しなのさかいの駅前広場

荷物車がいっぱい

Nゲージとお金の使い方・2021年7月(その1)

こんばんは。しなのさかいです。




まずは、最近の当方の「お金の使い方」から。

先日御覧いただいた“とある模型屋さん”での買い物の外は、カトーのホキ5700 8両セットくらい、というところでした。
この貨車は、このくらいの両数にした方がエピソードが濃くなる(飯田線の列車を除いて)…という思いからでして、8071の2両と10-1426に入っている2両を合わせると番号違いで12両を揃えることもできる、ということもあります。

とある模型屋さんの買い物はちょっと前に発売されたものばかりですから、これらは「新製品」とは言い難く、このホキ5700くらいが前のめりに発売と同時に増備したもの、と言えそう。
でも、このホキだって既に製品化されている形式を8回リピートコピーしただけですから、新製品レビューをする気分にもなりそうになく。

つまり、直近の「増備」はその程度です、という報告でした。



□     □     □









カトーの新ポスター3枚です。

特に感想もなくなって数か月。
寝て待つことももうやめようと決めてから数か月(爆)
再生産メインの傾向は堅持されたままのようで、今回も淡々と見ています。
それでも何点か気になったことがありますので、話題づくりの意味で挙げてみましょうか。



①目立ってきた新幹線車両の再生産





最近は新幹線車両の再生産(又はそれに近い新製品)が続いているような気がしていて、おそらくこういう企画が今のカトーの、いや、Nゲージ全体の売れ筋商品になっているのだろうと想像しています。
それ故に「店頭にある程度の数をストックしておきたい」という販売店側の思惑を反映した上での選択なのかもしれません。

流れ星のデザインの800系はトミックスと同じ企画で、発売時期までも同じ12月にするという気構え。
ちなみにカトーではJR九州の車両の製品化が続いていて、それだけ九州の市場が拡大している…
かどうかはよく分かりませんが、「カトーの九州推し」という点はメモしておく必要があるようです。

その反面、かつては子どもたちにも人気だった「ブルートレイン」と呼ばれる列車は、ポスターに登場する機会が減りました。
青い客車は、客車急行シリーズのように過去の文化になりましたから、こういうものが店頭に並んだとしてもユーザーが列車名で差異を見いだせないなどの不都合があるのかも。
「お母さんには分からないワ」っていうやつです。
とにかく今は「そういう時代」なのでしょう。



②やっぱり「緑の列車」が再生産



そのブルートレインに近い存在の「トワイライトエクスプレス」が再生産なんだそうです。
昨年末にリニューアルされた7008-F「DD51 耐寒形 北斗星」の付属ヘッドマークが「北斗星」と「カシオペア」だったことから、近いうちに再生産があるんだろうと勘繰っていたら、本当にそうなりました(さすがにオマケパーツの変更で品番と価格を変更することはなかったか)。
非常に分かりやすい昨年末のメッセージでしたね。
もちろん今回は、ASSYパーツのヘッドマークが手に入るだけでOK(当方のことです)。



③701系の早いバリエ展開





701系はバリエーション展開が早いですねー。
最近のカトーの新規車種は、矢継ぎ早に色替えや金型一部替えによるバリエーション展開があり、ほぼ1年以内に“似たような何か”が出現する傾向が顕著です。
JR四国の2000系気動車や東武8000系、415系などはその例でしょうか。
もっと以前に製品化された車両で色替えをしても良さそうなモノが散らばっているんですが、それらの「宿題」を差し置いてでも急ぐ事情があるのかナ。
この辺もメモメモ。



④再生産メニューの選び方に変化の兆し?

同一のポスターで秋田の701系にE6系の再生産を組み合わせたところは、新製品に連動した、かつての「脈絡のある」再生産に見えました。
それでも強いて言えば、ポスター誌面上で両者を寄り添わせるなどして地域性を強調すればなお良かったですね。
「E6系『こまち』も同時再生産」とかで、です。
やっぱり単なる新幹線車両の再生産だったのか?





また、EF15最終形とタキ35000、ヨ5000の再生産という情報には少しココロが動きました。
もちろん当方はいずれも既に持っていますけど、昭和の貨物列車を牽引機ごとイメージできますし、手持ち品を振り返るキッカケにもなります。





全国的な配置が見えましたので、再生産品を軸にしても様々な列車を惹起させます。
例えば上越線。
関連する列車は181系「とき」、165系「佐渡」、EF16と寝台急行「能登」などなど。
あ、これらは全部もう製品化されていましたから、必要となれば再生産ですね。
でも、そうやって環境を整えていけば、この中にはない「何か」を製品化する舞台を演出できるじゃないですか。
鉄コレの仕様では満足できないアレなんてどうでしょう(ナンノコト?)



*     *     *



ということで、緑組のポスターの総括です。
うーん、701系0番台秋田色を…という程度で、その他はお金とは交換しないと思います。
その701系も盛岡色と同じように2両くらいで十分かもしれません。
SRCも“登場時仕様”が好きでずーっと保管していますし(クイックHMの方がいいんですの)。














ばーん。










ばばばーん。








…という音が聞こえるかどうかは皆さんの懐事情によるのでしょう(大変失礼しました)。
ただ、お金の使い方を考えるコーナーですので、「とうとう6両セットがこのような価格になったのだ」という客観的な事実は記録しておいた方が良いだろうと考えた次第です。



先の3枚のポスターの発表に1週間遅れて発表された、今年のカトー年末アイテム。
既に2021年版カタログで既に発表されていたものではありますが、

【10-1693 智頭急行 HOT7000系 「スーパーはくと」】¥27,500

として、ホームページ上で改めてアナウンスされました。

ここで「ん?」と感じたあなたはスルドイ。
そうなんです、本来ならありそうな「6両セット」という文字がHP上の商品名から落ちているんです。
付け忘れたんでしょうか。


ということは置いておいて。

繰り返しになりますが、この価格を「高い」「気にしない」とディベートすることは、これはもう主観の問題ですから。
どちらかの論者の財布にお金が残っている限り、結論には至らないと思います。



ただ。

今は壮大な実験が進んでいるような気がしてなりません。
それは「どのくらいの価格までならユーザーの購買力がついてくるか」という、いわば「痛みの実験」です。

再生産ばかり続いていた中での久しぶりのお祭りムードに水を差すようで申し訳ないのですが、「待望の車両なんだけど…」「もうこの趣味を続けるのは無理」と諦めてしまうユーザーも潜在的に現れているのではないかと想像しています。
そのようなユーザーの方々は「ジオラマくん」の世界へと旅立っていくのでしょうか。
ん-、そうとも思えません。

新しいNゲージユーザーを迎えようとしながら、既存の古いユーザーの「退場」を促す結果となっていたりしないかと心配しています。





これは2年前、2019年7月分のポスターです。

【10-1505 JR四国2000系 特急「しおかぜ・いしづち」 7両セット】¥28,380

このときにも、価格がここまで来たかーという向きで話題にさせていただきました。
今回はそれよりもさらに…という気がしなくもありません。
2000系のときは「先頭車比率が高いから」という意見もありまして、なるほどそうかと思いましたが、今回はどうもそうでもなく。





もう一つ、こちらは2014年3月分のポスター。
ここでは、

【10-1207 西武鉄道5000系<レッドアロー>6両セット】¥19,800

というセットも発表されていました。
もちろん当方は今でも大切に保管しています。



「どうしてこういう価格になるのか」という分析や「この傾向はどういう結果を生むのか」という想像を、そろそろ今のうちにユーザー各員がしておかないと。

いつの日か「やったぁー」と手を上げたその直後に請求書を受け取って、本当に椅子の上でのけぞることになりそうです。



それから。

今回の久しぶりのお祭り騒ぎを見ていて改めて気付きました。
これまでに蕨方面のHOT7000系が市中に出回っているとしても、やっぱり「カトーがやる」というニュースが駆け巡るだけで多くのユーザーの期待を集めてしまう、ということに。
埼玉工場のアウトプットに対する信頼はまだまだ厚いようですね。


(その2・完へつづく)


※コメントは「その2」でお願いします


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  1. 2021/07/14(水) 20:30:00|
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