しなのさかいの駅前広場

荷物車がいっぱい

KATO 701系1000番台 盛岡色

こんばんは。しなのさかいです。




再びカトーから701系1000番台が発売されました。
今回は、昨年の11月末に発売された「仙台色」のバリエーション展開として「盛岡色」での登場です。
これと同時に、マスコットキャラクター・モーリーが描かれた青い森鉄道の701系も発売されましたが、こちらはスルーして、盛岡のセットを1つだけ、という結論になりました。
「カワイイ」と思い続ける自信がありませんので(笑)





感動する点は多くのユーザーの方々と共有できている気がします、よね。





そうなんです。
仙台色のとき(あるいはもっと前のE127系100番台のとき)に違和感を覚えたスカート(排障器)パーツの上下寸法が改善され、適正なショーティー・スタイルになりました。
やはりというか、今回は、車両そのものよりもこのパーツの方が話題性が高いようでして、当方もそんな空気の中で本稿を書いています。





カプラーの首振り機能と引き換えに胴受パーツを取り付けることで、スカート周辺の情報量が仙台色のそれと比べると一気に増えます。
この胴受パーツも新規。
ゴチャついた床下機器を見ていてニヤけることができるのは、模型をやっている者としてはごく自然なこと。
変態ではありません。

盛岡地区は仙台地区と比べると輸送断面が小さいため、2両のみでの活躍が目立つようですから、この際、増結は前提とせず、カプラーカバーも取り付けたままにして、これで終わりにしてもいいかと考えているところです。





さて、仙台色の方。
こちらは輸送断面に比例して(?)2両セットと4両セットを保有していますので、都合4両の“先頭車”が存在します。
こやつらを、このままアゴが外れたような状態にしておくことはできません。





今回の701系1000番台の発売は、新型ASSYパーツの供給機会としても注目していました。
スカートパーツを予約していて、それから胴受パーツも購入。
胴受パーツは予約を忘れていたので危なかったです。
これらを仙台色に取り付けてみます。





取付前と比較すればこれだけ改善されることが分かります。
わずか数百円の追加投資で、今よくある「買い直し」を回避できましたので、ユーザーとしては非常に助かりました。
こういう救済措置が働くとカトーファンはカトーファンのままでいられるのです。





ところで、今回発売されたASSYパーツには、青い森鉄道701系用としてこんなものもありました。
前面用ボディマウントカプラーの♯2タイプで青灰色。
それからこれに取り付ける同じ青灰色の電連パーツと強化スカートで、車両は買わずにパーツだけ引き取ってきました。





E127系0番台のカプラーはフックありのボディマウントカプラーでしたので、これを交換。
表情が厳つくなりました。
0番台に取り付けられた強化スカートは青い森用とは異なる形のようなので残念ながら見送りです。





でも、その青い森スカートはなんと盛岡色の701系に取り付けることもアリのようです。
カプラーカバーによってカプラーとスカートの色の差が分からないからこれでいいかも。





大糸線のE127系100番台もカプラーを交換しましたが、こちらは盛岡スカートの色が合わないので、やはり違和感アリアリでダメです。
胴受パーツも同じ。
プライマーを塗布して塗ることも考えましたが、苦労して塗装しても塗膜を引っかくリスクは残りますからやめておきます。





盛岡色ならば、かろうじて485系3000番台などとは似合いますかね。
野辺地でキハ100とも、ということでもいいですが、いずれにせよ東北新幹線が延伸していない時代を目指してのこととなります。
今思うと、東北新幹線の延伸前の方が北東北への旅情が豊かでした。

次は秋田色か、IGR色か。





今の鉄道模型、とりわけNゲージの市販完成品モデルが遂げてきた進化の経緯は、もはやココにお越しいただいている皆さんには「釈迦に説法」と言うべき内容で、極論を言えば1965年製の「関水金属のC50」と2015年製の「カトーのC50」を比較して観察してみれば分かることです(ときどきこんな検証が必要になるからこそ、やはり2015年のC50は必要だったのですよね)。

この進化は、メーカー側のものづくりの姿勢と努力によるものであると同時に、ユーザーとの対話、ユーザーから見た改善要求やユーザーが持つアイデアをも吸収して遂げられたはずで、その事実は現在も消えることなく続くNゲージ鉄道模型市場の存在が証明してくれています。

我々ユーザーは「アレやって」「コレ出ないの」というようにネタ段階での要望のみに執着するのではなく、企画段階の次にある設計や生産品質に対しても、もっと感想や評価の声を出していくことが必要でしょう。
いやいや、これまで普通にやってきたことなんですけどね。

スカートの寸法を改善すべきとの声がどれだけカトー側に届いたのかは分かりません。
しかし、少なくともユーザーの仙台色に対する評価が土壇場でカトーを動かしたのだと思う方が自然の流れかと。
だって、一度「仙台色のスカートを使う」としてASSYパーツ表を発表しておきながら「作り直します」と変更したのですから。
こういうことも「メーカーとユーザーの対話」の一つなのです。





次の変更点はココかな。
E127系の顔は、ダイソーでよく見かける「激落ちくん」のような表情になっています。
こやつらのリニューアル時には、できることなら今回のASSYパーツと同様に「買い直し」をしないで済むように救済パーツを発売していただきたい…。
数年前に買うことで支持を表明したカトーファンを守っていただきたいなぁと要望して、今回はおしまいです。


ではまた。

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  1. 2020/10/03(土) 23:20:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

いつもお世話になっております.
この車両は乗車した経験があり,最近新製品が市場からすぐに消える傾向があることが見受けられるので,スカートパーツの新規製作の知らせを受けてから予約しました.この変更の一つで,「0.5M地方通勤型」製品の中では最も良い製品の一つになったと,製品をとって感じました.ステップでつまづいたのも良い思い出です.
地方では地元モチーフのKATO製品は数が少なく,ネタの要望ではなく,模型の仕様に対する要望も多くなる傾向があると聞いています.例えば「うずしお4号」の「2460号車→2462号車」の変更についても,2460号車は客用ドア窓が小さく(製作する金型は客用ドア窓が大きい),近年松山に転籍になったため,「うずしお4号」としては近年の感覚ではしっくりこなかったところを応えてくれたと思います.仰られているように重要なことですので,今後は他地域の車両に対してもこのような要望を送ろうと思います.「ネタの要望」は会社の金型製作・保管・製品の在庫コストの面もよく考えて要望するようにしています.
この車両で行けるその先の海峡を越える50系・789系が,先行製品がいずれも良いことから非常に楽しみなので,701系盛岡色に関しては,抵抗器撤去後・LED方向幕の姿であることはやや残念と言えます.E127系にも,(リニューアル車でのみ並ぶ車両もありますが)「模型」としてのみのリニューアルを期待します.
  1. 2020/10/04(日) 11:21:02 |
  2. URL |
  3. かずひこ #QCsvbcNU
  4. [ 編集 ]

かずひこさん

1993年に登場して50系客車を駆逐した701系も、違和感を感じながら早28年。今では東北地方の鉄道シーンを再現する上で欠かせない車両になりましたよね。ですから、地方を走る列車を、地図を埋めるように製品化してくれることはありがたいのですが、やはりネタだけで満足はできないもので、設計や生産品質が伴うことを期待してしまいます。仰るようにこの盛岡色をもってようやく不満のない領域に達した感があり、この仕様がE127系にフィードバックされる日も近そうです(笑)
とはいえ、ネタも大事(爆)
青森から続く北への進路を見ているのか、見ていないのか、見えないのか。
今回のポスターもイマイチですよね~
  1. 2020/10/04(日) 15:29:03 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

遊びにくい?路線

こんばんは。
悲願?であるスカートの改良は嬉しい限りです。しかも、胴受パーツも流用できたのですね。。リサーチ不足でした。貴重な情報をありがとうございます(^^)
長野のE127への流用は、写真を拝見する限りやはり色の都合で厳しそうですね。スカートさえ直ればE127も模型として完成されそうです。
一方で新潟のE127+青い森スカート、雰囲気は出るんですがこれも色がネックか。。

東北線系統は、共演できるキャストが少ないですね。701もいいのですが、東北の風景を頭の中に写し出してくれるような車両がもっとほしいです。同じ長大な「本線」でも、北陸や山陰と比べると模型では遊びにくい路線な気がしています。

また、せっかくモーリーを作ったのだから、青函トンネルを通る方の789系を作って、青森~津軽海峡の風景をユーザーの頭の中に描いてほしいなんてことも考えてしまいました。

長文失礼しました。今後ともよろしくお願いします。
  1. 2020/10/05(月) 21:43:37 |
  2. URL |
  3. サマルトリア #-
  4. [ 編集 ]

整備新幹線のバカヤロー(笑)

サマルトリアさん

御指摘のとおり、東北本線の今を見ると模型では楽しむことが難しくなりました。701系にしても2連が適正規模ですし、貨物列車とすれ違っても特急列車とすれ違うことはありません。複線電化であっても実質的にはローカル線と変わりなく、さりとて複線ですから郷愁も感じられず。どこか中途半端な存在になってしまいました。
だからトミックスは1980年代に遡っているようなのです。青森駅に着いたら青函連絡船に乗って函館へ。函館駅にはDC特急がアイドリングしながら待っている。こうしたビジョンをしっかりと持っているようですョ。
カトーにできないはずはなく、既存ラインナップを再検証して、ユーザーが分かっているように「やらなきゃいけないものからやる」体制へ舵を切ってもらいたいものです。
  1. 2020/10/05(月) 23:37:17 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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