しなのさかいの駅前広場

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115系1000番台長野色

こんばんは、しなのさかいです。

Nゲージ「長野まつり」のつづきとなります。
今度は、カトー「115系1000番台長野色」を見てみます。


R0014478.jpg

この車両、当方の超ストライクゾーンでして。
なんてったて、信濃境駅に停車する車両ですので(笑)
謹んでインプレッションを書かせていただきます。



まず最初に。
この製品、発売前にいろいろと物議を醸しだしました。

R0014489.jpg

そのきっかけとなった「新たなる仕様」。
シールドビーム、テールライト、タイフォン、ジャンパ栓受がこのように別パーツ化されました。
古い金型のまま、大型シールドビームのままでリリースされると思っていましたが、まさかこうして仕様改善がなされるとは…。
メーカーとしても、従来の「大型シールドビーム」に危機感を持っていた、ということでしょうか?


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1999年頃に発売された「115系1000番台横須賀色」と比較してみました。
今回の仕様改善でシールドビームがひと回り小さくなりました。
これでもまだデカいという批判があるようですが、当方としては許容範囲です。
よく見ると、タイフォンの形状も変更となっています。
おや、貫通扉下の渡り板の蝶番の表現も違いますね。
何気にいろいろと見直しが図られています。


R0014487.jpg

今度はトミックス製品と比較してみましょう。
左がトミックス、右がカトーです。
こうして見ると、シールドビームは、まだトミックス製品の方が小さいようです。
でも、その差はほとんど目立たなくなりました。


ところで。
当方にとっては、この仕様変更が「シールドビームの小型化」だけを狙ったものだとは思えませんでした。

R0014482.jpg

トミックス製品をこのような角度で見てみます。
前面にまわりこんだエメラルドグリーンにご注目。
帯がフニャフニャに歪んでいます。
まるでフリーハンドで筆塗したような(本当だったりして!)
当方は買っていませんが、マイクロエース製の115系300番台でも同じだったようです。
シールドビーム部が塗装の障害となり、このような醜いラインで塗装せざるを得なかったと思われます。
このトミックス製品は10年以上大切にしてきましたが、唯一この帯だけが不満でした。


R0014484.jpg

今回の製品では、塗装の際にシールドビーム部が邪魔をしなくなったようです。
このようにエメラルドグリーンの帯は、前面にかけても直線状に。
こうしてきれいな帯を見ると、仕様変更を決めた担当者氏は、このような配慮までを考えていたのではないかと思わざるを得ません。
ほぼ旧仕様のままとはいえ、当方はこの帯の塗装具合を見ただけで「買い」と判定しました。
そいえば、トミックスのキハ40系も同じようにシールドビーム等が別パーツ化されていましたっけ。
やはり、このような塗装工程での狙いがあってのことなのでしょうね。


R0014481.jpg

カトーらしくオデコ滑り止めが塗装されています。
信号炎管、列車無線アンテナ、ホイッスルカバーまで取付済み。
ベンチレーター等は屋根板と一体化のままですが、まあいいや、というところです。
不満なら、別パーツ化工事は容易にできますから。


R0014479.jpg

旧金型とはいえ、こうした細かいレタリングは金型には関係ありません。
ATS表記、区名表記、ドアの靴ヅリと運転席ドア下部の取っ手の銀色表現…。
通常、トミックス製品ではお目見えしない仕様です。
この点は、確実にトミックス製品に対してアドバンテージを持っていると言えます。


*     *     *


「古い金型でも、まだまだ利用していこうかと」。
先日の鉄道模型ショウでは、担当者氏からこのようなお話を聞くことができました。
今回の115系は、そんな発言を裏付けるかのような仕様だったような気がします。

小規模な改善をしつつ、他のメーカーがやらないようなレタリングで互角の勝負に持ち込もうとする戦略でしょうか?
こうした方針でリリースされる製品は、ユーザーの購買行動を大いに揺さぶることとなるでしょう。
E127系のような完全新規製品の「お供」のような形でリリースされれば、相乗効果もある訳で。
Nゲージメーカーのマーケティングを垣間見た、そんな気がします。


「地方を走る列車シリーズ」。
ポジティブな意味でユーザーを「えっ!」と思わせるキャッチコピーです。

R0014493.jpg

次は「新潟編」ですね。
乗り鉄にとっては、楽しくて仕方ありません。
短い動力ユニットを開発して、キハ100なんてやってくれないものでしょうか。


納得のいく仕様であり、納得のいく価格であること。
こうしたユーザーを裏切らない製品化が、成長を続ける鉄道模型業界にとっての、今後の生き残りの「鍵」となるような気がします。
一部のメーカーによる乱暴な製品化には、もう疲れ果ててしまいました。
そろそろ、どこかのメーカーが脱落しそうな気がします。
あくまでも「なんとなく」ですが。

ではまた!
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  1. 2010/08/02(月) 22:59:39|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

衝動買いの予感が・・・。危険です・・・。
  1. 2010/08/02(月) 23:12:14 |
  2. URL |
  3. 日本高速鉄道㈱ #E6kBkVdo
  4. [ 編集 ]

しなのさかい様115系長野色のレポありがとうございました
 ご指摘の通り 前面の細帯の塗り分けがかなり改善していますね!
 当方は 新潟色115系導入を予定しており仕上がりがとても楽しみにしています

 しかし最近 中央・上信越で活躍する車両のリリースが多いです
 間も無く開催される JAM辺りでどの様なサプライズが待っているか
興味深々です
  1. 2010/08/02(月) 23:19:36 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

長野まつり

日本高速鉄道さん

衝動買いしたばっかりでしょ!
どんどんやんなさい(笑)


線路際の住民さん

こんな感じでして、カトーは古い金型をうまく生かしています。
これなら新潟編も期待できそうですね。
黄緑帯の隠ぺい力、このあたりが塗装のポイントでしょうか。
  1. 2010/08/02(月) 23:56:25 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

随分と大胆に別パーツ化したように感じました。ヘッドライトやテールライトの別パーツ化は塗装工程に有効なのは分かりますが、ステップとジャンパー栓周りの隙間が気になります。
  1. 2010/08/03(火) 17:23:59 |
  2. URL |
  3. 北の扇形庫から #Wd3nJgFU
  4. [ 編集 ]

待ってました♪

隠密です。
この115系長野色、心待ちにしていました♪
隠密がNを始めた2年前、すでにトミックスの115系は入手不可でした。
でも、地元電車はぜひぜぜひ欲しいと思っていましたが、これが天下のKATOから出ちゃったんですから♪
ちなみに2セット配備しました(∩.∩)

見れば見るほど今のNはスゴイと感じる次第です。

しなのさかいさんはNが長いんですね。
とくかくお詳しい!
過去製品の知識、メーカーの動向など、まるで模型雑誌の記者のようです。

これからのレポート記事も楽しみにしております(^^)
  1. 2010/08/03(火) 20:22:14 |
  2. URL |
  3. 隠密 #oKzxZbq2
  4. [ 編集 ]

北の扇形庫から様

パーティライン、某掲示板では腹話術人形のようだと。
ここはぎりぎり許容範囲としています。
でも、C622がモナカ割で出てきたらきっと暴動が起こるでしょうね(大笑)


隠密さん

実は私も2箱(爆)
トミックス製品は1度だけ再生産したような記憶がありますが、
いずれにしろ現在は品薄ですね。
今回の製品で、のどの渇きは潤せたんではないでしょうか。
いろいろお褒めいただきありがとうございます。
だらだらと趣味を続けて、もう30年となってしまいました。
が、この趣味は年数が長いと言っているだけじゃダメですね。
隠密さんのように、いつまでも自分で思う存分楽しんでいる方が何よりも素晴らしいんだと思います!

私もコンテナターミナルをやりたくなってきました。
刺激を受けまくってますよ~!
  1. 2010/08/03(火) 23:19:16 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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