しなのさかいの駅前広場

みんな考え始めているようです。いろいろと。

運転再開に向けて

こんばんは。しなのさかいです。


2023年も2月も半ばまで進み、いろいろと鬱陶しいシーズンになってきました。
寒さも相変わらずで外に出ることも億劫。
インナーな趣味人としてはそれはそれでイイんですが、今年は「建国記念日」が土曜日に被ったでしょう。
いい加減、こういうパターンも金曜日に祝日機能を振り返るとか、そんな法改正をしてもいいんじゃないかしらと…(ダメかしら?)

なかなかまとまった自由時間が確保できないのも困りもので、現在は平日の夜に1時間の作業タイムを捻出しながらなんとか趣味生活を維持しています。


それでは、その趣味生活の話題に戻ることとしましょう。





12月の末から山岳モジュールの線路を張り替えていました、と報告していました。
道床はカトーの複線線路、レールはカトーのフレキシブルレールを使い、その道床は切りに切りまくってユニジョイナーの使用箇所を極端に少なくしてみたんです。





バラストはPC枕木の端ギリギリまで撒いて、ユニトラックであることをバレないように。
「バラスト糊」で固着させた後は例によってNATOブラウンを吹いて、さらにその後は線路際にシーニックセメントを浸したコースターフをピンセットで一つずつ置き直してみました。

「バラスト糊」は以前にも話題にさせていただきましたが、使用感はとても良く、先日はホビーセンターまで出向いて2本持ち帰ったほどです。
多少の凹凸、撒いた後のムラがあっても、一晩でアメ状に固まるので、そのときに上から木材などで均一に押すと満足感のある仕上がりになります。



光に反射するレールの踏面が延々と続く様子に自己満足していましてね。
早くなんらかの列車を走らせてみたいと考え中。





同時に、ストレート区間の右隣に当たるカーブ区間にもフレキシブルレールでロングレール化してみました。
この区間はユニジョイナーが残りますけど、レール自体は1本につながっていますので、道床の連結機能とレールのズレ防止機能としての意味しか持たせていません。

レール側面にはフィニッシャーズのマルチプライマーを塗布した上で塗料を吹いていますので、簡単には剥がれ落ちません。
いや、むしろ固着力が強く、通電部分に塗装が回っていたらまず通電不良を起こします。





妙なところから近鉄特急が登場。
すぐそばにあった車両ケースがこれだったんで許してください。
サンダーバードの基地みたいになっちゃった。





ソロソロと本線に合流。





カーブ区間に進入。





てな感じで軽めの通電テストは問題なく終わりました。

これにて運転を再開させます…





よせばいいのに、続いて直線モジュールの線路交換作業を開始してしまいました。
こっちにもフレキシブルレールによるロングレール化を施しますが、枕木もフレキシブルレールの付属品を使います。

この区間の線路は20年近く使用してきたので、今の基準で見ると施工方法にやや雑だった面があると思っていたんです。
ユニジョイナーを含むレールの通電性能には問題ありませんでした。

ただ、フレキシブルレールを直線に使うことは難易度が高く、適当に敷設すればすぐにアラが出ます。
長いアクリル定規と金差しを繰り返し当てて、本当に直線が出ているのか、上下方向に凹凸が生じていないか、カトー基準の複線間隔が保たれているか等々を入念にチェックし続けなければなりません。

やはりフレキシブルレールはカーブ区間に使ってこそのモノなんでしょうね。


ということで、運転再開まではもう少し時間を必要とするようです。
暖かくなる前になんとか復旧させて、以前のように寝る前の運転会の様子をお届けできたらなぁと。


今回は軽めに。
ではまた。



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  1. 2023/02/15(水) 20:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

嗚呼永遠のフレキレール

道床なし固定線路用のレールといいますと
その昔はカーブレールやポイントレールなども
ラインナップされていて、子供の頃は
お小遣いがあるときにちょっとカーブレールを買って
意味なく遊んでいたこともありましたが
今やフレキとアンカプラーだけとなりましたね
これだけのラインナップになると
むしろ「どうしろと?」となってしまい
せめてポイントだけは残しておいてほしかったですね
そんなわけで、この頃の私は
西落合や立石の道床付きレールで
裏面に両面テープを貼りつけて
実在の車輌基地の一部を切り取ったような
レイアウトセクションを作っては車輌を並べています

前置きが非常に長くなりましたが
曲線がカクカクとならずに
きれいに緩やかに曲げられるような
腕前が欲しいところです
バラスト糊はとても使いやすく
私もお気に入りのマテリアルです
  1. 2023/02/16(木) 22:09:18 |
  2. URL |
  3. maedon74 #xBhqyeQU
  4. [ 編集 ]

レール・ブーム到来

maedon74さん


カトーの固定式線路がカタログから消えたのがいつだったかは忘れましたが、なくなったときは「とうとう…」と感じ入ったものでした。今ではユニトラックとの混用を前提としたフレキシブルレール。近所の量販店によればよく売れるそうで、各ユーザーで創意工夫が図られているのだと推察しています。

壮大な貨しレイアウトの様子を見ていると、フレキシブルレールを使った「らしい」線路の敷設がブームとなっているのかもと考えています。カーブレールのカント化から始まったこの傾向は年末にトミックスから発売された築堤付き大カーブレールの話題からも把握できますし、車両模型の高価格化から逃げ出すユーザーの視線の移動先のようにも見えます。当方が今取り組んでいるユニジョイナーレス・ロングレール化工事もそのブーム(?)の影響からなんですが、せっかく手に入れた品質の良い車両たちを気持ち良い舞台に置いてこそ。可能なら列車まるごと置けた方がいい、てな具合です。

「素晴らしい模型車両を手にしたぞ。次はどうする?」
この自問自答が閉塞感のあるN市場の次へのヒント、でしょうか。
  1. 2023/02/19(日) 09:42:32 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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