しなのさかいの駅前広場

GMの名鉄2200系6両セット、32,300円+税で35,530円ナリ!

KATO JR四国2000系

こんばんは。しなのさかいです。


またもや更新まで時間を開けてしまいました。
巷では台風災害によるつらいニュース、あるいは誰かと誰かが揉めているようなニュースが溢れており、また、そんな中での「逃げ場」であるはずの鉄道模型の世界でも求心力のあるニュースが見られません。
気持ちの持って行き場、思考の振り向け先が見えない日常となっています(かと言って気が病んでいるわけではないのですョ)。
なので、近所の量販店に行って刺激を受けることができるとも思えず、自然と足が遠のいています。
当方が足を運ばないことをスタンダードにして申すつもりはありませんが、市場のムードも停滞してやいませんかね、どうでしょう。

とまあ、生活の中から趣味が薄れていやしないかと疑い、この週末は重い腰を上げて自己点検することとしました。





この夏のことでしたが、カトーからJR四国の2000系特急形気動車が発売されました。
そのままにしていましたので、かっ飛ばしてみた、というお話です。



□     □     □



今回のカトー製品を見てみる前に、まずはあいつ。
先行して製品化されたマイクロエース製品を、2009年3月当時の画像で振り返ってみましょう。




こんな感じでした。
思い出しました?




1993年9月 高松駅にて

比較用に古い実車の写真を。
以前から指摘していたのは車体断面のオカシさです。
両サイドの膨らみの位置が実車よりもやや下かと思われます。
ライトのやや上に膨らみのピークがあるべきところ、それが真横にあるようで、全体的に輪郭を妙なスタイルにしているんです。
ライトのガラスパーツ、ヘッドマークのガラスパーツを溶剤で接着しているからか、境界線がボヤッとしていて精悍さもありません。
この当時のマイクロエース(が生産を委託していた工場)としては標準的ではありましたが、やはり支払った対価は感じられず、家に持ち帰っても残念な気持ちになりました。
こういうこと、この頃は多かったなあ(しみじみ)。





サイドを見る限りではまあまあだったんです(笑)
今回のカトー製品は「2000年代に入ってから行われた、ドア窓が小形化された形態」ですから、このマイクロエース製品はその前の大形のドア窓の姿。





そういえば、高徳線用のN2000系も製品化されていました。
その先行車である「2424」は、従来の貫通タイプと同じ外観でいながら中身がパワーアップされたという「ネタ」もの。
これは(N2000系の)量産車の登場に合わせてデザインが変更されたときの仕様となっていますが、登場時の水色基調のカラーは異質さが漂っていて大好物です。
カトーもN2000系まではバリエーション展開の範囲に入れているのでしょうか。

これらの画像を撮影した後、時間を開けずにこれらマイクロエース製品は全て処分してしまいました。
実にもったいない財政出動でした。



□     □     □



さて、それから10年の月日が経過しました。
2019年にカトーが製品化した2000系とはどんなものでしょう?




とまあ、こうなったのです(笑)
特にあーだこーだと言う必要もないでしょう。
ちゃんとしたJR四国2000系になっています。





したがって、ドア窓は小さくなりました。
1990年代の姿としてはNGですが、まずは「スタイルの良い四国の2000系が手元にやってくる」という事実が大事なのですから、脳内変換で十分にイケます。





実車ではあまり目立っていないような「JR SHIKOKU」の文字もキチンと。
カトー製品は車端部の床下機器を表現してくれますから、サードパーティのプリンター出力パーツなどに頼る必要もなく、安心して本線に入れることができます。





非貫通タイプだけでなく、貫通タイプの前面も大好物です。
「2150」形は半室グリーン車の「2000」形と同じ向きで連結される貫通タイプ車。
同じ貫通タイプでも反対を向く「2100」とは別でして、モノクラス編成を組成するときには必須となる形式です。





そして、今月になって発売されたサウンドカードを挿入。
エンジンが起動する音からアイドリング音へ。
「カラカラカラ…」と鳴り始めれば発車準備OK。

細かいことはその辺で。
後は「遊ぶぞー」ということで、久しぶりに寝る前の運転会スタート!
思う存分レイアウト上をぶん回しましたよ。





電化区間でも排気しながらかっ飛ばすのが2000系。
車体傾斜も効いてカントレールの上は晴れ舞台。
JRの世となってからは電化幹線を電車と同じ速度で走る必要がありますから、ディーゼル特急にはロマンがあるんだと思います。





ストレート区間でも低い車体に直線基調のボディがハマっていて美しい。


サウンドカードでは、特に「惰行」状態から押す「制動」ボタン(3番ボタン)にハマってしまいました。
かつて特急「宇和海」で伊予大洲・内子方面から松山へ山道を下りたとき、高速状態から唸るような甲高い制動音(エンジンブレーキ音?)を聴いて、どっきん四国となってしまった記憶があるのです。
そのときの記憶が3番ボタンでよみがえりました。
当方、標高わずか数メートルの宇和島(駅)から愛媛の山を登るべくロケットスタートしたときの体感といい、この2000系を「音」で好きになったと言っても過言ではありません。
やっぱり2000系は、四国山地に馴染むように開発された、四国のための車両なのです。





だから、2000系には山間部を高速で駆けていく姿がよく似合います。
民営化直後は、亜幹線の需要を掘り起こそうとした時代、それゆえに「ディーゼル特急復権の時代」でした。





どちらも2000系の顔で、どちらもイイ顔をしています。
室内灯は純正のLED室内灯クリア。
フリーきっぷで乗りまくった後のどこかの駅で日没を迎えた感じで1枚。





結局のところ当方がどういう買い方をしたか、はナイショです。
買ったままにして、レイアウト工事を優先させていましたが、その作業もおおよそ完成と言えそうな範囲になりましたので、久しぶりにケースから出して走らせてみました。
サウンドカードが発売され、手元にある製品を見直すきっかけをつかんだという点も大きな要因です。
製品としてはカトーらしい出来であり、何ら不満などありませぬ。
ボディも、連続した窓も他メーカー製品のように湾曲したりせず、キチンとした直線が出ていますし、パーツ同士もキッチリと合っています。

その一方。
カトーのラインナップ上、JR時代の四国島内をウロつく車両としてはこの2000系だけとなっており、この製品、当方のようなコアな2000系ファンだけにしかアピールできていないような気がします。
この辺りに「四国ネタ」企画の難しさがあり、製品化が避けられてきた向きもあるようです。
こんなに新規金型を投入してまで製品化した2000系、この後どう始末するんでしょう?

特急形車両だけでは四国島内の風景を再現するには息苦しく、なんらかの形式で普通列車も欲しいと願いますが、今回のドア窓小型化仕様だと2008年に引退したキハ58やキハ65はギリギリ。
どちらかというと1000系や改造タイプの1200系、そして1500系というローカル気動車が本命でしょう。
となると鉄コレかぁ(それは嫌だな)。
キハ32はマイクロエース製品で出ていましたが、今では入手難でしょうし。
あ、四国の新幹線(爆)。


新規金型の採算…ということで頭の中には「アンパンマン」しかないというのなら、それはやめた方がいいですよ(独り言です)。
全国にあるポポンデッタの店頭ではソコソコ売れるでしょうけど、子どもが手にする「アンパンマングッズ」としては恐ろしく高価で、保護者又はジジババが買い与えるレベルを大きく超えています。
んでもって、子どもが手にした次の日にはおもちゃ箱にガサっと…なんてね。
売れたとして、果たして「鉄道模型」として扱われるかどうかが微妙です。
オッサンユーザーの中でアンパンマンラッピング車を待つ人っていうのも、あんまりいそうにありませんけどねぇ(いるの?)





それにしても高騰感のある価格は、店頭で値引きされていてもキツいものがあります(当たり前ですが)。
この高騰傾向、カトー製品では続いており、だんだんとマイクロエース製品のそれに近づいているようでもあり、とても心配。
市場が縮小してしまわないかしら。
当方の頭の中では「そんな価格ならマイクロエースの◯◯を買ってもいいんじゃない?」というささやきが幻聴のように聞こえてきましてね。
そしてすぐに「本当にそうなのか?」と自問自答を繰り返しています。
修行はまだまだ続いていますのよ。


ではまた。

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  1. 2019/10/21(月) 22:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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コメント

2000系、今はほとんど走っていない直通の南風、中村発岡山行 に乗りましたが。
中村線内の急勾配区間、ここからまだ加速するん??? という感じでした。
予讃線方面は乗ったことがないのですが、高速状態から唸るような甲高い制動音はすごく響きそうですね。
土讃線方面だと琴平の手前でしょうか。

N2000 は、3連 +試作をどうするか?
3連には混ぜないで2連で出してよ。特別企画でいいのでは?
まぁそんな感じで。
次ぎあっても、最新の特急電車ぐらいのようですよ。
岡山~瀬戸大橋の充実あたりを狙っているとか。

キハ32 ですが、全種類はさすがにないけれど、登場時の塗装なんかは結構ありますよ。

四国新幹線再生産、飛ばされ続けてもう1年以上ですね。


マイクロの 南風+うずしお セット、2つ同時期に落札してしまい、どうするかなって感じです。
時代が違うし、まあいいのですけれどね。
断面は確かに違和感はありますね。
  1. 2019/10/22(火) 23:48:41 |
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  3. Mu #-
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あら、時期を書き忘れていました。

マイクロの 南風+うずしお セット、2つ同時期に落札と書きましたが。
もうかなり前に、が抜けています。5年かぐらい前ですね。
1本売れるうちに売っとこうかな。
  1. 2019/10/22(火) 23:51:59 |
  2. URL |
  3. Mu #-
  4. [ 編集 ]

2000系ではないのですが

今回の記事の内容に全く触れなくて申し訳ないのですが、駅前広場のタイトルの下が気になっちゃいまして。
国鉄時代が好きな当方としては415系の導入は当然迷うことのないアイテムなわけなのですが、111系から115系、そして予定の113系のようなステップを踏めば赤電の401・403系、そして415系と進み最後に白塗装という考え方が望ましいと考えて、導入を見送っていたところでした。
以前にコンベンションの記事にも、しなのさかいさんのそのような気持ちが書かれておりましたね。 
今回の金型で700番台に限りますが、白塗装に変更後に落成しましたので赤はありえません。
そんなことを考えながらジャングルをフラフラ歩いていたら、またいつものボタンに躓いてしまいました。  火曜日には届くそうです^^  (実は私の誕生日でして)  確信犯ですね 爆)^^
  1. 2019/10/25(金) 17:53:19 |
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  3. PIN #-
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Muさん

四国の鉄道って、今も昔もイメージの切り取り方が難しいですよね。
ディーゼル王国と言われた国鉄時代にしてもキハ181とかくらい? 旧型客車も妙なものが目立ちましたし。
民営化以降の時代ならば、カラーリングを変えたキハ58系やキハ185系などスカイブルーのイメージで固めていけばいいのにと思いますが、8600系や2700系のような攻めたカラーリングの車両の製品化を優先させてしまうとなかなか手を伸ばしにくいです。
間違いなく言えることは、現在のJR四国やJR北海道の姿から鉄道で移動する楽しさが見えてこないという点。模型の世界で現実の世界を経営支援するような真似はやめた方がいいと思っています。
  1. 2019/10/27(日) 15:19:26 |
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  3. しなのさかい #-
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PINさん

買い物の方向性に客観性のある「間違い」などあるはずもありませんから、ジャングルをさまよってボタンを押すことはイイと思いますよ。
現状を見て残念に思うのは、今回のカトーの415系はユーザー全体をお祭りムードにさせてくれなかったということです。買った人も買わなかった人も、この要因分析はしてみてもいいかもしれませんね。
当方ももう少し考えてみます。
  1. 2019/10/27(日) 15:25:09 |
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  3. しなのさかい #-
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誕生日は29日ですが

ジャングル便、 早!!
もう届いちゃいました。
内容はどうであれ、塗装の出来栄えは素晴らしい。
相変わらず、全てのベンチレーターとクーラーのバリ取り中です。
ジャンパ線の色が、ちょいと黄色みかかっちゃってます。 白3号あったかな?
  1. 2019/10/27(日) 17:10:02 |
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  3. PIN #-
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