しなのさかいの駅前広場

コキ500000、発進!

ディーゼル・ワールドへ

こんばんは。しなのさかいです。




当方は、おおよそ1か月ごとじゃないと対策のフェーズが上がっていかないという不思議な国に住んでいまして、今は様々な「自粛」キャンペーンにより、玄関から外に出ることを自問自答する毎日です。

ただ、そんな中でも季節の移ろいは間違いなく見られており、日常生活の中で、そんな細やかなサインを見落とさないよう、更に気をつけるようになりました。

テレビを点けてどのチャンネルを回しても、ネットニュースを見ても論争、論争、論争です。
必要な議論なのだと分かっていても、その情報量はそろそろ自分のキャパシティを越えそうな予感。
見ていると病んでしまいそうなので、季節を感じることのできる景色や録画してある『新日本風土記』などを見て、極力浮き世から離れるようにしています。
「京都 青春物語」はなかなか面白かったナ。



さて。
先日、キハ181つばささんとおしゃべりをしていたところ、談議のテーマがいつのまにか20系客車の「美」へ移っていました。
と言いますのも、当方がパンタグラフのないカニ22のスタイルを「スタイリッシュ。やっぱり、いいな」と伝えたからなのです。
パンタグラフ撤去後のカニ22については、以前からキハ181つばささんが「最高」と宣言していた車両でした。





DF50の次位には、2013年の「さくら」セットから引っ張り出した、パンタグラフなしのカニ22を連結させてみました。
まだ車掌室側がカトーの施しにより床下パーツのボディマウント化がされていませんので、カプラーポケットに車間短縮ナックルカプラーを取り付けています。





20系客車基本セットを出したままでしたので、カニ21をカニ22に取り替えてみたところ、パンタグラフのないカニ22のサイドビューが思いの外細く、オデコが目立つカニ21よりも「アリ」じゃないかと思い直したんです。
こんなことを談議の中で伝えたというワケ。





でも、キハ181つばささんの指摘はカニ22だけではありませんでした。
「車端部はナハネフ23、これに限る」との仰せです。

地域によってスタイルが異なる蒸気機関車は、機能を十分に発揮できるよう、気候に合わせるなどの改造が施されました。
機能性を追求したことで、いつしかそのスタイルが「カッコイイ」「美しい」と評されるようになり、こうしたことは近年でも起こっています。
ちょうどJR西日本の221系、223系、225系の先頭車に取り付けられた転落防止幌がそれではないでしょうか。

20系客車もそのような機能性を追求した結果、登場時のデザインを無視したような割り切ったスタイルが現れており、その代表格がカニ22、そしてナハネフ23だということなのでしょう。
これらを編成の両端にして、久しぶりにレイアウトをぶん回しました。

不思議なことに、Nゲージの世界では今、ちょっとした20系ブームのようです。





DD54とDF50を並べて。
無煙化後の非電化区間の景色は、なんでもDD51でお茶を濁すのではなくて、こんな箱型の奴らに活躍させてこそ再現できるのだと気づいているところです。
「ポンポンポン…」という音を聞いていたいですね。
サウンドカード、待っています(笑)




それから。



下の娘が「休校中の宿題として何らかの本を読まねばならない」と仰る。
勧めたい本は多くあるのですけど、とっつきやすくてある程度洗脳できるとなると…

考えた挙句、我が家の中心に造り付けてある巨大な本棚から、宮脇俊三の『旅の終りは個室寝台車』を取り出して「ホレ」と渡しました。
著者が、鉄道旅行に興味がない編集者を連れて、無駄だらけの旅に出掛ける、そんな紀行文を集めた短編集です。
この続編が『途中下車の味』として刊行されていることも付け加えておきましょうか。





その第1話が「にっぽん最長鈍行列車の旅」。
乗るのはアノ山陰本線824列車でして「ああ」となりました。
長い間この列車の存在を忘れていたんです。
かつての〈汽車旅の大スター〉を我が家で再現するのもいいかなと思い、適当な客車列車を仕立ててみることとしました。





だんだん自分が目指す地域が分からなくなってきましたが、とにかく旧型客車が見える風景というのは実に癒されるものです。
こういうこと、もっと早くやっていればよかったかな。





気動車も出したくなりましてね。
こんな風景、昔は現実世界で当たり前のようによく見ました。





融雪溝はそのうちウェザリングしますので許してください。





キハ58系は冷房車で。
チョット時代を間違えています。
でも色の組み合わせとしては楽しいのですからどうでもいいのです。





20系客車で遊んでいたつもりが、いつの間にか自分の中では「非電化区間のディーゼルエンジンたち」というテーマに変わってしまっていました。

でも、これでいいんです。

こうやって、レイアウトに置く車両を少しずつ取り替えながら、自分が持つ車両を全て、コンスタントに走らせることができれば、それはパラダイスです。
正に「鉄道模型で全国を旅する」。
趣味のあり方の再構築には必要な方向性です。
こういう遊び方、昔はよくやっていたんですが、次第に買い物が多くなり、いつの間にか忘れていました。


もう少し非電化区間ゴッコで遊んでみます。
自宅がメイン会場となる鉄道模型趣味は「今こそ」でしょうか。

ではまた。

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  1. 2020/04/13(月) 23:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
<<キハ82系が見える風景で | ホーム | KATO 2020年8月分2枚目のポスターを見て事態の深刻性を憂う。>>

コメント

ご無沙汰いたしております。

時は1991年から1995年に至るまでの頃。
米子駅を思い出しました。

出雲を待ち構えたこと。米子から旧型客車に乗り交換の駅まで乗り…。
帰りは3両のやくもでショートカットとか。
デジタルカメラが当時あったら、撮りまくってるだろうなぁ。


117系のポスター発表の時に書かずじまいだったのですが。
この写真を使うか…って思い、半ば嬉しかったりしました。
ひと目でどこか分かり、かつあの頃の見ていた風景を思い出しました。
北関東在住から関西に戻って、今でもほぼ同じ景色を見ているのですが。
同じように見えて、細かいところが全然違ってしまっているのが現実です。

Twilight Express の全盛期な大阪駅に集う車両、時代に合わせたいということで。
展開している TOMIX ですが、トータルでは KATO になるのか。
悩ましいところです。
しかし、N情報室、クハ116にトイレが無いだなんてもう爆笑しました。

そういえば、青谷ベーカリーはどうですか。
写真はお見せできますが、いちど賞味いただきたいところです。
  1. 2020/04/14(火) 00:51:11 |
  2. URL |
  3. Mu #CnwbxUkc
  4. [ 編集 ]

Muさん

JR西日本アーバンネットワークの車両たちはカトーとトミックスがそれぞれに製品を展開することとなっており、ユーザーとしては形式ごとに悩むようになっています。117系は(御指摘のトイレ問題はそうなのだとして)ホントに悩みます。未だにどちらにすればいいか分かりません。100番台をやるかどうかなんですけど…

青谷ベーカリーへの挑戦は今でも下の娘と話題にしています。いつかまた山登りに挑んでみたいです。
  1. 2020/04/14(火) 08:12:15 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

早速の返信ありがとうございます。
青谷ベーカリーは日曜日はお休みですし。
私も行けて土曜日です。
お勧めもあるのですが、11時半までには行かないと売り切れが多いかも。
高齢のご夫婦が経営されておりますので。
お早めに。

また、お近くにお越しの際は声掛けいただければ幸いです。
  1. 2020/04/14(火) 12:53:30 |
  2. URL |
  3. Mu #-
  4. [ 編集 ]

しなのさかい様、こんにちは
ご自宅で模型ライフを満喫出来ているようですね。
これも今まで頑張ってレイアウトを作り続けたおかげですね。

模型関連のニュースだとマイクロエースの工場が再開し始めたようです。
ただ第二波が来るとまた止まる可能性もありますが…

ワクチンが出来て行き渡るまでこの世界的な騒動は収まらないでしょうし、
世間の話題は適当に流し見して今はのんびり趣味を満喫した方がいいですね。
  1. 2020/04/14(火) 19:29:15 |
  2. URL |
  3. planet #-
  4. [ 編集 ]

planetさん

レイアウトはあるならあるで、今度は走らせる車両が限られてくるなどデメリットもあったりします。なので、レイアウトのあるなしに関わらず、ユニトラックやファイントラックをつなげて走らせてみることをおすすめします(^^)
たぶん、いろいろと発見もありますでしょう。

マイクロエース、なんとか復活してもらいましょう。ワラビの狂犬はやはり今の市場には必要なのだと思います。
ワクチンの開発は、いわゆる「風邪」のワクチンがないように難しいようです。そろそろ今般のウイルスとの共存を覚悟しなければならない段階かもしれませんね。
  1. 2020/04/14(火) 21:44:28 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

いいね!

ちわ!
このところの残業続きで出遅れてしまいました。
造り込まれたレイアウトを行く、グレードの高い出来の20系が往く姿に感動してしまいました。大昔、どうしてもカニ22を手にしたくて、カトーのカニ21の屋根を半田ゴテで潰しヤスリ掛け、窓を1つ新しく抜いたりと一所懸命に作業をしたことを思い出します。
DF50の次位に連結されたカニ22、しんがりにナハネフ23の編成は、大分~鹿児島間非電化時代の寝台特急「彗星」そのものであり、小学生だった故に写真に収めることさえ叶わなかったまさしく「夢」の世界の物語。憧れのまま過去帳入りしてしまいましたが、それを身近に再現することができる鉄道模型の、やはりココが一番の醍醐味ですね。
DD54の牽く「出雲」も然り、運転期間が短く1度も見ることは出来ませんでしたが、レイアウトがあれば再現したいシチュエーションです。
自分的にはカトーが発売してきた20系セットがちょっとストライクゾーンから外れており、ここをなんとかしてくれれば即買いするんですけど。やはり「ゆうづる」「あけぼの」セットで、カニ22マニ20&ナハネフ22・ナハネフ23をもれなくセッティングしてほしいですね。ナハネフ22は他のセットでも手に入るので、22の代わりにナハネフ21でも良いかな~なんて妄想しています。
写真館でナハネフ21・23の記事をアップしました。
  1. 2020/04/18(土) 10:08:06 |
  2. URL |
  3. キハ181つばさ #LWshcgts
  4. [ 編集 ]

いいでしょ!

キハ181つばささん

どーもです。
そちらのブログを拝見しましたー。
これでもか、というぐらいの切妻面を見せていただきまして、もうお腹いっぱいでございます。
特に、懐かしい上野駅の端っこで撮影された20系たちの写真は当方も幼少の頃にかろうじて見た記憶の中のビジュアルそのものであり、テールサインのピンク色がフラッシュバックのように記憶をえぐり返してくれました。やっぱりピンク色だったんだなと。
つばささんのリクエストはやはりカトーに対する20系客車の記号化を憂うものであると思います。みんな20系には具体的な列車としてのセットを期待しているのでしょう。
とりあえずは、ボディマウントカプラー化されたカニ22を入れてもらって「あけぼの」セットかな。そういう思いに至ればいいんですけど、今のカトーが。
  1. 2020/04/19(日) 20:37:34 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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