しなのさかいの駅前広場

またリニューアルですか、そうですか

北海道っぽい風景をメンテナンス!

こんばんは。しなのさかいです。




近くのホームセンターで見た景色から御覧いただきましょう。
相模川の河岸段丘で、近所にも夏らしい景色があることに気づき、なぜかホッとした今年のお盆でした。



いわゆる「外出」をしていいのかどうかさえ分からない不思議な国に住んでいると、気がつかないうちにじわじわと生きる気力を削ぎ落とされてしまうんだなと、最近そんなことに気付き始めました。
仕方がなく自分の中で自主的に出している答えは「家にいる」です。


鉄道模型はとてもインナーな趣味ですから、誰かに「ステイホーム!」と言われなくたって、喜んでそうします(笑)
しかし、だからと言って家にいるだけではダメで、様々な方との交流、肉眼で素晴らしい作品を見る、そして現実の景色を見るといった「フィールドワークとの適度なバランス」の上に成り立つ趣味なのだと、こうなった今、つくづくそう思っています。

だからそうしたいし「そうできないことが問題だ」と結論づけたいところなんだけど、よくよく考えてみると、どうも違う…。
家の外に出ていいのか、ダメなのか、いいとしても、どこまで、どんな形で出ていいのか。
結局のところ「家にいなきゃなんない」ことよりも、いつまで経っても「いいのかダメなのかが分からない状況」が心を蝕んでいるようです。




さて。
酷暑の中、レイアウトの手直しを進めていました。
春頃から取り組んできたレールの張替えは、デッキガーター橋、駅構内と進み、初期に製作した北海道風・直線モジュールに及んでいます。





キハ261の先頭部の下にある枕木。
よーく見ていただくとお分かりいただけるかもしれませんが、ここには、ユニトラックのプラ道床を切断した切れ目があります。
枕木の間隔を均一にしたまま、枕木の際を分割線にすると目立たなくなるというワケなんです。

枕木の左右には道床の立ち上がり部分があり、そこには分割線が残りますが、バラストで覆ってしまえばそれも消えます(笑)





レールをフレキシブルレールにして継ぎ目をなくすことにしましたので、ついでに道床からもユニジョイナーをなくして、スッキリとした外観にしようと考えてみました。

ちなみに枕木の間隔。
どのユニトラックレールも同じ間隔で作られているのだと思っていたら、どうもS248(㎜)と S186(㎜)とでは若干異なっていることに気づきました。
このピッチのズレを上手く利用すると、あらゆる長さでも等間隔に並んだ枕木を再現できます。
お試しあれ。

レールには(毎度のことで)フィニッシャーズのマルチプライマーを塗ってからエアーブラシで着色してあるので、強い塗膜ができています。





この酷暑も利用してしまおうということで、スライド線路もNATOブラウンで塗装。
庭に出て、タミヤのサーフェイサーとスプレー缶を吹いたところ、ほぼ1分以内には乾燥してしまうという実験結果でした。
なのでテキパキと仕事が片付いてしまい、効率よく8本のスライド線路を塗装。

レールは「ピカール」で徹底的に磨き直しました(スライド線路の側面は塗装しません)。
カーボン汚れが酷くて、集電不良を起こしていたに違いなく。

ユニジョイナーは「茶」にチェンジ。





それからですね。
グリーンマックスの「工場付属施設A」です。
久しぶりに同社のストラクチャーキットを組みました。
この中にはプラント工場の傍らにへばりつく詰所のパーツが2枚入っています。
これを向かい合わせにつなげると、ちょっとした事務所に仕立てられます。

この状態で同居人たちに見せたところ、
A「あぶない事務所」
B「犯人が誘拐した人を隠している」
C「クスリの取引場所」
という指摘が相次ぎました。

そんなイメージなら問題ありません(?)

この手のストラクチャー、意外と製品化されていないんですよね。
「どうでもいいストラクチャーシリーズ」、どこかで展開してもらえないでしょうか。






北海道の景色として、線路際に廃屋のように置いてみようと企んでいます。

ボンド水溶液を浸して硬化させたフォーリッジクラスターを敷き詰めているので、このどこら辺かを5cm四方にくり抜いて置いてしまえばそれっぽくなるんじゃないかという魂胆です。
合わせ目を消し、不要な基礎部分をカットして、新たにプラ材で基礎部を再生。
ペーパー掛けとサーフェイサーの吹き付けを繰り返しました。
勢いがあるうちに(近日中には)エアーブラシで塗装してみましょう。





キハ40 100を虫干し。
レボリューションファクトリーのインレタを貼りまくったのも、こう見るとやっておいて良かったかと。





記念撮影のために適当に手を伸ばしたのが、マイクロエースのアルコンです。

北海道の鉄道が一番楽しかった頃。
皆さんはどんな年代でしょうか。





バラストの解像度が上がり、とりあえずひと段落しました。
それにしても「バラスト糊」は粒状感そのままに固着させてくれるし、サクッと使いやすい素晴らしい発明品です。

レールを垂直方向に歪ませないことも目標としたため、切り継いだユニトラック道床の裏には長い工作木材を当ててゴム系接着剤で貼りつけておきました。
真横から見ても列車が上下に動かなくなり、ストレスからも開放されたようです。





レイアウト工事をし始めると更新が滞りがちになりますが、どうかお許しくださいませ。

それにしても、ユーザーの間で共有できる話題がありませんよね。
そんなところも最近の閉塞感の要因となっているようです。

ではまた。


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  1. 2020/08/17(月) 19:20:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<北海道にはスカイブルーの屋根がよく似合う? | ホーム | KATO 2020年12月分ポスターを見て年末アイテムの盛衰を思う。>>

コメント

Muさん

フレキシブルレールは曲線を描くことには長けているものの、直線を出すことにはイマイチだと思っています。もちろん道床の措置にもよるでしょうが、コルクだと線路ごと沈下するリスクもありますし、微妙な上下の歪みも正確に拾ってしまうようです。なので面倒ではあるものの、プラスチックの道床を利用することにしています。
もっとも、フレキシブルレールは柔らかいようなので、その基本的な特性が歪みを生んでいることもあるかもしれませんね。いずれにせよ試行錯誤はまだまだ続くんだという気がしています(笑)
  1. 2020/08/18(火) 08:52:14 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

思い出話で恐縮です

しなのさかい様

北海道風景の作成、楽しみに拝見致しました(今回は見えませんでしたがサイロも健在ですか?)。アルコン最高ですね!過去の資料を見直したら鉄ファンの1986年3月号に新車情報がありました。横をタブレットキャッチャー付き183系おおぞらが通過してます(このころはライト非点灯が多かったですね)。共演には80系も183も国鉄色+新色混結、711、781、、(枚挙にいとまなし)、たまらないですね。実は一昨年家族旅行でトマムに行きました。行きは283で帰りは261の予定でしたが、帰りは雨で運休>>ホテルチャーターのバス、残念。。あまりに立派な高速道とバスの快適さになぜか思わずガックシ、とこれまたなぜか少々怒りムラムラ、並走の石勝線は施設が錆びて鄙びており私的にはたまらなかったです。しかし、嬉しい発見が多々ありました。まずは、アルコン側面にあるTOMAMUのcoolなロゴですが、トマム駅の連絡橋にバーンと残ってました(今は老朽化で撤去されてるかもです)。また、ホテルにもそこかしこにまだついており、ホテルのバンにもついてました。過去のリスペクトなのか?経営上のことなのか?ともかく嬉しかったです。家族がプールに入っている間、新得まで261系乗ってきましたが、そこかしこに183系を感じましたよ。最たるは入った時のあの香り!鼻腔の奥でツーン・ふわっと広がる北海道DC特急の温かい香りです(継承!)。一発で親近感がわき、購入してしまいました。行くぞ!とばかりピ・ピューと息をついて発車するところはもはや生き物ですね(コロポックルですよ)。私も職業柄、リスクは極力避けなければならず、列車旅はお預けとなっています。今は醸成の時ですかね~。晴れてコロナが明けたら今ある鉄道に感謝して五感で味わいたいと思ってます(レイアウト楽しみにしております)。

JRであーる
  1. 2020/08/20(木) 00:09:09 |
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  3. JRであーる #-
  4. [ 編集 ]

北海道に行きたい

JRであーるさん

コメントをありがとうございました。
富良野の某家族のようなシンボルが今の北海道には見えないため、自分から積極的に体験しないと土地のイメージなどは掴みにくくなっているように見ています。少なくとも今の若い世代にとって、北海道旅行は「いつかは…」「バイクで野宿して…」といった憧れ、国内旅行の最終目的地、最終イベントにはされていないようです。ここが残念。
鉄道模型メーカー各社の中で、その点に目をつけているのはトミックスだけのようです。キハ183系や北斗星客車のコンプリート方針や、HOですけど快速「海峡」とか。キハ82系も北海道仕様からの製品化でしたし。まさかトミックスがアルコンを出すとは思えませんけど、もしそうならば納得できる気もします。対してカトーは789系1000番台だった訳で、北斗星を晩年タイプでよしとしている気配もあることから、着眼の違いは見て取れますよね。カトーのキリトリ方はどう見ても浅いです。
今、北海道の雄大な景色と合う車両はキハ261系だけ、となるでしょうか。車内のニオイと加速性能で魅了されっぱなしだったようですね(^^) 当方のレイアウトは複線区間であるところが難点ですが、それでも無いよりはマシかなぁと思って、ディーゼルエンジンの活躍の場を整備していきます。
  1. 2020/08/21(金) 07:46:23 |
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  3. しなのさかい #-
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津軽海峡

カウンターでの会話から、書棚の黒岩・宮原『青函連絡船ものがたり』を取り出してみました。寝台特急「ゆうづる」に始まり、青森駅で連絡船を乗り継いで函館へ向かう。桟橋には航走便マニの姿も見えます。
はじめて青函トンネルを列車で通ったとき、国鉄型客車のデッキにトンネル内のジトっとした空気が流れ込むのを感じ、いま列車は津軽海峡海の真下に掘られた海底トンネルを走っているんだなと少し緊張しながら、結露した窓の外を延々と続く蛍光灯の列を見つめていました。もっとも、ずっと後に個室寝台車で通過したときは、ジョイント音が消えたことに気が付いたぐらいで、「いまトンネルかな?」とそのまま眠ってしまう体たらくに堕落してしまいましたが…。

北海道の鉄路が本州と一本に繋がって皆が興奮していた時代は楽しかったですよね。少し前、国鉄型ディーゼルカーの特急車らしい高速走行に浸ろうと渡道し、函館本線のキハ183系を乗り納めしたのですが、去来したのは130km/h、ハイデッカー・グリーン車を最初に体験したときの衝撃でした。最終期の姿を見つめていても、どこかに自分なりの全盛期の面影を求めてしまう。これが、乗車や模型を趣味とする者の視点かもしれません。
  1. 2020/08/21(金) 23:20:52 |
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  3. 連接車 #-
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青函連絡船から見た函館駅

連接車さん

そーなんですよ。北海道の大地に足を踏み入れるには、自然と気分が高揚するようなプロセスがあったんです。連絡船であったり、在来線規格としての青函トンネルであったり。そこには必ず鉄道がありましたよね。それがいつのまにか空路に偏ってしまったので、北海道旅行は離島に行くような気持ちが強く出るようになってしまいました。
「あと◯メーター!」という声が響く着岸間際の連絡船。そこから見える夜明け前の函館駅にはトレインマークとテールライトを点灯させた特急列車たちがカラカラとアイドリング音を。ジョイフルトレインのようなハイデッカーグリーン車が当たり前に付いていて、エンジン音と共に架線がない線路を走っていく。廃線のニュースばかりで暗い北海道の鉄道ですが、そんな今キリトるべき北海道はそんな時代ではないでしょうか。この点はカトーよりもトミックスの方が気付いているようです。
しかしトミックスのキハ183系550番台はバナナだし、北斗星客車もあんな設計のままですからね。世の中上手くいかないことばかりです。鉱脈はあるんですけどね。
  1. 2020/08/22(土) 08:47:46 |
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  3. しなのさかい #-
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