しなのさかいの駅前広場

スカ色がたくさんやってくる月末

もう一度、飯田線に帰ろう。

こんばんは。しなのさかいです。




今年も鉄道に関係するニュースが多い季節となりました。
営業運転を開始する新車があり、その一方で消えていく車両もあり…
この動きに合わせて、模型の世界でもメーカーやユーザーが企みごとをして右往左往、となる訳です(^^)

とまぁ、車両の話題があることは例年どおりなんですけど、その中に路線の存続に関する話題が混ざっていることは、近年では稀なことと受け止めています(ダイヤ改正とは無関係な、単なる偶然かもしれません)。
最近では北海道と新潟県で、JR線の一部区間の存廃に関係する具体的なニュースが飛び込んできました。


当方は存廃の是非について語ることができる程の知識を持ち合わせていませんので、この点に触れることはできません。
ただひとつ、存廃の是非の「考え方」のようなことでの発言をお許しいただけるのであれば、この国では1987年3月31日をもって鉄道を「公共」と捉える発想を棄てている、ということになります。
言うまでもなく、この国では鉄道に代わる「公共」は、とっくの昔に「道路」となっています。





民営化直後は気が付かなかったけれど、今振り返ってみると、もうそのときにこうなることは運命となっていた気がするのです。
JR北海道にいろいろとあった2010年代、前北海道知事は「JRはもっと経営努力を」という発言に終始していました。
そういうことなんですよね。



我々鉄道趣味人は、乗り鉄、撮り鉄、模型鉄などの活動をする上では鉄道に「公共」的な性質を必要としていないため、社会システムの仕組みによって消えていくモノゴトに対しては傍観するしかありません。

ただ、鉄道に「公共」が備わった様子を好んで趣味の対象とさせてもらっていたのではないかと、こんなことを今更ながらつくづく思います。

特に模型の場合はどうでしょう。
亜幹線の風景を「今」の視点で捉えれば、最新型のハイブリッド車などが走る姿が浮かびますが、その地域の公共として機能していたときは貨物列車も走っていたし、たまには都会から臨時列車の乗り入れもあったことでしょう。
普通列車だけを見ても、気動車の中に(通勤通学時間帯には)やや長めの客車列車も運行されていたはずです。
どちらを手元で再現すれば楽しいか、と言えばやっぱり後者かなぁ。





鉄道模型メーカーでもこのことを分かっているようで、カトーは「飯田線シリーズ」「氷河特急シリーズ」、トミーテックは「猫屋線シリーズ」で描き表している、と受け止めています。
それぞれに当該路線内で完結させられる世界観があり、逆に言えば路線外のその先を想像することはユーザーにとっても「そのまた次」のスピンオフな世界。
区切られた世界に、様々な役割を持った列車が進入(珍入?)してくる様子は、なんとなく舞台芸術を見ている感覚に近いのかもしれません。


当方にとっては「猫屋線シリーズ」は対象とするスケールの違いと架空性の高さから制約がなさ過ぎること、リアルな世界から制約を読み解く楽しみに欠けるため、趣味の対象外としています(ゴメンナサイ)。





一方で「氷河特急シリーズ」。
現在も展開が元気ですし、ほぼ追従して集めてきましたが、1月28日に発表されたポスターではコンテナ貨車だけの8両セットが予定されるということで、少し違和感が生まれました。

貨車を模型化するならば、これまでの客車たちにせいぜい2両程度の貨車をつなげて、日本の鉄道にはとっくに失われた混合列車のある風景をもっと強く押し出して欲しかったナ(公式HPの編成表には掲載されていますが)。

貨車も日本でも見るコンテナなどよりも原木をゴロンと積んだチキ風のやつ、とかの方がシリーズとして相応しかったかと。





で、「飯田線シリーズ」なのです。
まだまだ伊那地方の道路が整備されていなかった時代、貧弱な路線でも郵便物や貨物を走らせる必要があって、ときには普通列車だけでなく優等列車も入線してきた「公共」が失われていない頃の飯田線。
豊橋と辰野を上手と下手にした細長い舞台を用意して、以上のような様々な役者たちで演じる、まるで劇団一座のような仕掛けづくりができていました。





それだけでなく、今も沿線風景に大きな変化がないという事実を楽しめるように313系1700番台という車両も用意。
165系のフルリニューアルが「こまがね」「伊那」から実現したことも特筆しておかなければなりません。





昨年早々にED19のバリエーション展開がありましたが、「あれもやるのか」と言えるような新展開は119系以降パッタリと途絶えています。
カトーの中でどのような整理があるのか、その辺はユーザーに分かるはずもありませんが、このテーマが従来とは違う扱いとなっていることは、ラインナップの展開が消えかけている事実からほぼ明らかでしょう。





撮影をされている方々にお聞きすると、カメラの高性能化とは逆行して年々撮る対象が少なくなっていて、あったとしても同好者が殺到するとか、そもそも一昔前から見れば本当に「撮る対象」なのかすら疑わしい、ということを言われます。

「飢餓感」と言えばオーバーですけど、現実世界を対象とする限り、そこまで切迫しているということなのでは。
動画方面では独特なキリトリ方で、リアルに今見える対象を掘り下げる技術を持つ方々もいらっしゃいますが、やはり一般的には難しい作業と言えるでしょう。





以前にも書きましたとおり、幸いにも模型趣味に限っては時空を行ったり来たりすることができてしまいます。
このメリットをイカすかコロすかは、趣味に関わる全ての人々次第かと。
でも、上流におられる方々には特によろしくお願いしたいところですね。





2016年9月25日 第56回全日本模型ホビーショーにて

もう一度、飯田線に帰ろう。
今年こそシリーズの再展開がありますように。


ではまた。


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  1. 2022/02/11(金) 19:30:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:30
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コメント

傍観継続中。。。そろそろ終わり?

マイクロエースから、キハ40 100番台 がリリースされた時を思い出します。
3セットフルで買ったなぁ…。
それからもだいぶお付き合いしましたが。
キタキツネ、イカ、カニでしたっけ。
金型いじった物で、3塗装再販されたのも買ったような・・・。

H100 がかなりの数投入されるようで、数へらしそうですね。

公共を捨てている、ですか。なるほどそういう見方もありですね。
北海道と四国だけは、そうか? と思ったり。
株主はいまだに日本国、国土交通省ですから。
赤字だの何だの平行在来線廃止だの、変な話だなぁと思うところ。

>カメラの高性能化とは逆行して年々撮る対象が少なくなっていて、
>そもそも一昔前から見れば本当に「撮る対象」なのかすら疑わしい、

カメラは良くなっていますが、撮りたいものほんとに無くなっていますね。
阪急も一気に入れ替わっていますし。
もともとジャンパがどうなってるとか床下機器がとか、模型のために撮り始めたのですが。

いわゆる葬式な方々、あれと同類にされたいと思いませんね。
年賀状は毎年鉄道写真ですが、社内で労組がやってる写真コンテストとかに出す気もしません。
同じ部署で人となりを知ってるはずの人が。
コロナの前ですが。
あなたも鉄オタなんだ、写真撮ってるんだ。こないだテレビでやってた人垣みたいなとこにもいってるんですねだって。
思いっきり断定されちまってましたよ。
あんなとこに行きたくないわって、言ってもね。

飯田線シリーズ、どうするのでしょうね。
少し再生産して、また仕切りなおしかと思いましたが。
もう無いのかなぁ・・・。あの続き。
身延線にも手を出しそうな勢いでしたが。
企画担当が異動になっただのでしたが、たった一人異動したらロシアンルーレットなんて。
そんな俗人化して良いのですか?

2016年だったのですね。
もう一度、飯田線に戻ろう。
私も再展開を楽しみにします。

【ここに書くか、TMS記事のところに追記するか悩みましたが・・・】
阪急王子公園駅すぐの王子公園。
老朽化はいなめませんが。
大学誘致なんかせなあかんの? あんな狭い場所に。
高層立体駐車場なんかいるか?

震災時には、スタジアムがヘリポートになっていたわけですし。
トラックも陸連公認ではないのは、認証に書類が多く手間だからってだけ。それやらなかったのは神戸市の担当部署。
規格が満たされていない、外れているわけではありません。
自分とこがやらなかったこと棚に上げて、公認じゃないから廃止だの。はぁ?

https://www.mbs.jp/4chantv/news/hunman/article/2022/02/087536.shtml
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202201/0014990294.shtml

王子公園再整備基本方針(素案)に対する意見募集
https://www.city.kobe.lg.jp/a74227/202112ojipark_public-comment.html

なんてことになってます。
周辺を歩かれている方ですので、いちど目通しください。



  1. 2022/02/12(土) 07:56:42 |
  2. URL |
  3. Mu. #JSz2HnTU
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こんにちは。

以前に、KATO製HOT7000系考察の投稿に対し初コメントをさせて頂いた者です。

昨今の鉄道模型をめぐる情勢、特にKATOについては当方が望む私鉄車拡充について
他のユーザーの方々からは思った以上にかなり低くみられているようで、益々不愉快な心情を
抱かざるを得なくなりました。

一方で、長年続けた趣味から縁を切って他の分野に趣味を見つけようにも、それを
嘲るようなコロナ禍のぶり返し。

模型の愛車をレンタルレイアウトへ走らせに行くのも含め、休日外出で様々な街に日帰りで
ふらつくのを至高の楽しみとしていた当方には気分転換自体が完全に封じられ、年々きつくなる
仕事をただ処理するだけの冷めた毎日を過ごす有様。


シリーズ物では、私にとってはメトロシリーズの再拡充が第一の喫緊の望みなのですがね。

KATOが近年実施している毎月第一日曜日配信のホビセンフェスyoutubeライブにて、
昨年の9月に司会の営業部長殿がチャットコメントを見た上で

「なんだかメトロについてのコメントが多いですな・・・もうちょっと待っててください。
もうちょっと待って頂ければ、出せる感じにはなりますので」

と発言したことは忘れてませんし、KATO営業部公式twitter上でもフォロワー30000人達成記念の
宣伝時に「メトロシリーズは、…まだ続きます!(※)」とKATO営業部側で記載してますからね。

(※含みを持たせた言い方だったにせよ、続編登場がそう遠くないのであろうと
やはり思ってしまいますよね、そんな言い方されたら。)

にも拘らず、KATOカタログ2022での予定品には一切の記載がない。

こればっかりは実際にメトロシリーズを待つユーザーに対してはあまりに
粗末で無礼な対応だなと私は感じてしまいます。


そしてKATOに嫌気がさした中で他に真っ当な代替先がないのは前回コメントで
しなのさかい様も仰られた通りのため、結局はKATOしかアテがなく、低く扱われるの
悪循環に陥っています。

KATOがこのようなスタンスで居続ける主因のひとつは、2024年5月竣工の新工場建設なのでしょうが、
この情勢があと1年半以上も続くとなれば、また気の遠い話になりますよね。
  1. 2022/02/12(土) 11:10:50 |
  2. URL |
  3. KATO信者(脱退切望中) #-
  4. [ 編集 ]

Mu.さん


シリーズが展開していたときに大糸線や身延線の旧型国電の製品化要望も高まったようでしたが(実は当方もその要望者の一人だったかも)、それでも飯田線だけの展開となり続けたということで、その理由を考えた先に「飯田線シリーズ」の真実があるような気がします。一見旧型国電のシリーズ展開のようなのですけど、実はそうではない、ということなのでしょうね。
中でどのような判断があったりするのかは全く分からないので、ユーザーから見ればプツンと途切れてしまったという印象しかありません。「これまでのシリーズ」よりも興味深い新シリーズが誕生しているのなら理解できるんですが…

収益性によって鉄道自体の存続が左右されという事実を思い知らされる最近です。そう考えると、これから10年後、20年後に我々の趣味はどうなっているんだろうと。いつまでも存在すると信じていた青い客車たちは、気が付けば1両もなくなっているんですよね。今は、あたりまえと考えていた対象が簡単に消えてなくなる時代なんだと思いました。
  1. 2022/02/12(土) 16:11:12 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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私鉄電車で描き残す「あの頃の東京」

KATO信者(脱退切望中)さん


今回もありがとうございます。
日々仕事をこなすだけの日常という点はこちらも同じでして、コロナ禍における模型需要の高まりからか、否応なく新ポスターの発表には注目してしまっています。自宅に居続けながら非日常を感じられる何かを求めるしかないからです。

そのような中でカトー製の私鉄車両を待ち続けているとのお話をいただきました。確かに西武や東武の通勤電車が製品化されてきましたし、東京メトロの車両もカトー謹製品が世に出たのですから、この後に続く何かを想像したくもなりますよね。

この点を考えたり想像してみる上で気にしていることは、営団300・500系や西武101系・701系が製品化されていたことなんです。
なんとなくカトーとしては、四ツ谷駅でひょっこり顔を出す赤い電車や、上屋のないホームに停まっていたり畑ばかりの中をガタゴト走る西武の赤電などといった、東京の都心や近郊のかつて見られた風景を模型で再現できるようにする意図が濃かったような気もしていて。メトロ10000系、16000系、東急5050系4000番台などの「今」とバランスを取ながらラインナップが敷かれていた気がします。
「懐かしい風景」「懐かしいと思っちゃう風景」は国鉄の車両に限らない、ということでしょうか。

ユーザーからの具体的に車両を挙げての製品化要望はよくあっても、風景そのものを模型化する要望はなかなかなさそうです。このギャップが「斜め上の発想」と呼ばれる理由なのかと。

営業部長さんの「待って頂ければ」という御発言がそのような意図でのことなのか分かる由もありませんが、とにかく、グリーンマックスやマイクロエースがやらないような切り口で、1/150の世界に残しておかなければいけないという使命のような動機でユーザーをあっと驚かせてもらいたいなぁと思いました。
  1. 2022/02/12(土) 17:21:53 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

しなのさかい様

この度も丁寧な考察と共に返信コメントを頂き、わざわざすみません。
(私のコメントは実質、ただの業界への愚痴にしかすぎないのでしょうが、
それでも誠実に向き合ったコメントを下さった事、本当に感謝致します。)

今のKATOでは、しなのさかい様の仰るような「昔」と「今」のバランスはおろか、
風景そのものを製品化するといった発想はおくびにも考えてないでしょうな、正直・・・

twitterを見ても、私のような意見を持つ者が酷い場合は噛みつかれるばかりか、
対極な意見をもつユーザー?のそうした意見とかをメーカーが黙認しているかのように
見えるのですよ。これでは、馴れ合い止まりになって進歩もしなくなります。


レーティッシュ鉄道シリーズについてはKATOスタッフの賢明な営業努力と成果に
保障された継続であることは私も理解はしていますが、一方の国内車両の展開は
TOMIXの快進撃にもはや放り投げて任せているフシすらありますからね。


グリーンマックスも、直近では京阪7200系や名鉄9500系の製品化と、巧い具合に
模型の空白を埋める営業の仕方を再開してきてます。
(ただ、このメーカーの模型に投資するには貫通幌の表現が一切省略されてしまうことや
足回りの表現にチープさがどうしても現れること、そしてKATO製品の平均1.5~2倍以上の
調達費用がかかることを割り切るかといった制約がつきます。それもあって、小田急新5000形は
グリーンマックスではなく、KATOで早く埋め合わせてくれないかと願ってます。恐らくかなえてくれずに
他メーカーにとられて終わりそうな気がしますがね・・・)


「古き良き」というのであれば、必ずしも国鉄車である必要はないですよね。かつての年末商戦目玉であった
NSEのように。また、2014~2015年当時にひそかに期待されていたLSEも。

全ての私鉄車を、とまでは思っていませんが、KATOには「一旦着手した以上は生半可な
仕事の仕方をしてほしくない」と私は切に願います。
  1. 2022/02/12(土) 20:09:03 |
  2. URL |
  3. KATO信者(脱退切望中) #-
  4. [ 編集 ]

模型の世界も減量ダイヤ

今回も失礼致します。

JR各社、民鉄各社から3月ダイヤ改正の概要が出揃いましたが、どこを見ても「改悪」としか言いようがない減量ダイヤと値上げのオンパレードで、今後の鉄道史の中でも悪い意味でのエポックとなりそうな予感がします。

そんな溜め息が出そうな現実世界から一時的に逃避するためにせめて鉄道模型の界隈に希望を見出だしたいのですが、本来ベンチマークの役割になるはずのKATOはやる気のなさが丸出しで、見栄と行政との絡みで退くに退けない新工場の費用捻出のためなのか知る由もありませんが、安直な再生産を連発している印象です。

以前のKATOには「ストーリーと提案&仕掛け」があり、それが所謂飯田線シリーズであったり、蒸気機関車に付随させた客車製品群になっていたと考えています。

あまり言いたくはないのですが、創業者がご健在の頃には首を傾げたくなるような「鉄道と全く関係ないアニメ」や「猫が2足歩行でおかしなポーズをとる」馬鹿げた模型の製造など余計な戯れ事はしなかったと記憶しています。

新工場の行政とのコラボの計画が具体化した辺りから現在の新規製品の激減と再生産の連発や価格の高騰、修理費用の値上げなどが相次いでおり、ユーザーが困惑する事象も増えています。

そんな気は更々無いのかもしれませんが、今こそ原点に立ち返ってKATOを支持している層が何を求めているのか真剣に考え直す時期に来ていると思います。
「大きな箱作り」にばかりご執心で中身が空っぽでは何の意味もありません。

「気が付いたら自分の周りに誰もいなくなった」なんてことにならないように心を入れ換えて「鉄道模型のパイオニア」の矜持を見せて欲しいです。

長文になってしまいましたがこれも長年のKATOファンであるが故の愚痴と戯れ言ということでお許し頂きたいと思います。
  1. 2022/02/12(土) 22:38:30 |
  2. URL |
  3. つばめ787 #-
  4. [ 編集 ]

リクエスト聞きます

KATO(脱退切望中)さん


丁寧だなんてとんでもございません。
むしろこちらの考え方を押し付けたような返信となり、すみませんでした。

ユーザーのリクエストは、これはもうなくなることはありませんよね。当方もカトーのやり方でアノ形式、コノ車両を見てみたいのです。良い製品に出会えれば期待したくもなりますから。例えばこの度のポポンデッタのキハ189系は好評だったみたいです。これで同社製品の「次」が期待されるようになったのではと想像しています

最近のカトーやトミックスは動画配信などを通じてこうした声を傾聴するようになっているようです。意見を聞いてくれることは意見を言う者にとってとても心地良いものなのですが、「誰かの声が採用されている」様子を感じてしまうと、次の「声の主」となるために大声を出そうとしたり、逆にシラけてしまったりしますよね。ユーザーだけでなく販売店の声ということもあるのかな。リクエストを拾い上げていくことには一定のリスクもあると考えます。

かつてカトーの企画に言われていた「斜め上の発想」って、ユーザーの声に対応した形跡はないけれど「それもそれでアリか」という、ユーザーの好意的な反応の意味だったようです。今から見れば否定されながらも結果として受け入れられるという、なんとも絶妙な企画だったんですね。
  1. 2022/02/13(日) 08:00:15 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

鉄道のある風景の残し方に注目しましょう

つばめ787さん


本稿の趣旨は現在のこの国の鉄道の立ち位置のようなものを見ながら、これからの鉄道(模型)趣味の範囲とか方向性などを考えようとしたものです。かつてカトーが展開していた飯田線シリーズは、現実世界で鉄道の世界が縮小する一方の中で上手い具合にコンパクトな鉄道の世界を先取りして見つけていたような気がして、それならば継続展開を…と求めたワケです。
GV-E400やH100よりも、もしかしたら飯田線の車両たちの方が「新しいカトーファン」には刺さるはず、ということを信じたいんですよね。1周回って元に戻る、と言いましょうか。飯田線の旧型国電を持っている高校生、居るんじゃないかしら。


改めて気をつけておきたいことは、我々は一切経営に参画しておらず、出資もしていないということです。製品を買うだけの立場ですから、やはり経営方針そのものには文句を言う権利などなく、飯田線シリーズなどをやらなくなってしまった今のカトーの方針についてはひたすらに見ていることしかできません。

ただ、以前にも申したとおり、我々のような古いカトーファンにとっては、今のカトーの経営の方向性のようなものが「新しいカトーファン」に対してのものと見えてしまうんだと思うのです(つばめ787さんもそうなのでしょう)。
それ故に、古いファン層向けの製品展開のリソースを新工場やフィギュア、外国型車両、ジオラマ大会などへ向けられているかもと考え、モヤモヤが生まれてしまう、ということなんでしょう。

例え話で申し訳ないのですが、例えば今の総本山。「パーツを探す上ではパラダイス」とずーっと思っていましたが、最近では1両アソートとして(?)複数のパーツをビニール袋に詰め合わせにして販売することを主としていて、必要なボディが不要なパーツと一緒になっていることがよくあります。おそらくですが、来場者向けにはこうした方が売れるのでしょう。「来場者」とは言うまでもなく新しいファン層? こういうことになっているのです。
この点に関しては、パーツ単体では売れなくなったのか、だとすれば売れない理由は何なのか(そもそも車両が…)、などといった邪推が生まれますが、もうやめておきましょう。

本稿の趣旨に戻りますが、飯田線シリーズの続きが発表されないかな、次の蒸気機関車は何かな、地下鉄も新幹線も次はあるかな、という程度でいる方が今はちょうど良いのかもしれません。少なくとも(当方がそうだったように)以前のような期待の掛け方は、かつてのようなポスターがすっかりなくなり、これだけ新しいファン層に向けた製品が多くなると、さすがにポイントオブノーリターンを過ぎたと考えざるを得ません。
どうしても個々の企画に注目しがちですけど、今はカトーやトミックス、マイクロエースやグリーンマックスなど、鉄道模型メーカーが「鉄道がある風景の描き方と残し方」にどう向き合っているかということで観察していきたいと考えています。そう考えてしまう最近の廃線ニュースでした(^^)
  1. 2022/02/13(日) 08:06:01 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

カトー製品を通じて見る鉄道風景

おはようございます。
鉄道にとって逆風となることばかりのいま、大げさかもしれませんが模型界の動向が我々に与える影響力はますます大きくなってきていると思います。
カトーさんは以前の地方列車シリーズ?(E127系など)、東京メトロシリーズも長らく休止状態ですので、飯田線シリーズもそうなってしまうことを多くのユーザーが危惧してしまうのも無理はありませんね。
とにかく、ここ最近のカトーさんはユーザーへの提案が上手くなくなった気がしています。「トイレ」という購買意欲をそぐワードを商品名に入れる、「〇〇番台」「〇次車」など車両のメカ要素のみを押し出したバリ展、再生産の範疇でやればいいであろうマイナーチェンジを武器に新商品としてアピールするなど。
たとえばバリ展でも、既存のカトーさん製品では見えてこなかった景色を映し出して、多くのユーザーに歓迎されるような企画はできると思っています。津軽海峡方面などはそれにうってつけだと思うのですが。
朝から駄文を失礼いたしました。
  1. 2022/02/13(日) 08:20:29 |
  2. URL |
  3. サマルトリア #-
  4. [ 編集 ]

地図を広げたい

サマルトリアさん

今回もどうもです。
津軽海峡線の列車たちはトミックスがぐいぐいと企画しているようで、企画の範囲に限っては素直に嬉しいですよね。50系5000番台が必要というよりは、模型を通じて一本列島改正後の津軽海峡線をイメージしたい、ということがあります。「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」だけではどうしても青函トンネルの列車としては片手落ちなのです。
たぶんカトーの車両を集めてきた人たちは「車両のどこそこに差異がある」などを追求しているのではなくて、車両を増やすことで脳内にイメージできる地図上の範囲の広がりを(バリエーション展開ででも構わないので)求めているのではと考えます。もちろん似たような車両を増やすことにも楽しさはありますが、それは当該路線が舞台設定として適当かどうかがまずあるはずです。
とにもかくにも「今度はココをこうしました」というこだわりは、刺さるものと刺さらないものがある、ということなのでしょうね。
  1. 2022/02/13(日) 13:39:42 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

10年後はどうなの?

しなのさかい様

毎回丁寧なご返答ありがとうございます。
若干補足する事をお許しください。

私としては「モヤモヤ感」はあまりなくて呆れ感といいますか、空回りして自己陶酔に陥っているプレゼンを聞かされているような虚無感を感じております。

しなのさかい様が仰る通り株式非公開の同族企業の経営には一般的には参画出来ません。
ただ消費者として製品のあり方に意見を持ちそれを伝えること、ここがおかしいと教えてあげること、これは正当な行為であると認識しています。

株主でも出資者でもない私達末端消費者の出す答えは製造メーカーであるKATOだと「製品を買うか買わないか」に尽きると思います。
そして「買わない人」が多数を占めた時に企業は危機を迎えるのだろうと思います。

私は最近「これから10年程度経った時KATOってどうなってるんだろう?」と考える事があります。
今現在のように比較的気軽に買えてアフターパーツも揃う、こんな状況が果たして続いているのだろうか?と。

ですから再生産があるとパーツを多めに買っておいたりもしくは既に持っているけど「丸ごと」製品そのものを買っておく、そんな事をしがちです。
購買の動機が消極的な理由になっているのです。

何だかあまり生産的ではない行動なので何処かの時点で「もういいかな?」となりそうで、そうなると手持ちの模型の維持だけを目的としたお付き合いに限定されそうな気がしています。

こんな杞憂をひっくり返す何かを提案してくれると悲鳴をあげながら支持するんですが、あまり期待しないで傍観しておきます(苦笑)
  1. 2022/02/13(日) 14:41:04 |
  2. URL |
  3. つばめ787 #-
  4. [ 編集 ]

新しい顧客

しなのさかいさま

こんにちは

< この国では1987年3月31日をもって鉄道を「公共」と捉える発想を棄てている、ということになります。

確かにそうですね。
それでも当のJR各社においては、それ以降においても自社は社会のライフラインを守る「公共交通機関」であるという信念やプライドのようなものを持ち合わせていたと思うんです。
ただそんな思いに対して、結果として世の中はとってもドライでしたね。

この度のダイヤ改訂にしても、近年多用されるようになった計画運休にしても、ようやくJR側でも公言こそしませんが「頑張るだけ馬鹿々々しい」と考えるようになってきた証じゃないかと邪推したりしております。

現実世界が縮小傾向となると、模型会社も(特に専業のカトーさんなどは)難しいかじ取りを迫られてくることは想像に難くはありません。
近頃カトーさんがやっている諸々は、我々よりももっと若い世代を呼び込もうと試行錯誤されている一環なのだと思っています。
(管理人様も同様に感じておられることでしょう)
企業として永続的な経営持続を考えるのは当然のことで、未来を見据えて…は理解できますが、そもそも鉄道模型はその値段からしても、やはり大人、それも中高年向けのホビーなんだと思うんです。
個人的には今現在のお得意様を大事にしないと、結局すべてのお客様を失ってしまうんじゃないかと危惧するんですよね。

じゃぁ君たち中高年が居なくなったらどうしてくれるんだ?
と聞かれるんでしょうが、
「その世界が魅力的なら」新しい中高年が入れ替わり立ち代わりやって来る。魅力がなくなれば、それは潮時。
今は何でも完成品で手に入る雰囲気ですが、それは大手の完成品メーカーが参入しているから。(市場があると思われているから)
魅力が無くなれば(大衆的でなくなれば)、たとえばtomixのような専業でない大手完成品メーカーは手を引いて、かつてのペーパースクラッチをはじめとする自作品中心のニッチな世界に戻る。
=以前の姿に戻るだけ。

無責任でいられる立場だからかな?そんな風に思えるんですけどね。


取りとめもない長文、失礼いたしました。
  1. 2022/02/13(日) 15:06:10 |
  2. URL |
  3. きじねこ #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

こんばんは、お邪魔します。

とは言え、今回はあまりにも長文になり過ぎてまとまらず、ついには書ききることを諦めました。

なので一言だけ。


ご説いちいち、ごもっとも。

ただのノスタルジーであるならばそれでも結構。


以上です、すいません。
  1. 2022/02/13(日) 20:27:56 |
  2. URL |
  3. 海無し #-
  4. [ 編集 ]

大丈夫、かもしれません。

つばめ787さん


心配されている向きはよく分かりました。当方にも同じ気持ちがないとは言い切れません。手持ちの模型を維持するだけのお付き合いという御指摘(買い直しがその例ですね)は特にその通りです。
そうした心配をする中で、忘れてはいけないことが一つあります。それは「中で起こっていることは外からは分からない」ということです。

ポスターに掲載された製品が売れたのか、売れなかったのか。
「売れた」と判定するボーダーラインはどこら辺に引かれているのか。
「買わない人」が本当に多数を占めているのか。
そして、そもそも買うか買わないかを判断している母集団は何人なのか。

これらのことは、消費者の立場からでは、想像はできても真相は分かりません。自分が買わなかっただけで周りの大勢の方々は買っているかもしれないし、中側で「良く売れました」と総括されていることだってあるかもしれません。実際にお店で聞くと、意外にも「あれはよく売れましたよ」なんていうお話を聞くこともあります。
もちろん当方もこれまでにポスターを見て「買わない」と判定することはたくさんありました。しかし当方とは逆に「買う」という判定が多かったかもしれないんですよね(サイレントマジョリティの存在)。
なので当方は飽くまでも駄文の主観、一人のユーザーの見方であるとお断りをしてきたつもりで、そこからユーザー全体の傾向を想像するときはアクセルよりもブレーキを強く踏むように意識してきたつもりです。もっとも、当方一人の主観に共感していただけていることにはとても感謝しています。

新しいカトーファンとは上手く商売が成立していて、そうした手ごたえを持たれているのかもしれませんよね。「心配は御無用です」「上手くいっていますョ」と言われればそれまで。こうしたことは、我々が現状を見てその要因を探そうとするときには押さえておく必要があると思います。「要因のような気がするけど実はそうでもないかもしれない」というように一足飛びに直結せずに一定の距離を保つ方がイイかも、ということです。

再生産だけをし続けても、価格を上げても消費者がついてきてくれて売上が維持拡大していればそれはそれで商売としては正解と言える可能性があります。
ユーザーは結果を見える範囲の主観で捉えますが、メーカーは客観性のある数字でユーザーの反応、結果を捉えます。仮にその数字を見て「こんなはずではなかった…」と総括されれば、個々のユーザーの主観を参考にしてもらうことはありそうですけど、そうでない限りは結果である数字を尊重するでしょう。

商売のあり方は日々変化しています。それは老舗、パイオニアといえどもです。その変化が正解だったのか、それとも間違いだったのか。残念ながら古い顧客層である我々にはその「答え」が公に弾き出されたときにしか分かりません。我々の趣味の継続の如何に直結していることであっても、今は、ポスターの内容や価格の変化、新基軸の展開などなどを観察し続けるしかなさそうなんです。

御気分を悪くさせてしまいましたら申し訳ございません。今週のアレを手に入れて気分転換してみましょうか。
またよろしくお願いします。
  1. 2022/02/14(月) 19:01:12 |
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  3. しなのさかい #-
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老舗の選択

きじねこさん


ありがとうございます。
結果として世の中がとってもドライだった、という御表現は見事。我が意を得たりでした。
鉄道は公共性を求められていますが、その割には存続を自力ですべし、収益を生み出してそれでインフラを維持せよ、とも指導されています。だから「一層の経営の効率化を」という行政の長の言葉を号砲にして、否応なく経営の失敗からの総括から議論が始まってしまうのです。「失敗」は必然かもしれないのに、です。
こうした悪循環、袋叩きのシステムが分割民営化のときに完成していると見ます。そこに気づかない限り、これからも不幸なニュースを見続けることになると思います。そしてまた、このコロナ禍とテレワークの普及によって都会の鉄道も例外ではなくなると考えます。北海道で起きていることは、もしかしたら今度は自分の住む街を通る鉄道でも…(ダイヤの減便はその表れか)

そう考えてみると、鉄道模型趣味は鉄道趣味の中でも特殊で、キリトリ方次第で現実世界の進み方とは逆に生き続けることができてしまいます。ソコを見逃して現実世界に追従し続ければ、例えばメーカーは「もう製品化する車両は残っていないな」と総括してジ・エンド。
そうならないように、例えば若者であっても(その人たちが中高年になっだったときでももちろん)飯田線の旧型国電を楽しめる可能性はないかな、本当にないのかナということが本稿の趣旨でした。

先に書きましたとおり、老舗が顧客層をシフトさせることについては成功例もあれば失敗例もあるので、一概には言えないところがあります。
でも成功例を見ると、エントリー層へ訴求する商品を開発する中で、ちゃんとした「お得意様サロン」のような部署があって、昔のこともよく分かっていらっしゃる方が黙々と「こちらへどうぞ」と案内されている例もあるようです。一定の経営資源を残してバランスよく新方針を立てているんでしょうね。古い顧客も離さない工夫はいろいろあるようです。

よろしければまたお越しください(^^)
  1. 2022/02/14(月) 19:02:42 |
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  3. しなのさかい #-
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また次の機会に

海無しさん

御様子を想像できます(^^)
とにかく今回もありがとうございました。
また次の機会にでもよろしくお願いします。
  1. 2022/02/14(月) 19:03:45 |
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  3. しなのさかい #-
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関水金属の業績

いつも楽しく拝見しております。

調査会社のレポートによると、関水金属のここ数年の売上高は40億円前後で上がり基調のようです。
ただし、売上高は増えていますが2017年5月期以降利益率は10%を下回っています。

我々ファンはKATOにとてつもないブランド価値を感じていますし、1セット数万円はやはり高い買い物です。
が、ファンの投資の積み重ね40億円は経済規模としてどうなのか。
しなのさかい様のご意見を見ながら、そんなことを思いました。
  1. 2022/02/14(月) 22:34:35 |
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  3. がたんごとん #mQop/nM.
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欲しいモノが生産されれば

がたんごとんさん

今回もありがとうございます。
で、経営的なお話を連続していただいていていますが、申し訳ございません、本稿ではその辺は何も触れていないので(触れたつもりはないので)、今回はコメント欄の流れに少々戸惑っています(^^)
やはり経営状況(いわゆる業績)のウォッチは専門家でないと難しいですし、消費者が見て簡単に分かるものでもないので…
かつての飯田線シリーズのような、楽しみに発売を待つことができるアイテムが数多く発表されれば、それでいいと考えます。もちろんカトーブランドが変わらずに続くよう祈ってはいます。
  1. 2022/02/14(月) 23:25:07 |
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  3. しなのさかい #-
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お詫び

しなのさかい様

ご返信ありがとうございます。
話が飛びすぎていました。
お目汚し大変失礼いたしました。

KATOは寝て待て、の格言に習い、シリーズの続編を楽しみに待ちたいと思います。
  1. 2022/02/15(火) 01:43:41 |
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  3. がたんごとん #mQop/nM.
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ハーフミラー越しの対話

飯田線シリーズが再販・継続されると良いですね。明らかにブッチされてしまった感がありますから。

飯田線シリーズが立て続けにリリースされていた頃、「担当者の趣味だ」というご批判が一部のユーザで挙がったと記憶しています。こうしたご批判の多くは、結局のところ、「ボクは〇〇系が欲しい」というエゴの裏返しなのだと思います。ですから、メーカーの選択肢を狭めているのはユーザ自身だという見方もできるんでしょうか。ポスター発表の度に「知らん、スルー」と仕分けたりせず、「自分は蛸壺のような視野の狭い世界にいるのだ」という前提でいた方が楽しめると思うのです。

一部での海外型へのご批判も経験不足かなと感じていて、西落合(関口水道町?)が古くから輸出をしていた経緯で今のNゲージがある訳ですし、輸出モデルで開発された新しい技術が国内モデルへ降りてくる経験も度々してきました。ここは、我々は長い時間軸で見て寛容でありたいところです。

要するに、一方通行のコミュニケーションではなく、文脈を共有したいのですから、ユーザにも読解力とかが求められているんですよ、というお話です。

さて、本文と関係がない内容で申し訳ありませんが、模型業界紙にとあるお方の年頭所感が掲載されており、コメントにあるようなことはある程度伺い知れます。趣味人としては、どうでもいい話ですが…。

また、京都駅に停車中のスーパーはくとを観察しまして、確かにハーフミラーでした。模型としては、反射面が車内側にあることにより、ガラスパーツの奥行き感が強調され、連続窓に見えない問題があるようでした。このガラスパーツはパーツ裏返し可能なんでしょうか。こちらからは以上です。
  1. 2022/02/15(火) 11:50:11 |
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  3. 連接車 #bDO6Upxo
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連接車様

横からのコメント失礼致します。
(しなのさかい様投稿欄での変則使用で
すみません。)

ユーザーにも読解力が試されているのは
ごもっともと存じます。

あと本コメント欄の皆様には大変恥ずかしい話になってしまいますが、私は当時の飯田線シリーズの大躍進ぶりについては快く思ってないユーザーの一人でした。

着々と進んできたメトロシリーズがまるで無かったことかの如く避けられ、贔屓が目立ち過ぎたことに反感を覚えたからです。

とはいえ本ブログ内の皆様から再開を望む声が
多くあることや、様々なSNS全国的に見ても同様の意見が大半を占めている限りは、必然的だったのだなと歳を重ねるにつれ痛感しております。
(反対にメトロシリーズの支持層は想像よりも少なく、優先度を低く扱われることが避けられないことも。)

メトロシリーズ続編が今後登場してほしいと思うことに変わりはありませんが、ただ一人の私鉄ファンの空虚な願いにしか過ぎない現実に向き合わないといけないんですね···。



  1. 2022/02/15(火) 12:59:01 |
  2. URL |
  3. KATO信者(脱退切望中) #-
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お願い(このコメント欄を残すために)

KATO信者(脱退切望中)さん

すみませんが、コメント主同士での反問はこの欄の運営が困難となる可能性があるのでお控えくださいませ(以前にも別の方にお願いした経緯があります)。
できることならもう少し、コメント欄を閉塞せずに残し、かつ仕組みをこのままにしたい(承認制なしのままとしたい)と考えています。何卒御理解いただきたく、収めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
  1. 2022/02/15(火) 13:13:35 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2022/02/15(火) 20:11:23 |
  2. |
  3. #
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がたんごとんさん

こちらこそすみませんでした。自信がないまま話題をお引き取りするのも良くないなと思い、正直に申してしまいました。懲りずにまたお越しください(^^)
  1. 2022/02/15(火) 21:23:59 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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ハーフミラーの内側と外側で

連接車さん


ありがとうございました。
今回の本欄の流れは既に御承知かと思います。よって今回はコメントをいただいたことの御礼までとさせていただきます(すみません)。

ひとつだけ。
コメントのタイトルの秀逸さにヤられました(^^)
そしてまた謎が生まれました。
ハーフミラーを間にして、メーカーとユーザーはそれぞれ内側と外側のどちらにいるのでしょう???
特に外側が気になります( ̄▽ ̄)
  1. 2022/02/15(火) 22:22:26 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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お詫び

みなさま


今回もありがとうございました。
当方の文章よりも皆さんのコメントの方が面白いことはずいぶん前から十分に分かっていて、いつも冷静なお言葉を入れていただいていることに感謝しています(^^)

この度、コメ主さんが別のコメ主さんに反問することがありました。当方が内容を読ませていただいた限り、乱暴なお言葉もなく、攻撃性もありませんでしたので、もう少しコトの推移を見守る方法もありましたが、名指しされていること、かつネガティブな反応をされていることから、名指しされた方が当方とは異なる受け止めをされ、その後に建設的でない議論に発展する可能性を想像して、そうなる前に「ストップ」と言わせていただきました。「そうなる」ときは突然やってくるもので、そのときに「ストップ」と言っても遅く、わだかまりが残ってしまうからです。

とはいえ、前述のとおり反問されたお言葉も(名指しされていることを除けば)一つの貴重な御意見であることに変わりはありません。よって管理人としては今回は削除せず、このままにさせていただこうと思います。
コメ主さんには急に後付けでルールめいたことを言いまして、不快な思いをさせてしまったことを改めてお詫びいたします。ここをお読みいただいている方もそのようなことで御了解ください。

Nゲージの趣味を続けていく上で、今は10年前と比べると難解な、迷いのある局面になったようです。ですのでいろいろな御意見を吸い込んで、各員が互いに考え方を変容させながら(そうかもしれないと気づきながら)最適解を見つけ続ける。そんなことができればそれで良いと思います(当方もその一人です)。

また数日中につまらない文章を上げますので、そんなところで今後ともお付き合いの程よろしくお願いいたします(^o^)
  1. 2022/02/15(火) 23:01:40 |
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  3. しなのさかい #-
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飯田線で待ってます。

ありゃ、モタモタしてたら場違いな感じになっちゃいましたが、飯田線と聞いてかまわずお邪魔します。

「クモハ53007なんて1両買ったら終わり、ツブシも効かない車両をホントにやるのかいな」という半信半疑を尻目に、ブッチギリの快進撃。誘われるまでもなく心は箕輪町に帰ってたんですけど、そんな激アツな日々も遠い昔。ハシゴを外されて幾星霜、今日も極寒の伊那谷で震えています。その間、見覚えのある荷電がゴトゴトやってきましたが、観測気球は不発だったのかしら(水色と茶色に塗ればいいかと応援の買い増しはしたんですけどね)。やっぱり、いまだに各所で売れ残っているクハニがお荷物だったのかなぁ(あれ、上手いこと言いました?)。
「“帰ろう”とは言ったけど、永住するなんて言ってないよ」と言われればそれまでで、おっしゃる通りこちらからはどうにも出来ない話なんですが、せめて流電専用動力を作った伏線ぐらいは回収して欲しいものです。平妻クハ68各種、原型クモハ51あたりもツブシが効くからクハニよりはずっと売れると思うのですが…。旧国がダメならクハ164なんてのもありますね。からのぉ〜153系、なんてスパルタンなことになっても、自分はついて行くッス。
またまたオッサンのタワゴトになってきたのでこの辺で。

遅ればせながら今年も興味深く拝読しております。どうぞよろしくお願いいたします。
  1. 2022/02/16(水) 13:28:22 |
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  3. 妙高讃歌 #-
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「伊那谷マラソン」ではマズいワケで

妙高讃歌さん


流電専用動力のその後もそうですし、119系がスカイブルーの仕様の製品化で止まっているのもそうです。JR東海色の119系なんてもう少し若い層にも訴求できるのでイイと思うんですが、なかなか出てこない…。最近の、例えば東日本701系のようなバリエーション展開の早さと比べると明らかに違うようで、中側の熱量に大きな差があるのかなぁと勝手に想像しています。

で、カメラ屋さんなどで今も売れ残っている旧型国電について。ユーザーもシリーズの停止を知っちゃっているから「これから集めてみよう」と踏み出せない、てなこともあるかもしれませんね。買ってみた後に幸せになれるかどうかは気になりますもん。中古店などを巡ってもシリーズを買い足すことができなくて結局手放す…という流れも想像しています。「飯田線シリーズ」は最初から買い続けることができているユーザーだけが参加するマラソン大会になってもいけない訳で、シリーズの楽しみ方イコール“旧国集め”というイメージが強い点が、シリーズを楽しんでいる者としての課題意識です。

クハ164からの153系。だとしたらスパルタンな日々が戻ってくるようでステキ。タワゴトでいいじゃないっすか。タワゴトを言わないとやってられない時代ですョ。

こちらこそ今年もよろしくお願いします。
  1. 2022/02/16(水) 19:46:02 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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飯田線にIターン

というのが私のスタンスですかね
飯田線、未だに一度も乗ったことがないのです
豊橋とか上諏訪とか行ったことはあるんですが
旧国どころか119系ですら、上諏訪で2度見かけただけという
ゲームで言うところの「ヌルゲーマー」なのですが
GMキットで水色の旧国を作りまくったクチとしては
スカ色というのが、とても気になる存在ではあります
(地元の旧国もスカ色でしたし)

飯田線、その魅力を掻き立てる要素の一つに
「大手会社から鉄道運転席展望ビデオが出ていない」
ということが挙げられるのではないかと思います
オレンジの経営会社がテロ対策だか何だかで
自社線の展望ビデオの撮影・発売を許可していないため
沿線の雰囲気が「行かないと分からない」状態なのですね
ちょっと離れたところの名鉄線なんかはバンバン出ているのですが

それにしても、狭窓流電とか両側流電とか
まだまだいろいろ製品化できるはずなのに
ED19のバリエでごまかされている気がするのは
飯田線旧国をブログの背景に使っている身として
何とももやもやするものです
  1. 2022/02/17(木) 23:43:29 |
  2. URL |
  3. maedon74 #xBhqyeQU
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リューデンでジョーブツ?

maedon74さん


今回もありがとうございました。
当方も伊那谷の移動はクルマですから、飯田線に乗ることはまずありません。全線を通して乗ったことも一度だけです。それでも「イイな」と感じてしまうのは、あの地域全体の、二つの山脈に挟まれた完結性のあるムードですね。木曽谷との対比も効いて、旧型国電が居なくなった今でも興味深い地域です。是非一度足を運ばれてみてください。

流電の続きを求める声は高まっているようです。かつてGMのキットをバシッと組むことに憧れていた世代として、両側がクモハ52となった編成の完成品を寝ながら待ってみましょうか。もし、そんな日が来たら、我々のタマシイはある程度昇天(成仏?)するのでしょうね。
  1. 2022/02/18(金) 11:59:45 |
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  3. しなのさかい #-
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