しなのさかいの駅前広場

スカ色がたくさんやってくる月末

Nゲージとお金の使い方・2021年8月(その1)

こんばんは。しなのさかいです。




今年も暑いだけで何もない、安全安心な(?)お盆となりました。

休日に近所で見た風景…
スカイブルー、ホワイト、濃緑色、黄緑色の組み合わせがとても沁みましてね。
関東平野の郊外に居を構えていることを「良かったなー」と感じるひとときでした。




前回「タラーンとした日々」であることを報告しましたところ、いろいろな御意見をいただきました。
ありがとうございました。

自分もそうであるという御意見、そうであるけれど今の状況をポジティブに捉えようという御意見。
それぞれもっともであり、大いに参考にさせていただきました。
まずは自分なりに楽しむことをやめないこと。
それが答えなのでしょう。
地道にレイアウト作業を再開させていますので、近いうちに追ってレポートさせていただきます。


今回は、こんなダラダラな流れのまま、再び今月の「お金の使い方」を考えることをお許しいただくとして、まずは恒例である西落合からのメッセージを見てみます。
果たして、少なくなる一方のお小遣いを投じて趣味生活を活性化させることができる内容、でしょうか。





【10-1697 N700S 新幹線「のぞみ」 基本セット(4両)】¥15,180
【10-1698 N700S 新幹線「のぞみ」 増結セットA(4両)】¥11,220
【10-1699 N700S 新幹線「のぞみ」 増結セットB(8両)】¥20,900
【10-1742 N700S 3000番台新幹線「のぞみ」16両セット】¥47,080 ※特別企画品

2021年版カタログで予定品として発表されていたN700Sが来年1月に発売されることとなりました。
これはもう、カトーの新幹線シリーズとしてはマストな車両ですから「そうですか、分かりました」ということです。

当方は新幹線をやっていないのですが、やっている方はカトー、トミックスのどちらかで統一する傾向もあるようですので「トミックスもやるんだからやる必要はない」とはならないようです。
それも分かる。
カトー製品で新幹線ワールドを構築しているユーザーには「待ってました」な発表だったのだと想像しています。







後はやっぱりお値段のことかな。
基本セットから16両を揃えれば47,300円となるようです。
16両セットとなる特別企画品は47,080円。

ここで参考にしておきたいのが過去の東海道・山陽新幹線の車両たちで、既に発売されているカトーのN700Aの場合、16両にすると基本セット(10-1174)と二つの増結セット(10-1175、10-1176)を合わせて39,050円。
さらには今月再生産される100系〈グランドひかり〉でして、こちらは33,700円(10-354、10-355、10-1213)。


皆さんにはどう見えますでしょうか。
16両であることも相当効いているとは思いますが、それだけでは説得力がないような気もします…
今回は同時に特別企画品が用意されているに点も(以前にも触れたとおり)注目。
少なくともメーカーは、JR東海編成とJR西日本編成を両方買うことができるユーザーが一定程度存在する、という読みなのでしょうね。





以前にも触れている青組のポスターです。
トミックスも3000番台をやることとなっていて、こちらは16両にすると48,730円。
ついでに、先に発売されている98424、98425、98426は合計して49,170円。
カトーの値段よりもさらに高いようではあるけれど、実はこちらは16両にモーター車が2両含まれる構成なので、単純に比較できそうにありません。
でも、こちらも突き抜けた値段だなぁ。

トミックスの方は発売時期が「12月」に設定されているところが抜け目ないし、新幹線車両だけに「そりゃそうすべきでしょう」となります。
販売店としては年末のうちにトミックス製品をバンバン売っておく、ということになるのでしょうか。





E235系の再生産については、特に何も。
新幹線にこの顔が添えられたことで、子どもたちには映えるポスターとなったようです。
こちらはやはり年末商戦に間に合わせるという意図があるようで、12月の発売とされています。





「トワイライトエクスプレスの牽引にも活躍した」らしいED76 551タイプが再生産されるそうです。
リニューアル後のスタイルとなる客車の仕様から、2001年3月までとされる551号機の牽引実績がどの程度あったのかは分からないけれど、そこはつべこべ言わずに…ということなのでしょう。

前回と同様に今回も買わない予定です。




いつもと同じように、今のカトーらしい安定感のある内容でした。
当方の視点からは特に感情的な感想はなく、全てが自分の守備範囲に入らないので「買わない」ということになり、残念ながらその範囲を越えてでも買おうとする理由も見つけられませんでした。

財源は別の何かに投じて趣味のモチベーションを活性化させることとしましょう。


(その2・完へつづく)

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  1. 2021/08/12(木) 20:10:00|
  2. 鉄道模型(車両)