しなのさかいの駅前広場

415系、売れているのかなぁ。

第58回静岡ホビーショー(その3)

(その2からつづく)



【トミーテック】



まずは新しいストラクチャーから。
「薄いビル」という怪しいネーミングでビルのストラクチャーが発売されます。
かつての「ギャラクシーホテル」(ナンダソレハ)のアイデアのようでもあり、奥行が少ないモジュールレイアウトにおける背景づくりにはうってつけ。

地面系シリーズの展開はここ数年で著しく鈍化しているので、レイアウト工作派としてはかつての勢いが復活することを期待しています。





1/80ナローシリーズは淡々と前へ進んでいる様子です。
この世界観は否定しませんが、この世界へ踏み込むとなると、今までの趣味や友人とは決別することとなりそうでコワイのです。
なんとなく終活のようでもあり(笑)
それだけ「楽(ラク)な世界」が広がっているような(考証的にも財政的にも)。
今のところは遠目で見守るしかないのであります。





一方、鉄道コレクションのアイテムは盛りだくさんで、もはやこの場でアレコレと取り上げることは難しくなってきました。
気になるアイテムの発売を待っている方は既に情報を得ているでしょうから、こんな適当な形での取り上げ方をお許しください。
担当者さんにお話を伺ったところ、実物のスケールダウンに際しては細心の注意を払っているそうです。
「似てない」と指摘されることもそんなに聞かないですから、ホントにそうなのでしょう。


最近、近所の量販店では鉄コレがトミックスブランドと同じようにガラスケースに入れられて販売されるようになりました。
以前はダンボール箱の上に山積みだったんですけどね。
でも、ガラスケースの中で管理するからといっても開封して店頭でチェックすることができるわけでもなく、なんとも中途半端。
これは店頭での販売方法に限ったことではなくて、ユーザーの中の捉え方にも当てはまるわけです。

トミーテックとしての大きな収益源となっているであろうことは想像するに難しくありませんが、そのシェアだけ「Nゲージ完成品のレベルが鉄コレ水準となっている」とも言えそうです。
多くの小売店にしたってそうで、かつては厳かな雰囲気ばかりであった店内は、いつのまにか、軽い箱の山積み状態となっています(箱も日焼けで退色していたり)。

何もかも、いろいろと変わってしまいました。





トラック系。
こちらも同じで、コレクションをする方はぜひ。
当方は、もういいやっていう感じです。





バスタ新宿シリーズのバスコレクション。
立ち話で「現在のバスばかりがプロトタイプになりがちでは」と指摘したところ、企画サイドとしては全然そんな風に思っていなくて、古いバスコレクションもどんどんリニューアル的にリリースしていきたいとのことでした。





バスタ新宿のジオラマがありました。
かつては上野駅などの鉄道ターミナルが同じ機能を持っていたんですけど、これはなんだか味気ないですよね(ジオラマにケチをつけているのではありません)。

バスタ新宿に限らず、東京都心の主要バスターミナルはどこも待機する客で混雑しているそうで、そんなニュースに接すると、どうして鉄道はその(手軽な移動手段としての)役割を放棄してしまったんだろうって思います。
こんなところに、鉄道だけでなくて鉄道模型も面白くなくなってきている(?)要因が潜んでいそう。
バスコレで旅情を感じるようになっていてはいけないのです。





鉄顔コレクション。
1/80の寸法データを使用しているそうです。
用途としては、これを机の上とかに飾るのかな。
新たな収益源となるよう、新企画を模索した結果だそうですが、果たして(この手は先行するカプセルトイもありますので)。

しかしながら、我々のようなユーザー向けに開発する製品であるならば少々ナメられている気がしないでもありません。
流通販路はもっとライトな層に向けられるものであるべきで、いわゆる模型店に置くべきものではないと思いました。
こういうアイテムが増えると、模型店は模型店でなくなっていくのです(ポポンデッタ的なお店づくりには寄与するアイテムなのでしょう)。




だから…



ファーストカーミュージアム(先頭車博物館)。
こちらはトミックスブランドでのリリースになるそうです。
これ、模型店に置いてあったとして、我々のようなユーザーは買うんでしょうか(謎)

見たところ、駅の売店などで売られているトレーンの「Nゲージ」のようでもあります。
もしそうしたコンセプトであるならば買える場所は少なくとも模型店ではないということになるのでしょうが「15歳以上」という対象年齢から、あくまでもターゲットは我々であると捉えられそうなんです。
価格もそんなに安くないですし。


うーむ。


最近ではカトーも先頭車だけの売り方をしてはいましたが、それはあくまでも鉄道博物館に収蔵された車両をイメージした「おみやげグッズ」の一般流通化であったり、ホビーセンターがちんまりと用意したジュニア向けであったりと、あまり目立ったものではありませんでした。

先程の「顔だけのHO」といい、どうも長期在庫化のにおいがプンプンしてきます。
小売店の方々もどう仕入れていいか、悩んでいるのでしょうね。
量販店向けのアイテム、といったところでしょうか。


(その4へつづく)
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  1. 2019/05/15(水) 23:00:00|
  2. 鉄道模型イベント
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コメント

こんにちは
こちらの記事にもコメントします。

ストラクチャに関してはどこのメーカーも昭和な建物が多く、現代的な建物が少ないと思います。
(リニューアルしていないだけかもしれません)
現代っ子としてはもう少し新しい建物も供給して欲しい所です。(ジオコレは頑張っている方ですが…)

鉄コレナローに関しては個人的に興味があります。
レイアウトの設置場所に困っている人間としてはミニカーブレールを走行できるのは大きいです。
車両加工もスケールの大きさ的に楽でしょうし。
ただ手を出すのはNが一段落してからになると思います。

自動車関係は、まぁ色々あった方が使いたい時に助かるのは確かです。
ただマイナーな物は売れにくいので小売店は困るでしょうね。

下2つは正直売れないと思います。
鉄顔コレクションはガチャガチャで十分だし、
先頭車博物館はトレーンが定価1200円(実売900円ぐらいだった記憶)に対して3400円は
クオリティ云々を考えても勝負にならないのではと思います。
  1. 2019/05/18(土) 10:15:16 |
  2. URL |
  3. planet #-
  4. [ 編集 ]

鉄コレナローは終活?

planetさん

鉄コレナローは、それだけをやっていく人にとっては最高の世界であり、まさに桃源郷です。カトーの飯田線シリーズや氷河特急シリーズに近い企画概念ですが、ちょっと遠いところへ行ってしまうことになりゃしないかとも思いますし、宮下氏の地鉄電車シリーズのように自分の中で強固な世界観を持っていないと早晩行き詰まる可能性もありそうです。
ひと段落してから手を出す、そのタイミングは来て欲しいような欲しくないような(笑)来てしまうときはこの趣味の世界における終活の始まりなのかもしれませんね(^^)
  1. 2019/05/19(日) 23:03:11 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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