しなのさかいの駅前広場

ちゃんとした205系は本当にちゃんとしていたのだろうか。

八高線の押ボタン (カトー キハ30首都圏色)

こんばんは、しなのさかいです。

本日は、カトー「キハ35系首都圏色」各種が店頭に並びました。
当方の屋根裏部屋にもさっそく入線です。

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昔ながらのバラ売りですので、店頭でケースを手にとるお客の個性を観察することができます。
当方が購入したお店では、各車両が山盛りで用意されていましたが、店内をウロウロしている方々の手には、必ず4~6両くらいのキハ30たちが見受けられました。

どんな組み合わせでも、ある意味、正解でしょう。
当方は5両です。
内訳は、キハ30(M)、キハ30(T)、キハ35(T)、キハ36、キハ35900。
特別な編成を狙った訳ではありません。
なんとなく遊ぶために選んだらこうなった、そんなところでしょうか。
久しぶりに楽しく、気楽な買い物をした気分です。


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今回発売された各車両は、基本的に前面が強化された仕様。
首都圏色だけで活躍した時代には、ほとんどこのような改造がなされていましたから、これはこれで正解かもしれませんね。
ライトはブタ鼻形。メイクアップパーツの発売により変化が付けられる予定です。

ヘッドライトと区別された白い方向幕の灯りには、とても好感が持てます。
メイクアップパーツで八高線の表示を取り付けたいところです。

別パーツで付属するジャンパ栓は、まだ取り付けていませんので、あしからず。


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朱色の単色塗りですから、特に塗装の不具合もないようです。
一般色が発売された際には、いろいろと評判が飛び交いましたが、今回は大丈夫ではないでしょうか。
ドアゴムが良いアクセントとなっています。


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ちなみにカプラーは、カトーナックルカプラー。
スハネフ14と同じ、ロングタイプです。
クリック感は無く、サクッと連結します。
少々連結面が広がり気味かもしれません。EF66用のショートタイプと交換して支障が出るかどうか・・・。


R0012270.jpg

念のため、パカッとボディを外してみました。
こんなに低い位置に白色LEDが収納されています。
遮光ケースもなく、非常に軽い印象。


R0012271.jpg

ですから、導光プリズムもこのように長く光源までアプローチしています。
昔と比べると、とてもシンプルな構造ですね。


□    □    □


さてさて、今回のラインナップですが、先行した「一般色」の単なる塗り替えではありません。
まずひとつは、この車両が製品化されたこと。

R0012265.jpg

キハ35 900番台です。
コルゲートの模様が異端車のオーラを放っております。
この車両だけは前面強化がされていませんので、この顔を先頭に持ってくるのも楽しいですね。


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異端車ですから、側面も独特。
こういうの、好きです(笑)


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屋根上にも縦じまの模様が入っています。
この車両だけ、ベンチレーターは銀色。
考証にも凝っていることがうかがえます。


R0012279.jpg

おもしろい点をもうひとつ。
それはキハ30の幌無し側です。

カトー製の気動車は、幌の着脱が選択できない仕様ばかりでしたが、今回はこのように「幌無し用」の幌パーツが登場しました。
トミックスの幌は、下からの差込式であるため、貫通扉下の渡り板まで一体成形して差込強度を保っていますが、今回の幌はあくまでも幌だけで成形されています。
こうした割切り方で、よりディテールフルとなりました。


*   *   *


約10年前には、モデモからリリースされたキハ35系。
モデモ黎明期のモデルだっただけに、いろいろと惜しい点も見受けられました。
床下のネジ地獄とか(笑)
これよりもはるか前には、ブラス製のエンドウ製品がありますが、この製品、伝説の「トミックス・ブラスシリーズ」として再登場したことも、多くのモデラーの記憶に残る不思議な話です。
第2弾をあれほど期待しなかったシリーズは、後にも先にも無いでしょうね(笑)

そんな不遇な扱いを受けてきたNゲージのキハ35系ですが、2010年を前にしてとうとう決定版がリリースされた訳です。

今回のキハ35系、HG製品群でローカル気動車を展開するトミックスの仕事だったような気がします。
その一方で、この系列はあまり他系列との混結も無かったようですから、そうとも言い切れない気もします。
とにもかくにも、両社でアイテムが競合しないような、自然発生的な役割分担がユーザーにとって望まれるところですね。
このあとに、トミックス製のキハ30が出たとしても、もう買いたくありません(爆)


*   *   *


区名標記からして、やはり八高線を意識しているのでしょうか。
この車両には、八王子・高崎間で何度もお世話になりました。

R0012269.jpg

いつだったでしょうか。
3人のおばちゃんがワイワイしゃべりながら乗っておりまして。
降りる駅に近づいたので、3人は席を立ちました。
まもなく列車は駅に到着。
しかしドアは開きません。
あせる3人。よりいっそう騒がしくなります。
ほとんどパニック状態なので、私も含めたまわりの乗客は声もかけられず。

“そこのボタンを押すんだよ”

そんな思念は通じませんでした。
やがて列車はうごき出し・・・。
乗客たちは、しばらくの間、何も見なかったようなフリをし続けたのでした。

八高線。そして、キハ30。
ふと笑ってしまう、楽しい思い出です。


ではまた!





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  1. 2009/11/29(日) 00:00:17|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

とうとう首都圏色が出ましたか…
いいですね!

鉄を始めた頃はまだ相模線は首都圏色のキハ30がまだ走ってました。
京王相模原線が開業したかかしないかくらいだったかな?


『相模線電化』の話を聞いた時に『どっかから青い103系が回ってくる』なんて友達と勝手に話てましたが、結局205系500番代だったのでビックリしたのを思いだしました!


首都圏色を買ってまた西寒川にGo!かな?
  1. 2009/11/29(日) 03:32:01 |
  2. URL |
  3. もんち #8VFDsj1w
  4. [ 編集 ]

 インプレお疲れ様です。
 相対的に非電化時代の相模・川越・八高南線の雰囲気を思い出させてくれる
好製品かと思います。
 大宮駅12番線から川越線列車の発着していた事もありました

 側面窓下のサボ受けは、とてもリアルでにサボを差したくなります
 しかし、外吊り式ドアのHゴム表現を今少し張り出す感じにすると 今少しドアのHゴムが生きたかと思います。

 
 この首都圏色を見ていると当時まだ居た10系気動車が、欲しいですね!
私にとって入谷駅でとり残された因縁の車両ですが…
 
 
  1. 2009/11/29(日) 09:31:58 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

相模、八高線のヌシ?

インプレお疲れ様です。
北海道から引っ越して来て間も無い頃、相模線で初めて見たキハ30系のロングシートで切妻の通勤電車っぽい姿と外吊りドアに驚いた思い出が。
八高線はキハ30系で揃っていたと言う印象があるのですが、相模線はまだ10系と30系の凸凹編成があり、その10系もちょうど出始めた首都圏色との混合、混色編成が楽しめました。
  1. 2009/11/29(日) 13:00:04 |
  2. URL |
  3. 北の扇形庫から #Wd3nJgFU
  4. [ 編集 ]

川越線、八高線

いい味なキハ30系。
私もしなのさかいさんとまったく同じラインナップで入線です。これに、一般色とTomixキハ17系を連結して八高線、川越線が再現できます。
細部までよく表現されていて、たまりませんね。
実際も仕事で乗っていました。
午後4時ごろの学生の帰宅時間は、いつも車内は大騒ぎでした。
でも、真夏は、窓全開で話し声も聞こえません。
夜に長い停車になると、車内の蛍光灯めがけて虫の大群がやってきて、こりゃまた大騒ぎに。
外では、かえるの大合唱。
いい時代でした。
  1. 2009/11/29(日) 17:11:30 |
  2. URL |
  3. イケレク #-
  4. [ 編集 ]

思い出深いキハ30

皆様コメントありがとうございます。
これだけ思い出話が掘り起こされるキハも珍しいですね。やはり模型を囲みながらの思い出話は楽しいです。
こんな模型談義を模型店でやれればいいのですが、そんなお店も少なくなりました。

次はいよいよ「ゆうづる」でしょうか!
  1. 2009/11/29(日) 20:00:51 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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