しなのさかいの駅前広場

またリニューアルですか、そうですか

「山陰」を見つめる眼差しあれこれ

こんばんは。しなのさかいです。




所用がありまして、年明け早々に信州・松本まで遠征してきました。
中央自動車道を利用して、片道3時間弱の旅。
この期間、国宝・松本城では連日夜間にプロジェクション・マッピングのイベントが開催されていて、日没後に観光客を街中へ誘い出すことに成功しているようでした(所用のついでに見てきましたよ)。





街全体も松本城への誘導を上手くやっていまして、こうなるとビジターはチェックイン後にホテルや旅館に引きこもることを「もったいない」と考えがち。
商売って人の心理を揺さぶる工夫があってこそ、なんでしょうね。





ちなみに。
松本市では市内の路線バスの公設民営化を断行しました。
昨年4月のことです。
複数のバス事業者でまちまちだったバス停のデザインも、りんごの中にバスが描かれた可愛らしいものに交換され、新ブランド「ぐるっとまつもとバス」として統一化されています。

おそらくですが、自治体が赤字事業者に補助金を支払い続けても「もう無理です」と撤退されてしまえば元も子もないので、今のうちにバスを利用しない人も含めた市民全体での維持費負担へと転換して「地域の魅力を維持しよう」ということかと想像します(違っていたらゴメンナサイ)。
この結果、路線の見直しも市主導で行われ、より市民の声が反映された形で再構築が遂げられたようです。

市内には3月以前と同じようにアルピコバスや、タウンスニーカーバスが走っていますが、全ての車両には「ぐるっとまつもと」のステッカーが貼られ、事業者各社は松本市から運行を委託された「受託者」という形になりました。

真の意味での「公共交通」が市内の回遊性を確保して、暮らしだけでなく交流人口の維持にも貢献できているのでしょう。
「公共交通」と言いながら事業者の収益性に寄りかかって見て見ぬふりをしてきたこの国の流儀には、あちこちで綻びが見え始めています。
北海道の現状を見れば分かりやすいですね。
地域の魅力は観光資源やスポーツイベントだけで維持できるものではありません。
公益とは何か、なんていうことを考えてしまう2日間のハイランド・ステイでした。



□     □     □



雑談が長くなりました。
模型の話に進みませう。

昨年末、カトーから新しいポスターが発表されました。
基本的にその内容を個々に語ることはしないつもりなのですが、当方が好きな列車に関連するメニューがありましたので、少しだけおしゃべりすることをお許しください。


気になったのは以下のメニューでした。






10-1879 夜行鈍行「山陰」 9両セット ¥25,300
​5141 スユニ50 ¥2,420


カトーとしての年配層をつなぎとめておくためのアイテムではないかと拝察しています。
当方も、夜行の各駅停車である「山陰」は、その時代と走行区間を含めて以前から好んでいる対象です。

「山陰」はセット構成を見ると、ずらりと模型的に見覚えのある旧型客車が並んでいまして、例外としてオハフ45 100だけが新規となっているみたい。
価格は1両当たり平均で約2,800円というところで、9両のうち3両だけ(マニ60、スユニ61、オハフ45)がテールライトユニット入り。
価格面での検証はその他にASSYパーツでの1両分で見てみるとか、いろいろありそうですがやめておきます。
いずれにしても、思わず検証してみたくなるセット価格であることは間違いないんですの。

スユニ50は、10-1326 14系500番台 寝台急行「利尻」 8両セットに500番台が入っていただけですから、本州タイプとして単品設定されたことは歓迎できます。
こちらはテールライトユニットが入って2,420円だそうです(…ん?)



さて、気になった点の一つ目です。

カトーから客車セットが発売されるときは、必ず牽引機も設定されるのが常なんですが、今回はその前の月に発表された7008-K DD51 0暖地形がそれだったようです。
そのときに同時に発表した20系「さくら」向けに設定されたため、販売店が今回の「山陰」に対応する数を発注できなかった可能性もあります(説明文には「昭和50年代になると米子区に転属し、福知山線や山陰本線などで活躍を続け」とのほのめかしはありましたが)。

「それならもう少し多めに発注したのに」「先月予約しなかった」などなど、販売する側、予約する側のちょっとした機会損失になっていないかと老婆心ながら気になったのでした。



二つ目です。

やはり今後の展開がよく見えないから、買った後の自分の満足感に自信がないんです。
カトーとしては往年の夜行鈍行を次々と製品化していくのか、それとも国鉄時代の山陰地方を見せようとしているのか。
特設ページのニュアンスを窺うと(今後の製品化は分かりませんが)どーも前者っぽい。
今回の「山陰」自体が観測気球なんでしょう。
まぁ、どちらもどちらで面白そうではありますが、当方としては「後者でやれそうだったのに」と思えてしまう点が気になりました。

と言いますのも、昨年夏に再生産したキハ58系は、昨年から年明けにかけて近所や都心で絶賛叩き売り状態であるほど「売れない」と評価されているようだからで、それならば「山陰」に似合うアイテムとしてタイミングを合わせて店頭に並べられなかったのか、という疑問が浮かぶんです。

また、先に発表された20系「さくら」も「出雲」、あるいは(新規で)ナハ21、(カートレインのときの)カヤ21入りで「だいせん」だったなら…と考えてしまうわけです。
その20系「だいせん」にはマニ50とスユニ50も連結されていました。
「出雲」ならDD54ブルートレイン牽引機も登場すれば山陰本線の表情もより賑やかになります。
同じく山陰の顔であった朱色のDF50もしばらく再生産がありませんし。
これまた再生産が途絶えているキハ82系、キハ181系も然り。

カトーは最近の電車であるとか、イベント・観光系の列車については豊富な知識を開示しながら説明されているように見えますけど、国鉄時代のそれは不得手になっていないかと。
大変失礼ながら、先日のホビセンフェスティバルでの説明を拝聴していても、その「落差」が見えたような気がしています。




皆さんは新しいポスターを目の当たりにして「これを買ってどうするのさ」という自問自答をしている、ちょうどそんな頃ではないでしょうか。

当方も同じなんです。

夜行鈍行「山陰」というよりは「山陰本線の旧型客車(蒸気暖房車)の詰め合わせ」と解釈し直して、日中の普通列車を組む前提で受け止める方がしっくりくるのかなぁとも(「オマケで『山陰』にもなるよ」という体で)。
旧型客車の時代ですから「山陰」のための固定編成だったわけでもありませんし。

これらの客車をシリーズ的に単品で設定し、毎月2両くらいを小出しに発売して、ユーザーの販売店来店頻度を増やすとか、そんなこともアリだったのかもと考えてしまいました。
ユーザーの山陰本線への眼差しを数か月間キープするようなやり方です。
買って走らせることが大きな目的ではあるけれど、「ポスターを見ることで、そして細々と客車を買い続けることで、あの頃の山陰本線に思いをはせ続けたい」というニーズもあるのではないか。
鉄道模型を買う行為にはそんな効能もあるのかも、とはこの場で散々申し上げてきたことです。






ところで。
当方は2021年発売の10-1670 客車編成セット「きたぐに」の中のオハネフ12(2080)を単品で持っていましてね。

『j train』Vol.49「特集 夜汽車の時代1980’s ながさき・山陰・はやたま・からまつ」によれば、「きたぐに」に使われていたオハネフ12は、晩年の「山陰」に使われていたとのことです。
車番は2010、2018、2022、2033で、出雲客貨車区の所属でした。

今回発表された「山陰」に含まれるオハネフ12は蒸気暖房の番号(42)ですが、その後に車検切れとなり、「きたぐに」からバラされたこれら2000番台の車が使われたとのこと。

ああそうかと客車編成セット「きたぐに」に含まれているオハネフ12を見ると2010、2018、2079、2080。
お、2010と2018は最晩年の「山陰」に使えますね。
2079と2080は出雲ではなく竜華客貨車区へ転属となって「はやたま」に連結されました。
したがって、手持ちの2080は厳密には「山陰」に使われていませんが、雰囲気としては十分でしょう(^^)





この「きたぐに」の残党のオハネフ12と12系が併結されて「山陰」として活躍していたのは、1984年2月から1985年3月まで。
郵便・荷物輸送が廃止されたことを機会に座席車が12系化され、こんな異形式の混結が生まれました。
12系の使い方は「きたぐに」の他にもこんな列車で存在したんだ、ということです。





電気暖房仕様なんですけど、牽引機はDD51ですから、相変わらずの蒸気管を使っての暖房確保だったようで。
座席車(12系)だけはスハフの床下のディーゼル発電機による電源供給。





この頃のDD51 0はもうそろそろ廃車…という状態だったのでは。
1000番台 暖地形の再生産もしばらく途絶えていますから、そろそろ?



「12系は異形式との混結編成に仕立てて眺めてみたい」。
こんなことを考えながらレイアウト上をぶん回した変態趣味の人の独り言でした。


ではまた。

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  1. 2024/01/11(木) 23:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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  4. | コメント:12
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コメント

急行「だいせん」ですが、大社線への乗り入れは下りのみで、上りは出雲市発。
下りのスユニ50+マニ50はそのまま大社まで連結されていたようです。59・2で郵便が廃止になった後も、マニ50×2が連結されていたようで、私が乗ったのはまさにこのタイミングだったようです。
つまり、12両編成+DD51という長編成がわずか7.5kmのために普通列車として走っていたのも凄い話ですね。
このため、到着後にはそのままカマを付け替えても出発信号機をオーバーしてしまうため、出発信号を見ることができる位置まで押し込む必要があったんですね。その辺りはこの間の記事をご参照。
  1. 2024/01/12(金) 21:32:39 |
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  3. キハ181つばさ #LWshcgts
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12両で大社線に

キハ181つばささん

早速の御確認をありがとうございました。
こちらも本棚から『鉄道ジャーナル No.150 1979年8月号』に収録されている「列車追跡36★イメージチェンジする夜行急行列車-1 だいせん5号 山陰の闇を抜けて」を読み直していました。御指摘と同じようにわずか7.5km13分を12両編成で走るハッピードン行との表現があり、出雲市からは高校生が乗り込んできてそれまでとは違った車内の様子になるとのレポートとなっています。このときの大社線内の牽引機はDD51 24。
今からは想像もできない無茶苦茶な大社線乗り入れです。マニ50とスユニ50の暖房はDD51からの蒸気だったとして、その蒸気をどこから吐き出させていたかがやっぱり謎ですね。最後尾のナハネフ22(23)からブワーッと出ていたんでしょうか(^^)
  1. 2024/01/12(金) 22:51:04 |
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  3. しなのさかい #-
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何となく「弱含み」

今回も失礼致します。

夜行普通列車に着目したKATOには「ほう」というような一定の評価は出来るとは思います。

1部の車両の金型を作れば手持ちのコンポーネンツを使用して一つ編成を仕立てられる訳ですから、企画としても通しやすかったのかな?と。

ただ今回の企画は結局DD51型0番台の売れ行きを危惧した中で出てきたアイデアなのではないかと私は考えてしまいました。

EF65型500番台+20系さくらの「その先」である非電化区間まで手を伸ばしてくれるだろうか?
東海道、山陽区間だけで「まぁいいか」となる人が多いのではないか?
その危惧から生まれたが故に手持ちの部材でどうにかなる「山陰」となったのかなと。

なのでこの一連の製品は何となく「弱含み」な印象を私は持ってしまうのです。
「夜行鈍行」としても「山陰の列車」としても後に続く気がしません。
九州行きプルトレの新規製作時期や飯田線シリーズの時のような「ワクワク感」がないのです。

KATOには今一度「良い意味での悪ノリ」を思い出してもらいたいものです。

しなのさかい様の言われている通り「旧型客車の詰め合わせ+α」と考えればいいのかもしれません。
  1. 2024/01/13(土) 02:30:34 |
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  3. つばめ787 #-
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先に出すべきは誰もが注目する打ち上げ花火

つばめ787さん


2000年代末期から2010年代にかけて絶好調だったカトーの(旧型客車による)急行列車シリーズは、当該列車の模型化を目的にしているというよりは、時代をさかのぼる形で地域や路線を見つめ直し(→これが「良い意味での悪ノリ」なのでしょう)、そのときに浮かんでくる数々の列車の一つとして具体化されてきたような気がします。「急行ナントカ」セットを思い出してみると、大体その路線で活躍していた別の列車も製品化されていたりするわけで。

「山陰」は山陰本線を行き来した国鉄時代の列車の代表格とは言い難く、仮に国鉄時代の山陰本線を新たな舞台にして製品群を展開するのなら、もっと代表的な列車を打ち上げ花火のように出し、その補強アイテムとして「山陰」を製品化しても良かったんじゃないかなと考えました。先に(まだ分かりませんけど)補強アイテムが出てしまったことで我々には「弱含み」という印象があるのかもしれませんね。少なくともオハフ45 100が「待望の新製品」と言えるとは…
  1. 2024/01/13(土) 21:16:08 |
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  3. しなのさかい #-
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パンチ力が弱いかな……

こんにちは。
今回の夜行鈍行「山陰」セットの発表ですが、これがもし先の20系寝台特急「さくら」に合わせて普通夜行「ながさき」を発売します!と発表したとしても、結果は今回の山陰と同じような反応だっただろうな……と考えてしまいました。
どちらにしても、メーカーから発信された情報がユーザーに対してメッセージ性というかパンチ力が弱いよな〜と感じています。
ここから客車の夜行鈍行シリーズ4部作『だけ』を企画していくのか、それとも大垣夜行とか中央東線の上諏訪行きのような電車の夜行鈍行も企画していくのか、メーカーの動きを見ていきたいと思います。

  1. 2024/01/14(日) 13:33:23 |
  2. URL |
  3. パークランナー #-
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大垣夜行は思い出がいっぱい

パークランナーさん

つばめ787さんへの返信でコメントしたとおり、オハフ45 100がユーザーの中で長年模型化を望まれていた車両であるかどうか、この微妙な点がパークランナーさんの御感想の原因かもしれませんね。例えばですが、長い間グリーンマックスのキットを組まないと入手できなかった旧型客車が含まれているとか、列車そのものには興味がなくともそんな無視できないような仕掛けが含まれていたら、見方は大きく異なっていたのかもしれません(蕨方面が模型化していたとしても)。
上諏訪夜行は既に製品化されているようなものですから、後は「大垣夜行」でしょうか。カトーは既にリニューアル後の165系を持っているのですから、多くの人が「青春18きっぷ」で東海道本線を行き来した思い出を持つ夜行列車の登場を待ってみましょうか。
  1. 2024/01/14(日) 19:47:13 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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あの頃の匂いを感じたい

こんばんは、しなのさかい様。
山陰について、いろんな意見があると思いますが、最近の混沌とした流れを見ると、私は良い兆しだと考えましたが、出す車輌や列車の関連性も欲しかったなと思っています。
私が鉄道模型を始めた頃は、お座敷運転が主流で個人的に家での楽しみだったように思います、それからレンタルレイアウトになり、ブックケースを持ち歩く形になっていることを考えると、単品で発売してブックケースに詰めて向かうことは、あまり効果がなく、編成単位で販売する方が今の形にそう気がしています。私は組み替えて遊ぶので、サボなどの印刷は不要ですけどね。
新たなシリーズに入るよりも、夜行急行を完結に導いて、関連性を持たせながら、18キッパーの想い出に入って欲しいと考えていました。
283系を発売が決まって、キハ85系の関連を持ってきた時は、少し嬉しくて予約しましたけどね、それと同じ感覚で、点と点を結ぶ形がポスターで読めたらと思います。
でも、ひとまず夜行鈍行の展開が、どのようになって行くのか、興味を持って見守りたくなったのは事実ですので、楽しみが増えたのはよかったです。ではまた、よろしくお願いいたします。
  1. 2024/01/14(日) 22:39:30 |
  2. URL |
  3. 紀勢線マニア #-
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異形式の面白さ

しなのさかいさま
本年もよろしくお願いいたします。

旧客(10系寝台)+12系なら急行津軽も
末期はそうでした。また、北海道では
(まりもかな?)10系寝台+14系座席車の
組合せも1982年の客車編成表を見ると
ありました。山陰地方等の鈍行関係なく、
異形式併結列車は面白くて好きですね。
KATOも旧客のネタはまだあるには
あるが、利益になるか予測がつきにくく
大変なんだと思っています。
旧客特に10系以外の座席車は
窓や扉等の形態差が激しく製品化が
難しいからと考えてます。
単品なら、蕨にはありますがオシ16や
オロハネ10等まだ出してない車両も
あります・・・
  1. 2024/01/15(月) 14:40:02 |
  2. URL |
  3. クハ111-1111 #-
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2024年、カトーの野望

ホビセン動画を見ての感想になりますが、「全国の普通列車をNゲージで再現」というカトーの野望(?)を応援したいなと思っています。当方がNゲージにて再現したいのは、今では見られなくなってしまった、あの頃の日常にありふれていた風景(実見したことがないものも含む)。ですから、特急列車ばかりでなく、その他の列車にも視野を広げてくれたのは、良い傾向だと思いますよ。カトーにおいては、時代設定が1980年以前と現行仕様のみに極端に偏り気味であり、国鉄・JR以外の普通列車を殆ど再現できていないことが課題でしょうか。

さて、今回の「山陰」から急行「ちどり」や「さんべ」など、「山陰本線」に接続する支線級の路線が元気だった風景は見えてこないかもですね。この点、ついトミックスと比べてしまうのですが、「まりも」は上手くやっているなという印象です。北海道型のキハ82やキハ56、キハ22などを並べられますからね。メーカー側もユーザーの反応が読めないのかもしれませんが、いつ梯子を外されるか知れず、疑心暗鬼ですわというご意見もごもっともなのですよね。今回も外部発の企画なのかな?なんて想像しております(あくまで想像ですよ)。それにしても、スハフ45のASSYが割高価格で大量に買われていくのは苦々しいですね。

前回のコメントにて頂きましたように、個人の欲しいものリストにピタッと企画を投じることも大事ですが、欲しいものリストにはなかったけれど、調べているうちにだんだん欲しくなって買ってみようかなと思わせることも大切なんですよね。

それから…大垣夜行(345M・347M)について、当鉄道ではトミックス製品にて再現済でして、昨年発売の新前橋のクハ165を組み替えて、153系セットに組み込んだという訳です。当時の大垣車や新快速にはクハだけが165系という編成がありました。「寝て待て」という格言もございますが、長いようで短い趣味人生ですから、選択可能な最善手を選んで楽しんでしまおうと考えたのでした。
  1. 2024/01/19(金) 12:55:11 |
  2. URL |
  3. 連接車 #zWzjaqjA
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夜行列車の時代、冒険の時代

紀勢線マニアさん


「青春18きっぷ」で鉄道旅行を実行することは現在も可能ですが、夜行列車が存在していた時代と比べると移動の自由度が大分低下したようですね。かつては、18きっぷだけでなく、北海道ワイド周遊券、東北ワイド周遊券、九州ワイド周遊券あたりを使うと夜行列車を駆使した車中泊の連泊が可能でしたから、これを実行するツワモノが現れると、帰ってきたときのそのハチャメチャな土産話に感動したものでした。正に「冒険」だったのです。

そんな18キッパーの思い出にシンクロするような展開が進むのならば、今から思えばうらやましい、鉄道だけによる移動、鉄道だけで「あんなところ」「こんなところ」に行けてしまった事実を上手く掘り返してもらいたいなと考える次第です。模型としての出来も必要ですが、新しいポスターからユーザー同士の思い出話などにつながれば、それはそれで好企画、ということなのでしょう。
さぁ、どうなるでしょうか。
  1. 2024/01/19(金) 23:14:03 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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合理的判断が生む美学

クハ111-1111さん


こちらこそ本年もよろしくお願いいたします。
カトーは、オシ16は製品化していないんですけど、オロハネ10は製品化していましたっけね(急行「大雪」)。オシ16はその用途・内容からも個性的で目立つ存在ですから、座席車のバリエーションを増やすよりもユーザーのこころに刺さると思うんですが。グリーンマックスのカタログで穴が開くほどオシ16の外観を頭にインプットしたものです。常磐線の急行「十和田」でやってくれないものでしょうかね。

“異形式混結”は時代の過渡期を表す姿でもありますし、苦肉の策と言いますか、冷徹な合理的判断が結果として美を生んでいるようでもあります。「北斗星」の中のスシ24にしても最初は「編成の中に485(489)系を入れちゃうのかよ」とシックリきませんでしたが、今となってはあそこだけ低屋根になっていることこそが大事だったりしますよね。211系5000番台と313系の混結にも同じようなことが言えるかも?
1両目から順番に編成を眺めていったときに起こる違和感はいつの時代も楽しめるものです。
  1. 2024/01/19(金) 23:32:01 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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ユーザーに後悔させてこそ好企画?

連接車さん


どもどもです。
仰るようにトミックスの「まりも」は、関連製品に囲まれた中でやってくる待望の(?)企画と見えていて、こういうやり方を少し前のカトーは得意としていたんだよなと唸ってしまいました。国鉄時代末期の北海道の風景へユーザーの関心を引き付ける策がすっかり完成の域に達していて(製品の品質は置いておいて)、このブログでかつて取り上げた根室本線の混合列車まで「できますよ」と言ってしまうところなんてもう犯罪レベルです。

「これをやるんだったら、去年のアレを買っておくべきだった」。ユーザーが思わずこう考えてしまう展開が、今、結果として求められているんでしょう。国鉄特急色のキハ183系なんていまさらだったけど、「まりも」が出るんだったら去年買っておけば良かった、っていう具合です。こうやってユーザーに後悔させながら、新製品に注目させることで商機をつくっていく。その時代の面的展開を図っていく責任のようなものを背負ってくれれば、我々の新製品発表への注目度も戻っていくことでしょう。

カトーも14系で「ニセコ」「利尻」や781系、711系、D51北海道形、セキ3000(石炭積載)などで、そのようなフィールドを敷き始めていたんですが、残念ながら途絶えてしまいました。トミックスが今やっていることはその続きなんですかね。
北見や釧路のC58は…やるんでしょうね、立石は。
  1. 2024/01/19(金) 23:55:51 |
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  3. しなのさかい #-
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