しなのさかいの駅前広場

顔が平べったくてねー、

第58回静岡ホビーショー(その2)

(その1からつづく)


【マイクロエース】

かつてこうしたホビーショーに足を運んだことがある人はお分かりいただけると思いますが、とうとう(?)試作サンプルを飾るガラスケースが1つだけになりました。
なので、その他のスペースはプラモデル即売会場(&レイアウト展示)と言ってもよいかと…(^^)
これも時代の変化です。


そんな中でも新しい何かを示そうとしているのが、マイクロエース本体ではなくて持込み企画のオオカ商事で、例のスピーカーシステムの続きをアピールしていました。





スピーカーシステムを組み込むと、ほぼ間違いなくその車両だけは室内灯を組み込むことができません。
当方もかつてそう懸念していましたが、やはりそうした声は送り手にも届いていたようです。
なので室内灯も組み込めるように考案している最中とのこと。





既存製品に組み合わせられるよう、ユニットのガワにLEDの室内灯を配線するというキワドサです。
見ていて課題だと思ったことは、編成中の他の車両に組み込んだLEDとの色調が揃うことは「奇跡」レベルなのではないかということ。
まずは「暗いよりはいいでしょう」ということのようですが、実際に組み込んでみるとなると、多くのユーザーは微妙な心理に陥るかもしれません。


それからサイズや変形について。
これ以上のダウンサイジングは現時点では相当厳しいそうですが、変形については例えば回路を並べ替えて、例えば水平方向を垂直方向へ変えるなどの対応はできるとのこと。
蒸気機関車の次位に連結させる二軸貨車に組み込むことができれば、それはそれで面白い使いみちかも(かつてのマッハ模型のアレみたいですけど)。





それから、ワイヤレス給電にすればレールからの電気供給を考えずに列車を運転することができる…というアイデア。
ラジコンの世界に近いようで、需要を見極める必要がより高いアイデアでしょう。
これだけに限らず、かつての様々な不可能が現代技術では既に可能となっていて、後は製造コストと供給価格の問題だけという、そんな実感を持っているそうです。
どんな「不可能」「不便さ」に大きな潜在需要が眠っているか、当方も知る術がありませんけど、価格的なアプローチのしやすさがそうした潜在需要を露出させることもあると思います。
この辺を「ギャンブル」と見るか、それとも「ユーザーとの心理ゲーム」と見るか。
まだまだ生みの苦しみは続くようでした。
次なる「風」を期待しましょう。



さて、1つだけとなったガラスケースです。
どれも既視感のあるモノばかりでしたので、2つだけ。





かつてカトーとのタイマン勝負となってしまったマイクロエースの383系が再び登場です。
あのときの製品はスリーブのデザインも凝っていて、しかも貫通型先頭車のドアが開いた表現も再現できるようにするなど意欲的な企画となっていました。
しかしながら、カトー製品の発売とほぼ被ってしまったことから店頭での動きは鈍かったと記憶しています(最後は叩き売り?)





リニューアルのポイントが列記されていました。
例の貫通扉をはめ込み式から両面テープによる貼り付け式に変更するそうですから、現在の小田急60000形と同じ考え方かと。
列記されていたポイントはご覧のとおりですが、サンプルを見たところ、貫通型先頭車のヘッドライトの輪郭形状は角が取れて丸みを帯びた状態に改善されているように見えます。
貫通扉の件がありますから、顔の金型を変更しているのかもしれません(質問できる担当者がいない状態でした)。

予定価格は、
6両セット 26,300円+税
4両セット 19,100円+税
2両増結セット 9,600円+税
です。





ついにトミックスのキハ183形には 競合製品が登場するようです。
素直に再生産とせず、限られた時期に見られた妙な編成を製品化するところはマイクロエースらしいと言えましょうか。
5両で23,100円+税。



相鉄9000系の価格を見て「お、少し下がってきた?」と見ていましたが、再生産品やプチリニューアル品が値下げになるはずもなく、全体的には高騰したままという印象です。
しかしながら、他社製品の追い上げ的価格上昇が甚だしいため、皮肉にも相対的な価格高騰の感覚は数年前よりも薄れてきた印象もありますよね(このことは「麻痺」とも言えそうですが)。

また、グリーンマックスと比べれば、ユーザーが考える「Nゲージとしてあるべき部品構成」は昔からちゃんと理解している会社ですから、この点は、グリーンマックス製品が選択肢にならずにマイクロエース製品が選択肢となるポイントと言えましょう(溶剤による部品の接着だけが難点ですけど)。

たまにはかつての狂犬ぶりを発揮して、笑えるような新規ネタで勝負してもらいたいです。

それから。
「近鉄23000系 伊勢志摩ライナー リニューアル」の再生産が6月であるとの告知もありました。
カトー製品の買い物がなくなってきたので、以前はスルーせざるを得なかったこんな再生産アイテムを目を大きくして待つようになっています。
これも時代か。



【ポポンデッタ】



中国のなにかです。
これは海外製品の輸入ということなので、パネルを見てどうのこうのと言うことはありません。
どれだけの需要があるんでしょうね。









ポポンデッタの電車シリーズに関してはサンプルがいろいろと。
まずはJR305系からの発売となり、夏頃を見込んでいるんだそうです。

アナウンスされている情報を見る限りでは、十分に完成品らしい部品構成が見て取れますが、いかんせんまだ1つも発売されていないので、評価のしようがありません。
これらのサンプルを見てアレコレと語るというのも品がないことになりましょう。
ユーザーとしては「安中貨物」事件も記憶に新しいので、次でしくじると厳しい目を固定せざるを得ないと考えます。
時間をかけて、きちんと対価を感じられるように丁寧な模型づくりを進めてもらいたいところ。
小売店はまだまだ怖くて入荷できないことでしょうから、しばらくはポポンデッタ店舗における直販状態かしら。





クイックレールクリーナー。
効果はいかほど?





スノーシェッドか発売されました。
この形、どこかで見たことがあるんですよねぇ(笑)



中古模型店の時代からだんだんと事業が拡大しており、どこへ向かっているのか分からない気もするポポンデッタ。
Nゲージ完成品(電車モノ)の開発に大きく舵を切ることで、その立ち位置がさらに大きく変わりそうです。



(その3へつづく)



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  1. 2019/05/14(火) 08:10:00|
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