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顔が平べったくてねー、

2匹目のスノーラビット(2019年版)

こんにちは。しなのさかいです。

年が明けてしばらくは戯言ばかりを書いていたので、ここら辺で軌道修正。
もう1月も終わろうとしているのに。
ですから、少しは鉄道模型のことでも書いておきましょうか。



昨年末はカトーの年末アイテム「ななつ星in九州」が話題となりました。
久しぶりにユーザー間での共通したネタとなり、ちょっとしたコミュニケーションが発生したように見ています。
ネタはともかくとして、メーカーがこういう仕掛けを施すことはとても大事なことだと思っています。

当方はかねてから触れている通り、今の時代の豪華列車というものにどこか異質なものを感じていて、なかなか素直に触手が伸びません。
しかしながら、各方面からレポートされる「模型としての完成度が高い」というコメントには少しグラついて、2回目出荷を複雑な思いで待っている(のか?)状態なんです。
もう少し考え続けてみようかと思いますが、それも店頭在庫があればですね。





何が言いたいのかというと、当方にとっての昨年末のアイテムは「再生産品」だったということです。
カトーから約10年ぶりに、北越急行683系8000番台「スノーラビットエクスプレス」が発売されました。

多くの小売店ではユーザーからの再生産要望を強く受けていたようで、これがメーカー側に伝えられた結果のようです(どうやら)。
最近こういうパターンでは、新製品との絡みのない唐突な再生産が行われたりして、違和感の温床となりかねないのですが、今回ばかりは多くのユーザーが待ち望んでいた再生産でしょうから、そうでもなさそうです。
当方もそんな方々の気迫を感じていたので、安全措置として再生産品なのに予約を入れていました。



ずいぶん前にもこの製品をレポートしています。
そのときは手にした瞬間、残念な気持ちが襲ってきて、その後すぐに手放してしまいました。
詳しくはクリックしてお読みください(10年前のことですから、おかしなことも書いていますが御勘弁を)。
681系2000番台の方は、処分などせずにちゃんと持ち続けています。







今回のロットは「塗装と印刷の勝利」と言えるほどの仕上がりで、自分の顔が“ほくほく”。
特にワインレッドの光沢が上質で、見ていてウットリしてしまいます。
以前指摘した、白い部分へのワインレッドの色飛びもなく、印刷はビシッと決まっていて問題なし。
ロゴマークにも妙な擦れ跡はありませんでした。
今回ばかりは埼玉の工場の印刷部屋、丁寧にやってくれたようです。
いつもこうであると嬉しいのですが。





非貫通先頭車にはスノープローを取り付けて、これまた見栄えが良くなりました。
今回から品番4683ND「クロ682-2000台車」が使われるようになりましたので、スノープローを取り付ける台座が存在するのです。
ここにHB-E300のスノープローを取り付けてみましたが、いかがでしょうか。





「クモハ683-8000SRE台車」は従来通り(4514-2D)ですので、取付台座がありません。
ですから編成全体に渡ってスノープローを取り付けるようなことはしませんでした。
いずれはそのような改良が加えられそうですが、そうしたASSYパーツ情報を敏感にキャッチしなければならないので、以前に「しんどい」と申し上げたのでした。
それにしても、この4683NDって果たして何を生産したときに改良された台車パーツなのでしょうか。
ホビセンフェスティバルで白衣を着た方に聞いてみることにしましょう。





ちなみに手元にあるサンダーバード・リニューアル車(比較的最近の生産品)でも「4683D」のままでした。
ですから、313系1700番台のスノープローを取り付けていますが、これは313系の前面用カプラーの「箱」を避けるように薄く作られているので、それが存在しないクロの下に取り付けるとペラペラに見えてしまうんです。
やっぱりクロに限っては4683NDに交換した方がよさそうですね。





中間先頭車には、手元に残っていた4683G「クロ682ライトユニット」(白色のユニットです)を組み込んで、とりあえず点灯化。
ヘッドライト専用化基盤も組み込む必要がありそうです…。





複線電化区間は自然と「特急街道」と言えそうな雰囲気ですから、やはり683系を撮るならこのボード。
もちろん撮影者など誰一人いませんから自分一人で取り放題で、電車の方が「なんなら停めましょうか?」と一時停車してくれます(笑)

683系0番台との混結もおもしろそうで、そうした遊び方をしていくべきなのでしょう。
和倉温泉に行く列車としてはまぶしすぎます。
北陸関連のアイテムもまだまだ捨てがたく、しばらくはこうして収集していくことになりそうです。
かといって、えちごトキめき鉄道の車両までは欲しくないんですよね。
ワガママでごめんなさい。





北越急行の681系と683系が誕生した経緯については、このバックナンバーが詳しいようです。
「雪国を駆け抜ける『スノーラビット』」という題で、10ページに渡って北越急行の方が寄稿されており、我が家の本棚から引っ張り出して改めて熟読してしまいました。
皆さんのお住まいのお近くに古本屋があれば、格安で手に入るかもしれませんね。
手元に引き寄せた模型に奥行き感を持つことができるということで、お勧めしておきます。





こんな近代的なスタイルでも、古びたホームに滑り込むことができるのならば「列車の旅はやっぱり在来線だよね」となるのです。
新幹線は時間の短縮効果しか生みませんから、都会の空気の真空パックのような感じ。
その証拠にドアが開くときも「プシューッ」ていう音がしますし(笑)
しかも、整備新幹線の駅はだいたい荒野に設置されたりしますから、なおさらなんです。
車内サービスもどんどん失われていきます(つい先日、そういう発表がありました)。

この国における列車の旅は「東京の空気の真空パック」か「豪華にお食事」かという両極となってしまっており、その中間が存在しなくなりました。
いずれにしても、顧客ニーズを捉えた結果なのでしょうが、「そうじゃないんだよなぁ」と思ったりもします。
平成時代の特急列車。
その代名詞ともいえる683系を手にしながら、ぼんやりと考えてしまいました。



(おまけコーナー1)



ついでにC622、C623を重連でぶん回しました。
蒸気機関車のサウンドカードを使用すると、カードの仕様がコントローラー同調となっているため、ドラフト音のピッチをムラなく狭めていくことにはテクニックが必要なんです(レールの状態にも左右されます)。
ところが不思議なことに、機関車を重連にしてみると、そのムラが無くなり、気持ちいいほどにコントローラーに同調します。
余りにも気持ちが良すぎて、今更ながらウハウハで遊びました。
ちょっと北海道の風景が浮かんできましたので、そちらで遊んでみようかな。
早いところC62のサウンドカードが欲しいです。



(おまけコーナー2)



昨年12月から正月にかけて、トミックスの小田急70000形GSEは「車両同士の間隔が広がりすぎ」だからとTNカプラー0337への換装を必須とするレポートが多かったようです。
当方もソロソロかなと腰を上げ、カプラーポケットをカットする前にあれこれと思案してみたところ、カトーの車間短縮ナックルカプラーで十分じゃないかという結論になりました。





こうして前から見ても編成美を損ねるような連結間隔ではありません。
おそらく0337に換装した場合と比べても、わずか2ミリ程度の違いではないかと見ています。
もっとも、当方が密連形TNカプラーへの換装にブレーキをかけたのは「実車自体が棒連結器だから」。
TNカプラーにしても「ウソ」になるんだったら、車間短縮ナックルカプラーをプラレールのフックのように使ったって同じことじゃないかと思ったのです。
R243でも干渉することなく曲がってくれました。
模型と向き合うことに関しては、リアルさの徹底追及と割り切りが共存する必要があり、意外とそれで問題ないのです。




GSEの箱根駅伝での映り込みは、やっぱり確信犯だったのですね。
復路でオルゴールを鳴らしながらカットインしてきたときは「絶対にわざとだよね」と家族の前で大笑いし、前の年のアンパンマン号と同じテイストを感じてしまいました。
今回の年末年始では、どんなバラエティー番組よりも笑えるシーンでしたョ。
小田急さん、ありがとう。

ではまた。

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  1. 2019/01/26(土) 11:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

2匹目のスノーラビット(2019年版)について

こんばんは、keio201です。私もこの683系スノーラビットを所有しております。以前の記事を見させていただきました。
確かに、塗装の印刷がひどいものですね、ちなみに私のロットは第2次ロットで2012年に製造されたものです。
私のロットは初回ロットより塗装はきれいなのですが、クロの車番プレートだけやはり・・・といったところです。
また私がこの車両を購入するきっかけとなったのは上記の鉄道ファンの記事を読んでからとてもほしくなりました。
後、私のロッドはライトユニットが電球色になっていて実車と相違したのが残念でしたので、287系のライトユニットに
交換して実感的にしております。そのため最初から白色で、台車も改良されているとは羨ましいばかりです。
歴代のはくたかの中で一番私はかっこいいと思っております。前面に連結器が出ていてライドがシャープな683系で
赤は反則です(笑)ちなみにその雑誌の記事は鉄道友の会で表彰されているほど評価の高い記事らしいです。
写真の位置内容などが、とても魅力を伝えるものと評価されているようです。一応第3セクターとはいえ、JR車両の近い
位置づけですが、新幹線開業後して廃止になってから4年もたつのに再生産されるとは人気の高さが伺える次第です。
  1. 2019/01/30(水) 20:18:42 |
  2. URL |
  3. keio201 #-
  4. [ 編集 ]

683系の魅力

keio201さん

コメントをありがとうございました。
683系が人気を保つ理由(当方が好きな理由でもありますが)は、走行路線、沿線風景がしっかりしているということでもありましょうか。誰でもそうなのですが、日常とはかけ離れた風景を走るそこそこカッコいい電車、ということであれば興味は深くなるもの。そのうえ時速160Kmでかっ飛ばすのですから。
2012年ロットの存在は知りませんでした。なんでそのときに買いなおそうと思わなかったのか自分でも記憶がありません。とにかく初回ロットの惨状はリンクさせた記事のとおりで、塗装と印刷が全てを台無しにする典型例だと思っています。
鉄道ファンの文章はそんなに評価が高かったのですか。たまに鉄道ファンはこうした良質な寄稿があるため、全てを否定できないのです。だけど検索性がないため、バックナンバーの貴重性がつかめなくて困っています。今回はたまたまでした。
  1. 2019/02/02(土) 10:26:51 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

ななつ星、タオルとかのグッズすら無いってことでしたが、模型でようやく登場と。
もし気になっているのでしたら、買われてはどうかと思います。
KATOの ちょっとずつ おためし してきた表現方法を結集させてるような感じです。
このスノーラビットの停まっているホームで見たいものです。

九州地区限定の車輌ですから、首都圏ではどうなのでしょうか。
九州では予約完売だらけ、関西でも良い感じで売れているようですよ。

どうも、市場流通品、JR九州扱い8両、車内販売3両(DFは動力なし)があるようです。
正直悩みましたが客車列車ですし買いました。
気合いというか、特別セットだけの意気込みは感じますし、出来はいいと思いますよ。
手袋必須ですけれど…。
光沢とか考えると、素手で触るのは少し考えてしまう感じです。
室内灯も付けてしまえばいいのに、金額が…なのかな? 分解が凄くしんどいものに思えます。
発売直前の大阪某所で担当者公認にて分解、写真撮って採寸なんてやってましたが、エヌ小屋の室内シートは是非使いたいところ…。

願うところは DE10 の場所作っといてくれよって感じがしました。
8両ケースでええやんという気もしますが、4+4 で作ってるし。

これで、DE10 が2両セットだから発砲トレーの…だったら嫌だなと思ったり。
EF63はクリアケースだったはずなので大丈夫だとは思いますが。
機関車はクリアケースにして欲しいものです。


RMM で掲載された改造で製作した車輌、発表直後に実物も拝見したのですが、8両セットのケースでどーんと見せられると圧倒される感じで。
紙面で見るよりもすごく良く見えました。
ここは物足りんところだけどとか言いつつ説明する、製作者の満面の笑みが印象的でした。
年始すぐの地下で開催なイベントで…毎年やってるので、どこのことか分かるかも…普通にぶらっと参加した者のリュックから出てきたケースに詰まってるのはつい数ヶ月前に表紙掲載だった車輌の実物と。
工作派が少なくなってると言われる中で元気良いなと思えるイベントで公開されていましたが。
楽しみながら作っているのがわかるところ、誰かと話が出来るのはすごく良いなと考えたところです。

こないだも書きましたが、誰かと話をしながら…というのは凄く重要です。

最後に少し毒吐きかもですが。
KATO発表寸前に、ヤフオク出品され高額落札されていたのが…。まぁ、あれはあれで…かな。



スノーラビット、印刷きれいに仕上がってますね。
悩みどころではあるのですけれど、拝見して買おうかなぁと思ってしまっています。
両端流線型だったらいいのに。特別企画品だったから、Assy無いですしね。

実車は方向転換で大阪にもきましたし、米原で見たりしましたが。
北越急行線でかっとばす、高速進行! が本業なのになぁと思ったりしました。
160km走行ができそうな線形は 北陸トンネル内と、湖西線くらいですが湖西線は強風で抑止結構あるからなぁ…。

真空パック、そうですね。あの音の意味は理解しているものの。
時間短縮効果は素晴らしいとは思いますが、在来線の切捨ては閉口します。
サンダーバード も しらさぎ も敦賀まで。
なんだかなぁ…。
業界の会合で、関西北陸地協というのがありまして。割と身近な地域という印象なのですが。
大阪は行きにくくなった、と言われるのがどうも・・・です。



小田急70000形GSE は町田で見ました。
逆方向でしたので、線路はさんでゆっくり見る感じ。
色的にいいなぁって思いましたし、新製品の展示会でも感じは良いかなとも。
車間については広すぎると思いましたが、私も TN使うほどでもないかと。


箱根駅伝のカットイン。
私もああいうの、やりますよ。
気付く人は気付くぞってちょっとした遊び。
大当たりでしたね。



ずっとお聞きしたかったのですが。
撮影で良く使われているホーム、屋根の部分が凄く長いですが。
延長部を多く買って・・・なのでしょうか。
建設時の記事を探したりなのですが、なかなか触れられていないなとも。

  1. 2019/02/03(日) 06:21:01 |
  2. URL |
  3. Mu #CnwbxUkc
  4. [ 編集 ]

遅レスすみません

Muさん

遅いレスとなり申し訳ございません。
少しだけ模型の作業を優先させていました。

「ななつ星in九州」、購入されたんですね。当方は未だに…なのですが、あきらめたわけではありませんで、買おうか買うまいかとずーっと悩んでいます。それだけ模型としての完成度、手もとに置いておく喜びを感じさせる仕上がりなのでしょう。実車の活躍ぶりについては不勉強です。
関東地方ではまだまだ店頭分があるようです。2月分もリリースされる頃ですから、そろそろ動き(売行き)が止まるのではないでしょうか。

スノーラビットのインプレッションは本文のとおりで、仕上がりの上品さに感動しました。再生産品でも初回品を越えることはあるもののようです。
オススメです。

駅のホームについてご質問をいただきました。
カトーのローカルホームの延長部を使用して、屋根付きのホームは124ミリスパンで6本分あります。これが島式で2列。
その他、地上駅舎に並ぶ形でさらに2本あります。
全てにLEDによる照明を組み込みました。
ローカルな風景としては少々屋根部が長いと感じていますが、現状はこのままで。
カトーが予告している新しいローカルホームの開発が気になって眠れません(笑)
  1. 2019/02/13(水) 07:57:16 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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