しなのさかいの駅前広場

415系、売れているのかなぁ。

第20回国際鉄道模型コンベンション(その1)

こんにちは。しなのさかいです。




暑くて外出を控えるべき1日でしたけど行ってきました、第20回となるJAM。
2000年、新宿NSビル・イベントホールで開催された第1回JAMから軽ーく20年が経過してしまいました。

7月末あたりのイベントとしては、銀座松屋の「鉄道模型ショウ」に代わって「鉄道模型コンテスト」なるものが軌道に乗りつつありますが、やはり首都圏に居住実態がある者としても、短い期間にほぼ同じ目的で臨海副都心を2往復するというのも地獄です。
どちらか1方に力点を置くとすれば、やはりこちらとなるのが人情でしょう。

今回も線路際の住民先生と共に、いろいろとつぶやきながら会場をうろうろと歩き回りました。
お疲れ様でございました。


今回は、入口すぐに配置されたのが企業ブースではなくて各クラブのレイアウトでしたので、自然とそちらから見る流れになってしまいました。
本来的な姿とも言えましょうから、まずはこちらで見て印象に残った作品をいくつか取り上げてみたいと思います。






すみません、どちらの作品だったかは記録を取り忘れました。
流氷をテーマにしたレイアウトってあんまり見たことがないものですから、今後の参考に。
氷はプラバンなのですかねえ。







「地鉄電車」シリーズでおなじみの宮下洋一さんが、RMモデルズの企画と連動して製作された小和田駅のモジュール。
当方は、カトーの飯田線シリーズの最終形態は「流電」ではなくて、あちこちのユーザーがこうしたモジュールレイアウトを製作し始め、車両の舞台を用意してやることではないかと思っていて、その具現化された作品の第1号なのではないかという感想です。

それから、きちんと撮影することを忘れてしまいました。
手前の駅舎は宮下氏のメーカーCHITETSU CORPORATIONによるレーザーカット製キット「小和田駅タイプ駅舎キット」を組み立てたもの。
3,000円程度でカチッとした駅舎が手に入るのならトライしてみたくなります(みんなが揃って小和田駅モジュールをつくるのもアレですが…)。







こちらも製作者の方を記録してくることを失念してしまいました。
荷物運搬用の簡易モノレールが上下に伸びていることを見逃してはなりません。
建物で囲まれた作業スペースにごちゃごちゃ感を見出してしまうと、ここまでのレベルに達するにはよほどの観察眼とそうした風景への愛情のまなざしがなければダメなはずで、製作された方には脱帽です。
鉄道模型をやる人間って、実は車両そのものへの趣味的視点だけで満足するのではなくて、本当はこうした空間ごと切り取る趣味というか習慣へ行きつくものなのですよね。
全体も褐色系の色調で整えられていて、作品全体から郷愁を感じることができました。





「鉄ちゃん倶楽部」さんは「ダム放流中」という電光掲示板をこしらえてマイナーチェンジ?
あくまでも現実世界に即しながらクスッと笑える仕掛けづくりをする技には、本当に頭が下がります。
これも観察力とその土地への愛情があってこそ、なのでしょう。





「多摩温泉電鉄」さんです。
路面モジュール規格で、複線間隔は25mm。
15m級の電車や貨物列車が、本当に心地のいいスピードでクルクルと回っていました。
実は複数のモジュールを連結させた作品なのですが、不思議なことに全てが一体化していて、どこか大型レイアウトのようで。
建物もよく見ると市販品をほぼそのまま使用している例が多く、それを、屋根をメインに統一的な色彩に変更することでオリジナリティのあるものに変えていました。
電車の色も、いつでも手に入るようにクレオスの王道市販カラーを標準色に採用することに決め、それを統一的に施しているんだとか。

自分にとっての「ワールド」観を強く打ち立て、それを発展させていく。
古い概念のようではありますが、実はそんなに実践できている人はいないのだと思います。
ブルートレインが全廃となり、新幹線ありきとなった今。
我々は「車両方面」でそんなに共通した話題を持てなくなっているように感じます。
今後、鉄道模型趣味の世界では、こうしたレイアウトづくり、情景づくりが共通言語となっていく「べき」なのかもしれません。



*          *          *



会場内には高校生のコーナーもいくつかありました。
しかし、情景の観察力もさることながら、レイアウト内を走行する車両のスピードが速い!
まぁ、こうした大人と交わることができる会場にあえて身を置くことで、どんどん吸収してもらいましょう。
かつての町中の模型店でオヤジさんや常連客の会話を聞けていたように…。
今のJAMにはそうしたティーチングの効能もあるように見ています。


(その2へつづく)


スポンサーサイト



  1. 2019/08/19(月) 12:00:00|
  2. 鉄道模型イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<第20回国際鉄道模型コンベンション(その2) | ホーム | 90年前の郡上八幡駅で見たロイヤルレッド>>

コメント

大忙しの連休でしたね

郡上レポート報告お疲れ様です。
前編から続いて拝見させて頂き後編の中盤までは 「しなのさかいさん、死んじゃうじゃん」と思いながら最後に鉄分補給の話で安堵しました。
連休の前半にしっかりと家族サービスで後半戦へ
台風もなんとか大事には至らずで無事のJAM拝観となりよろしい限りですね。
アチラコチラでもJAMのレポートも拝見しておりますが、しなのさかいさんの眼で見たレポート続編は大変楽しみです。
  1. 2019/08/20(火) 07:53:51 |
  2. URL |
  3. PIN #-
  4. [ 編集 ]

鉄分はいつも探しています

PINさん

いつもいつも本当にありがとうございます。
ま、どんな地方に出かけても、模型店がないかとか、近くに線路はないかとか、そんな企み、オプションは用意していますから。離島に行かない限り鉄分はなんとかして補給するスタンスです。
JAMは一時期は内容に危うさがありましたが、IMONの手に渡ってからは、造詣の深いクラブが戻ってきた感じがします。こんなレポートでは申し訳ありませんので一度足を運ばれることをオススメします(来年はオリンピックのため開催しないそうですが)。
  1. 2019/08/23(金) 22:47:05 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sinanosakai.blog100.fc2.com/tb.php/1649-232f212f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)