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KATO 221系リニューアル車〈大和路快速〉

こんにちは。しなのさかいです。




関東平野は12月になって、ようやく秋らしい季節となりました。
昔と比べると葉が色づき始める頃が確実に遅くなっており、少しばかり怖いと感じています。
落葉から新緑の頃までの時間が少なくなる訳ですから、木々も「花が咲かなくなる」といったような何らかの変化がありそう。





予告しておきながら、しばらく時間を開けてしまいました。
申し訳ございません(またレイアウトのことをいろいろやっていました)。
カトーから221系リニューアル車<大和路快速>が発売されましたので、少しばかり見てみようというのが本稿です。

前稿のとおり、アーバンネットワーク構築の立役者であるこの車両はどうしても当鉄道に必要で、それが約30年の時を経てフルリニューアルを成し遂げた訳ですから、捨て置ける訳がありません。
今回はメーカー推奨のとおり「大和路快速」としての8連(基本+増結)、それから「みやこ路快速」としての4連(基本のみ)という総勢12両を迎え入れることとしました。
ちょっと大変でしたョ。





それにしても旧製品の存在は偉大でした。
したがいまして、新旧の比較から参りましょう。

前面はあらゆる箇所の線がリセットの上で描き直されていて、エッジの効きも良く、こうして近くで見ることも耐えられる出来。
ライトにはガラスカバーを表現するパーツが付いたので、旧製品のような陥没したライトとはなっていません。
こうして比較すると「次のステージへ進む必要」はあったのだと気づくことができます。
でも、輪郭はソコソコ同じのように見えまして、「旧製品もイイ線をいっていたのではないか」と気づくのでした。
先頭のカプラーが変わっている点にもご注目ください(後で触れます)。





旧製品でもボディとの合い方に不満はありませんでしたが、今回の設計を見ればやはり、リニューアルの恩恵は感じられます。
塗装に関しても、ボテっとした塗装の仕上りは見られませんで、サラサラ感のある上品な感じ。
ガラスのはまり方もピッタリ。
ピラー部分を比較すればよく分かります。
黒い窓枠はマットな仕上げとなっていました。

それから、JR西日本ファンの間では有名だった「青い帯の色調の違和感」は改善されたようです。
これなら西日本ブルーと言えましょう。





印刷箇所も増え、ステップにも黄色い警戒ラインが。
ドアボタンもしっかりと印刷され、リニューアル車であることを主張。
旧製品とは金型が完全に異なっていますから、目立っていた運転台ドア周りの分割線がなくなっています。
間違いなく情報量は増えています。





屋根上機器の比較。
配管の表現が違っていて、やや立体感が際立って見えるようになりました。
クーラーもパンタグラフも新しいパーツとなっています。





賛否両論がありそうなのが側面の行き先表示器の表現。
旧製品は窓ガラスパーツと一体となったくり抜き表現となっていましたが、今回の製品では383系のようにツライチのボディに黒く印刷されました。
種別表示器の位置だけは窪んでいますので「幕」と「LED表示器」の区別をつけたと言えましょう。
行先表示器は一定の速度(40㎞/h?)を超えると非表示になるそうですから、走行中の姿を前提とすれば、これはこれでよいと思います。
種別表示器にだけシールを置くというスタイルの方が精神衛生上は良いのかも。

それと、前稿で申した通り「転落防止幌」は案外気にならないもので、機能性を求めた結果の「美」もあるだろうという感想。
幌の差込み具合も心地よく、ギュッと差し込んだらグラつくこともありません。
ここの設計、寸法取りは521系からのノウハウもあり、非常に安定しているようです。
他社では難がありそうな箇所だけにありがたい安定感。
ただし、連結間隔だけは残念です。
かといって、TNカプラーに代えるような加工はさらさらする気もありません。



ところで…




前述のとおり、先頭のカプラーは「前面カプラーS#2」というパーツに進化し、晴れて電連もどきのフックがなくなりました。
密連の下のフックで連結するのではなく、密連そのもので連結するのです。
そしてその「電連」はカプラーに挟み込むダミーパーツに。
おそらく今後は2段タイプの電連も出てくるのでしょう。
そのタイミングはいつ???

それにしてもこの電連パーツはユーザー取付となっており(前面行先表示パーツと共にビニール袋に封入されています)、その取付が難しく、何度か異次元の世界へ飛ばしてしまいました。
幸いにも自分の足で踏んずけていたところを発見できましたので事なきを得ましたが、超あせったことは事実です。
お店でASSYパーツを見かけたらスペアとして確保しておくのがベストだと思います。
一袋10個入でして、当方はもちろん手に入れましたよ。





それから、その電連もどきのフックがなくなった反面、セオリー通りカプラーを引き出してからレールの上で連結させようとすると、カプラー同士の「合い」が固いようで、必ずどちらか一方の引き出しシロが元に戻ります。
仕方なく先頭車同士をひっくり返した状態で手にして、手元で確実に連結させてからレールに戻すという反則技をしました。

とはいえ、カプラーだけに緩ければそれも支障があります。
見た目は劇的に改善されるので、歓迎すべきパーツなのですけど、なかなか難しい問題もあるように感じました。
この辺はあらためて。





ライト、種別・行先表示の点灯具合。
後者は点灯していないように見えますけど、ちゃんと点灯します(旧製品はココは点灯しませんでした)。
「Q 大和路快速 奈良」のパーツがデフォルトで組み込まれており、交換用として基本セットには「O 大和路快速 大阪環状線」「D みやこ路快速 京都」、増結セットには「O大和路快速 大阪環状線」「Q 区間快速 加茂」が封入。
HIDライト等の点灯具合も程よく明るく、この点に関しては文句のつけようがありません。
そして、奈良所属の221系ということでフロントには車体番号が印刷。





シールの内容も「グレードアップシール」並に豊富で、見ているだけでうっとり(笑)
シールの情報量って、ユーザーに脳内旅行をさせることができる、とても重要なアイテムです。
トミックス製品に旅情を感じない要因はこんなところにもあるんですよね。
トミックス製225系は顔の表情の出来が良いだけに、側面の種別表示くらいしっかりと措置してもらいたかったと思います。



□      □      □



それでは、久しぶりに夜のロンリー運転会です
(ホントに久しぶり)。





ニューフェイス、323系とのすれ違い。
こんなところが大阪環状線であるはずもないので、大和路線のどこかで試運転をしているところでの離合ということにしましょうか。
221系は山を背景にしても似合う車両です。





木津では学研都市線と「みやこ路快速」と並びますから、そんな感じで。
夜が遅いので321系は電源をダウン。





103系との離合シーン。
この組み合わせは色彩的に「旬」を迎えています。

余談ですが、103系は40N体質改善車。
当方が持つ唯一のGM製品です。。
森ノ宮の103系とは異なり、奈良の103系は体質改善車だけで組成された編成が存在しなかったようで残念。
奈良から体質改善車が消え去ったのも随分前のことだったはずで、こうしてリニューアル221系と並ぶこともなかったのではないでしょうか。

当鉄道ではおかまいナシに、オール40N体質改善車の6連がツインドライブで運用に就いています。
とにかく走らない動力ユニットなので、ほとんどアクセサリー状態ですけど。
今更ながら、201系の体質改善車が必要になってきました。






民営化後にデビューした車両の模型がフルリニューアルを遂げる事例はあまりなく、カトーではE231系近郊形と313系シリーズで「顔面のやり直し」をした事例くらいです(そうする必要に迫られていたからなのでしょう)。
一方で今回の221系は、平成初期の製品を平成末期の設計水準でやり直したものですから、純粋な意味でのフルリニューアルといえそうです。
繰り返しになりますが、旧製品にはそれだけお世話になりました。


当方のような“221系ファン”が次に待つメニューは、転落防止幌のない奈良の6連と8連?
網干所属の併結を前提とした編成もアリです。
さらには登場時バージョンとして「新快速」の221系、“220系”2連を含んだ「大和路快速」の221系を待ち望むというところでしょうか。

とにもかくにも、221系が持つオリジナルのフロント傾斜角を楽しみたいもの。
そうでなければいけませぬ。





ついにトミックスが223系2000番台の製品化を発表しました。
昨年の同社の年末アイテムだった16番・223系2000番台、それから春にリリースした1/150の5000番台マリンライナーが好評だったことから、「機は熟した」として、ついに本命である1/150の2000番台を投入する決断が下されたのだと思います
(そんなにオーバーな話でもないか)。
このことは、残念ながら当方のカトーの223系たちを置き換える日が近づいていることを意味します…。


Nゲージで再現するアーバンネットワークが活況を呈しており、ここにも“ワールド”が展開。
不思議なことに、模型の世界では関西の車両の話題が大きいと感じるこの頃です。

ではまた。
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  1. 2018/12/09(日) 13:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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