しなのさかいの駅前広場

細かいことばかりでよく分かりません。

ロクヨンにヌクモリを

こんばんは。しなのさかいです。




そろそろ年末の足音が聞こえてきましたね。
今年の総括は(厄災のことを抜きにしても)いろいろと思うところがあり過ぎて、今から空を見ながらじーっと考えています。
その辺は、また後日。



今回は、前置きを省略して夜の運転会モードからになります。
久しぶりに、自分なりの世界を広げてみました。
自己満足100%の様子を報告しますので、あしからずでございます。




「世界」を広げるきっかけとなったのは先日発売されたカトーのリニューアル版・EF64 0 1次形でした。
急行「きそ」としての運用は(あんまり面白くないので)早々に切り上げて、急行「ちくま」として遊んでいたことをお話ししていましたが、今回は辰野駅のイメージで、篠ノ井線経由でやってきた貨物列車の牽引機として置いてみました。





湘南色と横須賀色に挟まれた直流電機、という色合わせにとても癒されます。
それも「当たり前」の東海道本線の東京口ではなくて、長野県の山の中で起きているというところがステキなんです。





もちろんEF64によってここまで運ばれてきた貨物列車にはタキ10600が入っていた、というつもりでー。
「糸魚川駅常備」という印刷がこれほど重要になってくるとはね。
ここに来る前にはEF81とEF62によるリレーがあったはずなので、そんなことも頭に描きながら。
いっそのこと、ここではEF81から登場させれば良かったですかね。





ここでED19登場。
飯田線に入って行きます。
牽引する貨車がタキではなく有蓋車たちになっていますがお許しください。





ED19と二軸貨車だけで組成された貨物列車は、車体の短さからカーブ区間に馴染むので、何回見ていていてもユーモラスで、大好きです。
まるで「ポケットライン」のリアルタイプ。
かつて、こんなメルヘンチックな貨物列車が、長野県の真ん中で、しかも私鉄線ではなくて国鉄線によって運行されていたのですから感慨深いですよね。





ワフ29500だけにしてみました。
これでも「フル編成」なのだということをお忘れなく。
1月には3機目のED19がやってきますから、その後に〈飯田線シリーズ〉が続行することを祈りましょうか。





再生産されて現在店頭にも並んでいるはずのワラ1とワ12000の大きさを比較しました。
凸凹の黒貨車編成を演出するためには、有蓋車と無蓋車の組み合わせだけでなく、こうした有蓋車同士の組み合わせと屋根の高さ、リブの有無の差が必要のようです。






続いて飯田線に入線したのは、165系による急行「こまがね」。
2016年6月に発売されていました。
この頃のカトー製品は、企画同士、相互に関連性が高いので、後から「ああ、そういうことか」と思うことが多くてニヤけてしまいます。
まだまだ辰野あたりを中心にして登場させられる列車がワンサカ控えているので、リレー方式で取っ替え引っ替えし続けてみるのも一興かと。





最後は「スハ32系中央本線普通列車セット」。
再生産もされましたからお持ちの方は多いでことでしょう。
その先頭にはEF13ではなくて、EF64を連結させてもいいみたいですよ。





EF64が投入されたとき、こんなシュールな編成となる時期もあったようです。
電暖装置付の機関車が投入されても、客車の方が蒸気暖房対応車のみのままだった時期が生まれて、こうした青い電気機関車の後ろで煙をモクモクと出し続けるという不気味な編成が出現したみたい。
歴史を遡ると中央本線にもいろいろなことがありました。





たがら、鉄橋の下の河原にのら猫拳を置くことなんてしません。
ひたすらに、鉄道がある風景を楽しむ…
レイアウトをつくるひとりの人間としては、そういう発想しかありませぬ。


ではまた。
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  1. 2020/12/07(月) 19:10:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

思い描いた光景

いつもお世話になっております.
EF64を買った時に思い浮かべたのは,客車や貨車の継走,優等列車・支線へ接続する列車との並びといった,まさしくこの記事のような光景でした.本格的なレイアウトを作ってみたくなりました.そして,「10-1184 ED19(2号機)+タキ10600セメント輸送列車<明星セメント>6両セット」のような過去の製品にも目を向ける必要があるということを強く感じました.
マヌ34については,実はセットに入っているスハ32・スハフ32・スユニ61は0番台ですので,中央本線仕様の製品は「遊ぶなら必ずマヌ34を連結して欲しい」というメッセージが伝わり,よく考えられていると思います.最近の製品にはこのあたりの配慮が見えにくい感じはします.「EF64」からこの光景に魅せられたので,この中央本線仕様の再生産は嬉しく思いましたが,起こした金型で他の見せ方もあるのではないかといつも思います.例えば「EF13にボディを譲る前のEF58(SGもありません)にマヌ34を繋げた特別急行列車」ですとか.
  1. 2020/12/09(水) 21:23:16 |
  2. URL |
  3. かずひこ #QCsvbcNU
  4. [ 編集 ]

模型を置いて風景を描く

かずひこさん

コメントをありがとうございます。
そうなんですよねえ、メーカーがそうしないので、自分で既存製品同士を結びつけていく必要はあるんでしょう。でも、その作業の中ではどうしても足りないものもあるので、そこに「お待たせしました」というフレーズで新製品が出てくると、既に持っているものとも親和性が高くなって「なんだか面白いネ」となります。新規金型を有効に利用するヒントはなんとなく見えてきそうですけど、そこに至らないのが今の西落合。小さなパーツばかりに新規金型を使っているように見えませんかね(笑)

そろそろ立石方面で大砲を撃つ準備が… 次も東北方面かな? どうしても20系ブルートレインはやりたいのかな? などなど。風景を思い描いてそれを実現させたいと思う熱意は立石方面の方がますます強く、ポスターを囲んであれやこれやと話題にできるのも立石方面なのですよね。
  1. 2020/12/10(木) 17:19:46 |
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  3. しなのさかい #-
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