こんばんは、しなのさかいです。
おとといの日曜日は、千葉まで行ってきました。
小5の娘が、東関東吹奏楽コンクールに出場するためです。

新宿まで出たら、運よく「新宿さざなみ号」がいらっしゃいました。
ワンコインで千葉まで直行!
御茶ノ水駅手前のポイント通過、初めて体験しましたね。

会場は千葉県文化会館。
最寄駅は本千葉となります。
午前中だけのチケットですので、表彰式まで残る娘を残して、昼頃に会場を後にしました。

帰りはE217系のグリーン車で、一気に横浜へ。
途中、こんな景色を見ながら線路際の住民さんとメールの交信を行い、横浜界隈で合流。
午後のコーヒーを飲みながら、またもや深い話をしてしまいました。
今回の鉄道ブームも、やはり「ブーム」で終わりそうです。
ここにきてその終焉を、様々な場所で観察できるようになりました。
市場は拡大しているように見えて、そうではなかったのです…。
いろいろと考えてしまいましたねえ。
* * *
さーて。
木が乾燥しました。
木工用ボンドの水溶液が乾いたようです。
ですので、次に塗装を行います。

カチンカチンになったフォリッジクラスターをスプレーで着色します。
色は、タミヤのブリティッシュグリーンを選びました。
3ミリの棒は、そのまま幹になるので、アクリルガッシュを適当に調色して筆塗り。
この色には、グレインペイントを混ぜて、幹のザラツキ感を出しています。

ウッドランドシーニックスの樹木キットでも製作しました。
が、根本の突起が弱々しいので、3ミリの穴を開けて、同径の棒を差し込み。
やはり幹には着色を行いました。

慎重に位置を決めて、充電ドリルでボードに3ミリの穴を開けて、作った木を刺します。
一番手前には、ウッドランド社の木を植えてみました。
この際に注意すべき点は、とにかく垂直に植えること。
様々な運転会でもこのような景色を見ますが、斜めに傾いてしまっている杉の木が多いようです。
せっかくの苦労を無駄にしないためにも、垂直にこだわりたいところです。

いつもの展示スペースですが、上下方向にスケール感が出ました。
いかがでしょうか。
建物を置いて同じような感覚を出すよりは、こうした自然の景色の方が飽きません。
木の根元には、もう少しフォーリッジを盛り付けるなどして、より自然の情景となるようにします。

とりあえず、北の大地の車両で記念撮影。
やはり杉の木の下がスカスカなので、キャンパスの並木道みたいに見えてしまう…?
この秋のうちになんとかしようと思います。
野立て看板も欲しいですね。
いろんなアイデアが湧き出てきて、ちょっと贅沢な時間。
□ □ □
おっと、忘れていました。
コンクールの結果は、今回もゴールド金賞でした。
しかし、東日本大会には他の学校が進むそうです。
でも、よくやった、という感想ですね。
当方が中・高でTPをやっていたころは、この大会でさえ「雲の上の世界」だったのですから。
我が家の長い夏は、残暑できつい日曜日に、こうして終わったのでした。
ではまた。
スポンサーサイト
- 2011/09/13(火) 23:04:38|
- 鉄道模型(レイアウト)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:11
<<
相鉄都心へ |
ホーム |
EL&SLみなかみ号>>
日曜日は、面白く且つ深い話でした
一定の間隔なのか 鉄道ブーム到来ってあるんですね
このブームの後に残るのは…
本当に好きで自分なりのペースを崩さなかった人達かもしれません
中途半端な知識で 商売にした人には、厳しいかな~
防雪林を植えると 線路脇に質感が、出てきますね
木を作る…根気の入る作業です
飽きっぽい性格の私などには神業!
- 2011/09/14(水) 07:56:18 |
- URL |
- 線路際の住民 #-
- [ 編集 ]
こんばんは.久しぶりに投稿します.
鉄道ブームって,それほど重要ではないと思います.
その人その人が,すきなものを大切にすることに意義があるのかと...
かりにブームが過ぎたとしても,「鉄道を思う心」を一人でも持っていれば,朽ち果てることはないでしょう.
そう信じています.
最近,本屋で「始めよう!鉄道模型レイアウト」(成美堂出版)というDVD付きの本を見つけました.
DVDというのが魅力で,興味本位で購入.
早速拝見してみましたが,山や川の作り方,ウェザリングやパウダーのまき方など,レイアウト初心者の小生にとってたいへん勉強になることばかり.
動画ってイメージをつかむのにいい媒体です.
自分のつたないレイアウトと比較しながら,よかったところ,悪かったところ,次のステップをどうするかを自問自答を繰り返す今日このごろです.
さて,防雪林,かっこ良くし上がっています.
これから木を作ってみたいと思っていましたので,参考に致します.
先日,しなのさんのかっこいい川の製作を参考に,グレインペイントでそれらしきものを作ってみましたが,調子に乗って波の白をぬりすぎてしまい,大荒れの天気になってしまいました...
なかなか難しい...(笑)
コンクールお疲れ様でした.
だめ金でも金は金です.簡単にとれるものではないですよ.
またがんばればいいわけです.
かっこいいです.
というわけで,長々と失礼しました.
- 2011/09/14(水) 21:56:44 |
- URL |
- さぶりな工房 #e6H08sX6
- [ 編集 ]
東北本線野辺地駅構内に、たしか鉄道防風林があったような気がします。
まっすぐ伸びた杉に、真冬の季節風がどれだけ強いのかと想いを馳せてしまいました。
千葉文化会館は、11月に合唱の全国大会があり、先日、大阪の予選を通過して出場が決まったところです。
強豪ぞろいにどこまでイケるか。
- 2011/09/15(木) 18:18:13 |
- URL |
- イケレク #-
- [ 編集 ]
線路際の住民さん
もともと趣味としてとらえている私たちにとっては無風なのですが、私たち趣味人を相手にしたビジネスを興した人々は、かなりアゲインストな風が吹いているようです。
結局は、もともと趣味をやっていた人たちだけが、またマイペースで趣味を続けていくのでしょう。
そういうことですね。
- 2011/09/15(木) 22:05:35 |
- URL |
- しなのさかい #-
- [ 編集 ]
趣味人を相手にした「ビジネス」となると,きっときびしいでしょう.
鉄道模型を例にとってみても,一昔前に比べると,車両,建物,レイアウト用品,すべてにおいてその種類が豊富になり,本物志向で完成度が高い.
逆にものがあふれすぎて,欲しいものがすぐに手に入るという観念が加わると,ますます売れない.
はたまた,現代日本経済の伸び悩みに起因するフトコロの寒い生活,なかなか難しいです.
でも,歴史は繰り返す...
盛り上がりすぎたものは,一度しぼんで,またいつか再生します.
いま,ブームにのった親子に歳月が流れ,その子どもが再び鉄道に注目すれば,またビジネスチャンスがやってきますよ(なんて,そんな先の話かな?)..
- 2011/09/15(木) 22:18:46 |
- URL |
- さぶりな工房 #e6H08sX6
- [ 編集 ]
さぶりな工房さん
今回の「ブーム」は、これまでのブームのように“にわか鉄道ファン”が増えたというよりも、私たち趣味人を見て、うまくビジネスができると考えた方が増えた、そんな傾向が目立っていたように思います。
ですから仰せのとおり、私たちは何ら朽ちることなく、これまでどおりです。
ここにきて退場が目立つのは、事業者の方々ですね。
ここ4、5年間続いた「鉄道バブル」が、後年にどういうメリット、デメリットをもたらすか、まったく想像もつきませんが、事業資金をパーにして退場していく人たちを見て、何とも複雑な気持ちになります。
若年層の拡大を図るにしても、若年層のおこづかいと今の市場の商品の豊かさは釣り合っていませんし…。
ま、私たちはこれまでどおり、マイペースで行くのみですね。
急行ニセコが待っています(笑)
レイアウト製作、励んでおられるようです~。
水面の表現は、ホントに難しいです。
素材選び、そして試行錯誤の繰り返し。
ずーっと考えて、「よし、いまだ、やろう」と決断するまで。
当方はこの過程で数年かけてます(ホントに!)
今悩んでいるのは、田んぼの分割の仕方、です。
カーブ部の両サイドにどうやって田んぼを作るか。
意外と難しいんですね。
金賞は金賞。そうなんです。
この夏は、子どもたちのいい表情を見て楽しみました。
- 2011/09/15(木) 22:39:05 |
- URL |
- しなのさかい #-
- [ 編集 ]
イケレクさん
ありましたねー。野辺地に。
駅のスタンプにはばっちり防雪林が描かれていました。
確かにあの風景も入っていますよ、このレイアウトに。
千葉県文化会館は合唱もですか。
駅に近いし、なかなか良いホールでした。
隣の千葉城ではコスプレの人たちが出没しているとか。
娘はコンクールの日に「ナルトを見た」とか訳の分からないことを言っていましたが、先ほど報道で見てびっくりしました。
- 2011/09/15(木) 22:43:23 |
- URL |
- しなのさかい #-
- [ 編集 ]
娘さんのコンクールゴールド金賞おめでとうございます。
野辺地が日本での鉄道防雪林の発祥後ですが、北の大地でもおなじみの風景ですので、レイアウトにそんな風景が有るのは良いですね。
北海道では杉が無いのでアカマツ,カラマツ,トドマツ,エゾマツなどで特に成長が早いカラマツが多かったようです。
犬走りから防雪林までのスペースは熊笹が多いかな・・・?
- 2011/09/16(金) 22:34:24 |
- URL |
- 北の扇形庫から #Wd3nJgFU
- [ 編集 ]
北の扇形庫からさん
ですよねー。
植えてみてから、線路までの間はもう少し開けてみた方が良かったかなと思い始めていたところでした。
ただ、3列ある樹をさらに後ろに下げるスペースも無くて…
総合的に判断するしかなさそうです。
いずれにしろ、杉の木の根元は藪で隠すつもりです。
- 2011/09/16(金) 22:44:34 |
- URL |
- しなのさかい #-
- [ 編集 ]
こんばんは。さぶりな工房です。
実は,鉄道模型を20年以上封印していたものを昨年から復活させた「にわか鉄道ファン」の一人でして,鉄道「ブーム」の裏側について,小生自身全く理解しておりませんでした。失礼しました。
十年一昔ですから,しこたまお小遣いをためて模型店に通って,限りある財源からお目当てのものを購入するという,こども鉄道ごころをもったまま,時が長い間止まりました。
今は規制緩和? 商品も増えたし,リアリティも格段に向上しているし,この1年でかなり爆発しました。
事業者側の退場について,しなのさんのレポートを拝読して理解しました。
退場して行く人は少なくなく,確かに複雑な気持ちになります。
しかし,だから本物が残る,と私は確信します。
鉄道を愛する真の事業者,本物のビジネスマンには,ぜひ頑張っていただきたいです。
なぜなら,私のような若輩者に再び火をつけてくれたのですから。(笑)
レイアウトは難しい。田んぼも同じです。
小生のような初心者は勝手が分からず,トミーテックの情景コレクションの「水田」を購入し,適当な大きさにカットして貼付けましたが,この情景コレクションは「紙」でできていて,ベースの色も安っぽい。この選択は失敗でした。
ポポンデッタでオリジナルのウネが売られていました。(TOMIXの発砲ボードに確かウネが付属していたと思いますが,最近店頭で見ないんです)
それから,畑と違って地面より低く設定,すなわち,一掃掘り下げて作製することが大切であることを知りました。
トラクターとかの小物が通行できる道路を電車本線の間にひいてみるとか,農耕具を保管する小さな倉庫なんてものをおいてみるのはいかがでしょうか?
ストラクチャーもたくさん配置するとうるさくなりますが,1つ2つはアクセントになりますし。
ではでは。
また長くなりました。失礼しました。
- 2011/09/19(月) 00:39:19 |
- URL |
- さぶりな工房 #e6H08sX6
- [ 編集 ]
さぶりな工房さん
ブームが過ぎて、ホンモノが残る。
確かに、そんな傾向が見えてきました。
当方の職場のすぐ近くにある書店では、鉄道関係の書籍が充実していますが、どれを見てもこれまでの内容の焼き直し。
「ムック本」と呼ばれる書籍に多いでしょうか、このような傾向。
しかも、大きいサイズの誌面、多くのページを使いながらも、大きいサイズの文字と大きな写真。
余白が目立って仕方がありません。
まさに、発信する情報量と書籍の体裁がアンバランスなのです。
出版に至る過程が、やや乱暴と言いましょうか。
ペラペラめくっていて、そんな事情を勝手に想像しています。
田んぼの情景は、もうしばらく悩んでみます。
ジオコレの田んぼは、ベースの色が水色ですからね。
水=水色というのは…
結局は自分で素材を探すしかなさそうです。
- 2011/09/19(月) 10:50:49 |
- URL |
- しなのさかい #-
- [ 編集 ]
- トラックバック URL
- http://sinanosakai.blog100.fc2.com/tb.php/889-4d2d875f
- この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)