しなのさかいの駅前広場

もうお腹いっぱいです。

気づかされる日々

おはようございます。しなのさかいです。




この前の土曜日は、自宅から車でそう遠くない場所にある古民家カフェで新鮮な空気を吸ってきました。

1/150スケールの模型が発売されることとなった某名古屋系喫茶店も、まだまだ珍しかった頃と現在とを比較すれば、もはや「うるさくて落ち着けない場所」でして。
この場所が関東平野の「へり」に当たるのだと気づくと、眼下に広がる灰色の地面を見渡しているうちに「なるほどそりゃそうだよな」と理解できるのでした。

だんだんと自分が生存できる範囲が郊外へシフトしているようで気がかりです。




カトーの流電2次形はまだ引き取っていませんので、今回は些細なお話でもと思いまして。
よろしければお付き合いください。





ずいぶん前ですが、こんなものを買っていました。
レイアウトのリニューアル工事の真っ最中でしたので、どちらかと言うと線路のチェックのために手っ取り早く買ってきた車両を置いてみた、という1シーンです。


トミックスの「ゆふいんの森」は2007年の発売だったかと記憶していて、その後に何度か再生産されていました。

よくできた製品ではないか、と思っているんですが、フロントガラスのワイパーが表現されないことにやや不満がありまして、今回の再生産で改善されないかと期待していたんですが、そうはなりませんでしたね(こういうところはやらないんだな)。
立石の方々には、もうこのままにして、これ以上の改良再生産なんてしないでくださいとお願いしておきます。





で、線路の上で見ているうちに、ふと気づいたことが。
「所属標記なんて印刷されてたっけ?」

トミックスでは、あのPG仕様の「瑞風」でさえ印刷していなかったはずですから、ちょっとびっくりしました。
過去製品ではこんな印刷はなく、どうやら今回で採用した「仕様」のようです。
公式のアナウンス文にも「印刷しまっせ」のような記述は見当たらないので、果たして気まぐれでやっているのか、そうでないのかが全然分からなくて、そのうち考えることすら面倒になってきました。





そして車両をケースにしまおうとしたら、またもや妙な点に気づく羽目に。
「ケースにこんなカキトリってあったっけ?」

最近こちらも改良されたみたいですね。
ただ、ユーザーとして求めてしまうのはケースの機能の維持ですから、本当に「改良」なのかどうかは以前と同じように裂けるようなことがないか見定めてみる必要がありそう。
ボーっとしていると、いろいろな変化に置いていかれそうですよ。





レイアウトの工事もひと段落しましたので。
近所の量販店で電球色の室内灯を買ってきて、アンバーな雰囲気を楽しんでみました。





ところが、中間のトレーラー車・キハ70-2だけ室内灯が点かない。
いや、点くときもあるんですが、ほとんど点かないんです。
室内灯自体に不具合があって発熱していたら大変なので、運転もそこそこにして原因を調べることにしました。





まさか、こんなことにまで「気づく」こととなるとは。
集電機能を兼ね備えたウエイトが短くて、室内灯の集電スプリングを差し込んだ下には僅かしか届いていないのです。
だからウエイトとスプリングが接触しないのですね。

以前からこんなだったのか記憶になくて困惑しています。
設計段階ではこれで可とされたのでしょうか。
面倒くさいこととなりました。




(おまけコーナー)

最近気づいたことをもう一つだけ。

当方は以前から車両ケースに興味があり、それは模型部屋のビジュアルに直結する要素だからです。
少ないスペースでビシッと収まれば、同居人たちの理解も(多少は)高くなるというもの。
逆に細かい箱があちこちに散らばっていては、ね。

サードパーティでもその辺の需要を察しているようで、ケースや工夫されたウレタンを発売していますが、当方からすれば納得できるものはありません。
無印良品とかセリアで車両ケースを作ってくれないかな…と本気で思うこの頃です。


そんな中、手元にあったマイクロエースの空箱に、クレオスの「Mr.ツールクリーナー改」を浸したティッシュを当てて拭いてみたんです。





綺麗に文字が拭き取れました。
こういうやつが欲しかったんですョ。
マイクロエースの二代目ケースはなかなか丈夫でしてね。

大変失礼ながらメーカー名まで消えてしまったところに自分としては納得感がありました。
だって、中に入れる車両がマイクロエース製とは限りませんから。
飽くまでも1人のユーザーとしての、汎用「車両ケース」の求め方として御理解ください。





でも、どれもが綺麗サッパリに…とはいかないようです。
現在の成績は2勝2敗。
さすがに印刷の強弱までは見抜けないなぁと困っています。


ではまた。

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  1. 2023/05/27(土) 10:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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  4. | コメント:4
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コメント

ステルス改良

今回も失礼致します。

キハ71系「ゆふいんの森」実は私も手に入れてしまいました。ただねぇ・・・新モーターに換装した以外にはそこまで代わり映えがしなかったので迷ったんですがとりあえず不本意ながら導入しました。
所属表記の印刷ねぇ・・・微妙だなぁ(苦笑)
こういった買い物は何かイヤですねぇ。

動力車の室内灯の設計ミスの事は気付きませんでした。寝台列車やSL絡みの客車には室内灯を入れるんですが、昼行列車には所有車両の一部しか入れていないのでしなのさかい様のご指摘で分かった次第です。

あまり悪口は言いたくないのですが、こういった点が「玩具メーカー」と「鉄道模型専業メーカー」の違いなのかなぁと感じています。

同じ「買い直し」でもKATOのEF66後期型ブルートレインに関しては明らかに動きが違う新モーター(信じられないくらいスローが効いてます)、意外と短くなった車体長やヘッドライトリムの銀差しなど、「まぁしょうがないか、チクショー」と言ったところです(笑)

しなのさかい様も収納には苦労されているようですが、私もウレタン交換には悩まされていましてサードパーティーの製品をベースに「無理矢理」 まとめている状態です。

またそこまで広いスペースもありませんので、アイリスオーヤマの透明衣装ケースに入れてクローゼット内に積み上げている状態です。
埃や直射日光の対策にはこれが最適解かな、と考えて長年この方法です。
  1. 2023/05/28(日) 00:29:11 |
  2. URL |
  3. つばめ787 #-
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異次元の「リニューアル」

つばめ787さん

長い間にこの趣味を続けていると、どうしても「買い直しリスク」のようなものはありますよね。どのメーカーも昔から改良生産はやっていますし。ただ、肌感覚ではありますが、以前の「改良」にはユーザーの支持とか納得感がそれなりにあったように思います。それがなくなっているのだとしたら…。EF66のリニューアルは支持されて、キハ71系のそれは支持されないのだとしたら、その違いは何なのか。
各社の改良の方向性の転換があったという仮説は、そろそろ多くのユーザーの間で「ぼんやりとした事実」として共有されつつあると考えます。
  1. 2023/05/28(日) 13:32:56 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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福岡出張で見た母親が乗りたい列車

こんにちは。
TOMIXのゆふいんの森、初回の発売は2006年12月でした。
ゆふいんの森1世は、僕の母親がいつか乗ってみたい列車に上げていたことと、なかなか九州に行けない理由から年末商戦にあやかって模型を買った覚えがあります。

そんなゆふいんの森1世、今年1月の労働組合の福岡出張の際に博多駅で見ることができました。
その場でスマホカメラで撮影し、浜松の実家に住む母親のLINEに写真を送ったくらいです^^;
※スマホだけでなく、一眼レフカメラでもちゃんと撮影しましたよ(笑)

そういう意味で今年リニューアルされた(?)ゆふいんの森が発売されると知った時に、2006年末に買ったセットを実家に寄贈して、新しいのを買い直そうか?って迷ったくらいです。
でも、4両1セットを寄贈って、やっぱり勿体無いことですね。
未だに実行に移してません。
  1. 2023/06/04(日) 17:36:02 |
  2. URL |
  3. パークランナー #ir/JjbnU
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30年以上も走り続けるバケモノ観光列車

パークランナーさん

民営化直後の、さらには水戸岡氏以前のデザインの列車が、デビュー直後に新しいファンを獲得して今も第一線で活躍中。なんだかすごいことですよね。
当方も見たことしかなくて乗車機会がまだないのですが、何故か昔からこの緑色のディーゼルカーが好きなのです。マイクロエースのセットも買いましたし、続くTOMIXのセットも買いました。マイクロの2世と3世は今でも持ち続けています(3世はこの前発売されたやつです)。
キハ71系については30年以上も同じサービスをしているのです。これなら幅広い年齢層のファン、乗車の思い出を持つ方々が全国にいる訳で。こういう車両ならNゲージで発売されれば、金型や塗り替えのバリエーション展開を考えなくても「売れる」のかな。分かりませんが。
見たところ、塗装の乱れもなく、良い買い物だったようです。買い直す必要はないとしても、一度店頭でお確かめされてみてはいかがでしょうか(^^)
  1. 2023/06/05(月) 21:59:25 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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