こんばんは、しなのさかいです。
三連休の最終日。
今日は午前中に市営プールという場所へ、家族に連行されました。
何十年ぶりです、市営プールって。
監視員の怖い視線を感じながら、3時間ほど滞在。
すっかりバテてしまいました。
さてさて。

マイクロエース「50系5000番台客車 快速『海峡』改良品」。
発売されるまでいろいろと悩みましたが、結局は購入を決断しました。
“改良”の最大のポイントは、オハフ50の妻面。
すでにノロッコ号などのオハフ50でも改善されていましたので、予想どおりその妻面が移植されたようです。
Hゴム窓の大きさや形がより実車に近くなったようです。
ホロも黒からグレーに。
細かい表記類があちこちに見られるようになりました。

号車札、靴ずり、ドアレール、扉の取っ手も着色されています。
「乗務員室」表記はポイントが高いですね。
こうした点は、トミックス製には絶対に見られません。

連結してしまうと見えなくなる、オハの妻面の表記も。

カラオケ車の窓ガラスにも「パーティールーム」という表記。
んー、ちょっとやり過ぎの感があります。

ボディだけでなく、足回りも。
一部の車両には、高速化に対応したTR217系の台車が実車と同様に履かされました。
カプラーは、加工なしでBMTNに換装できるようになりました。
2000年の夏。
マイクロエースの車両セットとしては、かなり黎明期にあたる製品として50系5000番台は発売されました。
思えば、この頃から同社の車種選定は独特でした。
しかしフタを開けてみれば、妻面の窓は妙な形で、しかも陥没しており…。
ネタとしては万歳三唱でしたが、製品としては必ずしも万歳とはならなかったのです。
そんな10年以上も前のフラストレーションが少しでも解消されるなら。
今回の購入の動機は、あくまでもそんな程度です。
台車から屋根まで突き抜けるビスなど、製品の構造はそのまま。
窓ガラスの固定には、あいかわらず溶剤系の接着剤。
今回のロットにも残念な部分がありますが、2000年ロットと比較すれば、まあ良しすべきでしょう。
時間があれば、少々手を加えてみたいところです。

トミックス製のED79に牽かせます。
ようやく機関車も客車もリニューアルされました。
この夏にはトミックスがノスタルジックビュートレインをリニューアル。
その中のオハフ50が完全新規品となるようです。
1980年代の北海道の車両を次々と製品化する同社ですから、ひょっとしたら5000番台も?
その時はその時で、トミックス製も購入してしまうかもしれません。
* * *
一本列島改正。
1988年は大騒ぎでした。
津軽海峡線には、受験の終わった翌年の1989年に乗車。

こんなパスポートを50系5000番台の車内でいただきました。
中央には「海峡」のマーク。
その当時、吉岡海底駅では、地上のカメラを操作しながら、そのライブ映像を巨大なスクリーンで見れるようになっていました。
そういえば、操作した数人は、津軽海峡の景色ではなく、民家にカメラを向けていましたっけ。
庭先の無防備なおじいさんが、数十人の観光客の餌食となっていました。

自動販売機も津軽海峡線ブームでした。
これは、その時に飲んだJR北海道の缶コーヒー。
こうしたJRコーヒー、今では見かけなくなりました。
深夜の帯広で見かけた「JR北海道コーラ」。誰かご存じないでしょうか?
数回は乗っていた50系5000番台ですが、なぜか写真はまともなものがなく…。

1994年8月、函館駅にて。
スーパー北斗15号に乗る前に撮影したんだと思います。

1997年2月、青森駅にて。
秋田内陸縦貫線と五能線を乗り継いだ帰り。「はくつる」に乗る前でした。
とにかく寒くて、ホームを駆け回る元気も無かったと記憶しています。
古葉監督のようなオハフ50となってしまいました。
こんな感じで、快速「海峡」は、当方にとって20代の思い出の列車です。
マイクロエース製を再び購入することには気が乗りませんでしたが、今回だけは「思い出アイテム」ということで。
ですからトミックス製も発売されたら、買ってしまうと思います。
だけど、ドラえもん海底列車だけは…ですね。
ではまた。
スポンサーサイト
- 2011/07/18(月) 18:26:59|
- 鉄道模型(車両)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:7
海峡レポートありがとうございました、基本的な構造を変えずに標記を充実させ 改良品としたのでしょうか。
そろそろ 50系の決定版が、欲しいですね
しかし 少し前であれば、瞬殺品も 最近 ゆっくり考えて買う事の出来る事ってイイですね!
本来のすがたなんでしょうけれど…
- 2011/07/18(月) 19:21:16 |
- URL |
- 線路際の住民 #-
- [ 編集 ]
50系。やはりトミックスのノスビューを注意深く見て行こうかと。ED75に赤い客車も似合いますから。
C11にも似合いますな、50系は。
機関車次第では、予期もしないメーカーから50系客車が製品化されるかも。
- 2011/07/18(月) 19:55:39 |
- URL |
- しなのさかい #-
- [ 編集 ]
レポート有難うございます。
何故今になって改良型出すのかな?という気もしますが、一番残念だった妻面が改良されたので一応良しとしますか。
台車も10系寝台時代からの彫りの甘いTR50流用から代わっていますし、カーペット車もシリンダ付きのTR217系になっていますからね。
実車には結局1度しか乗れませんでした。
- 2011/07/18(月) 20:47:11 |
- URL |
- #Wd3nJgFU
- [ 編集 ]
何故今?
そーなんです。何かにおびえるように改良品(笑)
青いメーカーから出る日は近いか…
でも、カラオケ車が出る確率は低いですね。
台車も良好。思えば初回ロットがちとひどすぎました(涙)
- 2011/07/18(月) 21:22:30 |
- URL |
- しなのさかい #-
- [ 編集 ]
前回の製品もそうでしたが、今回の製品も重大なエラーがあります。それはカーペットカーに改造されたオハ51型5000番代と、改造される前の同車が同じ編成に入っていると言う事なんです。僕はかれこれ、10回以上も快速海峡号を利用しました。ですが同車がカーペットカーに改造された時は、4輛共同時に改造されました。だから改造前と改造後の同車が同じ編成に連結されているのは、あり得ないんです。(>_<)
- 2011/07/18(月) 21:30:55 |
- URL |
- 岩崎友裕 #-
- [ 編集 ]
ご教授ありがとうございました。
オハ5136がセットに含まれているのがおかしいですかね。1988年中には5000番台への改造で見られなくなった、座席も51形そのままの車両でした。
- 2011/07/18(月) 21:49:56 |
- URL |
- しなのさかい #-
- [ 編集 ]
海峡、は○なす…マイクロエースを代表する製品です
改造前後の車両が入るなんて 担当者の意気込みを感じますね(笑)
青い会社も気になりますが、左を見たら緑色の会社の微笑みが、見えたりして…
- 2011/07/19(火) 07:35:14 |
- URL |
- 線路際の住民 #-
- [ 編集 ]