おはようございます。しなのさかいです。

5月末に発売されていたカトーの113系1000番台。
そのうちのグリーン車2両をASSYパーツで調達し、駅の端っこの留置線に置いたままにしていました。
この2両を、クモヤ90を両端に挟んで回送列車に仕立ててみる、ということは友人であるキハ181つばささんと企んでいた(?)ものです。
今の時代の電車の編成のように固定化されていないところが国鉄時代の牧歌的かつ魅力的なところでして、中間車だけを抜いて検査に回すから代替車を挿入する…ということが日常的に行われていたんですね。
そんなシーンを各員で再現すべし…という西落合からのメッセージがこのクモヤ90の発売でした。
編成全体に室内灯を入れる必要はないかもしれません。
明らかにやり過ぎですので、いずれ外しましょう。
カプラーは両端をボディマウントタイプにしていますから、最近のカトーの電車ならだいたい連結可能。

田園風景の中に突如現れた謎の列車、っていう感じでレイアウト上を快走。
畑仕事の途中の人にとっては、きっとどうでもイイ出来事なんでしょう。
国鉄時代はあちこちに存在した施設間を結ぶイレギュラーな列車がよく走っていたものです。

クモヤ90の使い方は「妄想次第」と言えそうで、ガシガシ遊ばないともったいない。
そろそろ、そう思えるようになりました。

カトーがクモヤ90を製品化したのは確か2013年。
M車とT車が用意されたとはいえ、実質的には1両だけという小さな新製品でした。
ということで地味な発売になりましたが、牽引する車両をほぼ問わない、正に「電車ごっこ」という遊び方が可能となる深いアイテムだったことも事実。
と言いますのもね、最近の新製品が高い割にアレでしょう?
こういう“ちょっと前の新製品”を見つめ直して、心ゆくまで楽しんでみるのもようござんすよねっていうことです(^^)
あえてお願いを言うお許しをいただけるとしたら、奥まって見える側面窓ガラスの改良です。
斜め前から見て、視覚的にドア窓を認識してしまうと、客窓ガラスが認識できない、というか。
「飯田線シリーズ・エピソード0」というべき本製品の側面ガラスに対するユーザーの反応から、クモハ53007に“はめ込み式”が取り入れられたようで(?)
ですのでね、飯田線シリーズの設計技術のクモヤ90へのフィードバックがあるとイイんですが(そして救済ASSYの発売も)。
今回は軽めに。
(おまけコーナー)
久しぶりにレールクリーニングのお話。
この手の話題はあちこちで盛んで、基本的には「気づき」ネタですから見ていて面白いテーマですよね。
勉強させてもらっています。
当方は最近、こんなアイテムを併用するようになりました。

ゴッドハンド「神ヤス!」10㎜厚の10000番です。
乾式ヤスリでやっちまうとレール踏面を傷つけてしまい、これがスパークを生んで…という悪循環はよく知られています。
ただし、この10000番くらいの番手になってくると「汚れを削り取る」というよりは「踏面を(ピカピカに)磨く」という考え方により近くなってきます。

正解かどうかは分かりません。
ただし、人差し指で軽く押さえてレールの上を動かしてみると、明らかに引っかかりがなく、滑るような感覚を得られます。
これが大事かと。
スポンジの硬さも、レール踏面に対して水平を保ってくれる程度で安心。
大きさもNゲージのレールにちょうど良く、駅のホームなどに接触してもスポンジなので全く問題なし。
乾式だけでは心配ですから、クリーニング液を数滴垂らしてから「磨く」ということもたまーにやります。
汚れた研磨面は二つの神ヤスを擦りながら水道水を浴びせていたら、程よく復活してくれました。
ではまた。
スポンサーサイト
- 2023/09/05(火) 09:30:00|
- 鉄道模型(車両)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0