと思えなくもないですね。試作ですから修正される可能性もありますが……

カプラーも通電式と引き換えに従来のボディマウントを捨てているようで、後退している面もあるのかなと。せめて、BMTNの取り付け座を残して欲しいなぁとも思います。

もっとも自分、四季島はどちらのメーカーも今のところ導入予定はないので偉そうなことあまりいえませんけども。
  1. 2018/10/04(木) 20:42:08 |
  2. URL |
  3. ムーンライトながら健壱 #-
  4. [ 編集 ]

まずは外観が大事

ムーンライトながら健壱さん

毎度どーもです!
気になるのは「模型車両の中身をどう捉えるか」なのです。
内装パーツをふんだんに使ってみても、結局のところ窓ガラスパーツがありますから、壁の再現は無理です。だから「窓から覗き込んで」みてもしっかりとした室内の表現は出来ず、どこか中途半端。
この辺を考えれば「ほどほどに」ということになるでしょう。なので御指摘のような隙間も「木を見て森を見ていない」可能性はあります。
まずは外観が大事(笑)

情熱の注ぎ方がどこかもったいない気もします。
それにしても皆さん、この列車を選択外としているようで面白いですね。
支持層はどこにあるのだろうと。
  1. 2018/10/07(日) 10:23:35 |
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  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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